グリーンから2打でカップインを目指す!自分に最適なグリーン周りクラブ選択の考え方

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ゴルフクラブ

一般のアマチュアゴルファーはグリーン周りからはサンドウェッジしか使わないという方も少なくありません。プロゴルファーの方がサンドウェッジを使うので、気持ちは痛いほどわかるのですが、アマチュアゴルファーの場合はウェッジ一択だけだとスコアがアップしない原因になっているんです。

今回は、サンドウェッジ以外でおすすめなグリーン周りでのクラブ選択についてまとめました。スコアを大きく左右するグリーン周りのアプローチ。スコアアップのためにはクラブ選択選択を正しく理解しているだけで大きく変わります。

グリーