スコアが良くなってくると、なぜかパターが下手になってしまう…そんな経験、ありませんか?初心者の頃はサクサク入っていたのに、いつの間にかパターのミスが精神的な負担になり、ゴルフをやめたくなる瞬間もありますよね。
そこで、少しでも助けになればと思い、おすすめのパターグリップを紹介します。パターを頻繁に買い替えるのは現実的ではありませんが、グリップの交換なら手軽にできる方法です。安いものであれば、1500円から4000円程度で交換できるので、試してみる価値は十分あります。
すぐに効果が出るとは限りませんが、グリップを変えるだけで気分がリフレッシュし、ストロークやリズムが変わることもあります。もちろん、グリップを替えたからといって、すぐに入るようになるわけではありませんが、フィーリングが変わることで状況が好転することもあるかもしれません。
パター地獄から抜け出すきっかけになれば幸いです。さあ、新しいグリップで再スタートを切りましょう!
目次
1.パターグリップの重要性について
パターグリップは、ゴルフスイングの中で非常に重要な要素です。
特にパターにおいては、握り具合やフィーリングがストロークに大きく影響します。プロの選択を参考にすることで、自分に合ったグリップを見つける手助けになるでしょう。今回は、プロが愛用する人気のパターグリップをランキング形式でご紹介します。
自分に合ったパターグリップに交換するメリットは多いです。
- 自分にあったグリップを選ぶことでカップインする率がアップする
- パッティングに自信が持てる
- パターの安定性が向上する
- ボールの感覚が感覚ではなく理解できる
ボールを芯で打てる確率が大幅にアップする為に自分にあったグリップを選んでいきましょう。
2.ランキングの選定基準
このランキングは、プロゴルファーの使用実績や評価、特長を基に作成しました。人気の理由や実際の使用感を考慮し、選ばれたグリップはどれも信頼性が高いものばかりです。
5位| ラムキン|フラットキャットソリューション スタンダード
使用しているプロ:ジャスティン・ローズ
画像出典:Amazon
公式サイト:http://www.lamkin.jp/flat-cat.html
重量:68g±3g
内径:58
カラー:グリーン/ホワイト
参考価格:¥3000
個人的に感じた使用感
ジャスティン・ローズが使用していることで有名なグリップです。名前の通りフラットな形状で、ターゲットに対してまっすぐ構えやすくなるということでプロの間でも使用する人が増えています。太さが4種類ありますがスタンダードがおすすめ。
こんな人にフラットキャットソリューションはおすすめ
・しっかりとした心地よい手触りのグリップを求めている人
・ターゲットに対してまっすぐ構えたい人
・重めのヘッドが効く軽量のグリップが欲しい人
・方向の安定性を一番に求める人
4位| ローズマークグリップ|ソーン1.52
使用しているプロ:リディア・コ
画像出典:Amazon
公式サイト:https://www.jypers.com/item/225701800001.html
重量:68g±3g
横幅:約29.1mm
長さ :約267mm
内径:57
カラー:トリコロール/レッド/ブルー/ブラック
参考価格:¥4180
個人的に感じた使用感
六角形が特徴 注目のパターグリップ ローズマークグリップでフィット感があります。リディア・コなどが使用し、アメリカツアーで人気沸騰中のグリップです。
こんな人にソーン1.52はおすすめ
・しっかりとしたフィット感が欲しい人
・新しいものを試したい人
・グリップを強く握ってしまいがちな人
・ショートパットからロングパットまでストロークを安定させたい人
3位| スーパーストローク|ピストルGTRツアー
使用しているプロ:ジョイソン・ダフナー
画像出典:Amazon
公式サイト:https://www.fawick.co.jp/gp/products/p_snsr/
重量:65.0±5g
横幅:約25mm
長さ :約267mm
内径:58
カラー:ホワイト/レッド/ブラック
参考価格:¥3800
個人的に感じた使用感
ノーテーパー型の代名詞、スーパーストロークがクラシカルなピストル形状をベースにした、次世代のピストル型グリップです。太さは3種類ありますが、私のおすすめはピストルGTRで一番細めのツアーです。
こんな人にピストルGTRツアーはおすすめ
・スーパーストロークを使いたいがノーテーパー型が嫌だった人
・細目で繊細なタッチで打ちたい人
・ヒールトゥバランス型のパターヘッドを使っている人
・右手を使いすぎる人
2位|ゴルフプライド|ツアーセンサーストレート
使用しているプロ:永井延宏
※これは①のノンテーパー型でほぼ同等の性能です。
画像出典:Amazon
公式サイト:https://www.fawick.co.jp/gp/products/p_snsr/
コアサイズ:58R
標準重量:124g
参考価格:¥2,992
こんな人にツアーセンサーストレートはおすすめ
・ソフトな気持ちいいフィーリングでパターしたい人
・どちらかいうとマレット型のパターヘッドを使っている人
・ストロークを安定させたい人
・右手を使いすぎてしまう人
・ピストル型よりノーテーパー型が好きな人
1位|ゴルフプライド|ツアーセンサーコンツアー
75%以上のツアープレーヤーに好まれているクラシックなピストル・タイプを進化させた形のグリップです。
画像出典:Amazon
公式サイト:https://www.fawick.co.jp/gp/products/p_snsr/
コアサイズ:58R
標準重量:90g
参考価格:¥2,992
個人的に感じた使用感
非常にソフトで吸い付くような感触で、繊細なタッチも出せて、ストロークが安定します。このグリップに変えて5mぐらいのパットがけっこう入るようになりましたので、私も次に交換するときはこのグリップを第一候補に考えています。
こんな人にツアーセンサーコンツアーがおすすめ
・ソフトな気持ちいいフィーリングでパターしたい人
・どちらかいうとマレット型のパターヘッドを使っている人
・ストロークを安定させたい人
・従来のピストル型グリップが好きな人
3.自分に合ったパターグリップの選び方
おすすめのパターグリップをご紹介する前に、まずグリップの選び方の基本を覚えましょう。
① ストロークタイプによる選び方
打ち方 | グリップの形状 |
まっすぐ引いてまっすぐ打つ人 | 太めのグリップ・重量軽めのグリップ |
フェースの開閉をしながら打つ人 | 細めのグリップ・重量重めのグリップ |
② パターヘッド形状のよる選び方
ヘッド形状 | グリップの形状 |
マレット、ネオマレットなど大型ヘッドのフェースバランスパター | 太めのグリップ |
ヒールトゥバランス(ピン)型やL字型パター | 細めグリップ |
③本人の好みで選ぶ形状・材質
グリップの形状
グリップの形状 | 特徴 |
テーパー型(ピストル型) | 一般的なヘッドに向かって徐々に細くなっているグリップ |
ノーテーパー型 | スーパーストロークに代表される太さが一定のグリップ |
グリップの材質
グリップの材質 | 特徴 |
ゴム製 | 昔からある素材。汗に弱いので長く使っていくとひび割れボロボロになっていきます。価格も安く寿命は使わなくとも約1年程度。 |
ゴム製でコード入り | ラバー素材の中にタコ糸を組み込み感触を硬くしたものです。手に対しての摩擦 |
エラストマー樹脂 | 主流になりつつある新しい素材のエラストマー。ゴム製より耐久性があり寿命も長い。 |
ここは自分の好みで選べばいいと思います。
4.パターグリップの選択がもたらすゴルフ上達の秘訣
実はパット数は全ストロークの40%程度をしめています。
100ぐらいで回る人はパット数約40
90ぐらいで回る人はパット数約36
80を切るレベルの人はパット数約30パット
上達すればするほどパット数がスコアに大きく影響することになります。
プロがよく「パットイズマネー」と言われるのはこういう理由からで、1打2打を争うトーナメントではパットが入らないとプロの世界では生きていけないほど。
もちろんアマチュアはそこまでシビアではないですが、パット次第で100を切れる、切れない、90を切れる、切れないという結果になるので、やはりパターが大事なのは変わりません。
まとめ
パットはゴルファーにとって永遠の悩みになる難しいものだと長年ゴルフをやってきて感じます。これまで一番クラブやグリップを替えてきたのも、ドライバーとこのパターです。春のトップシーズンに向けて、パターグリップを交換して、気分一新ゴルフを楽しみましょう。
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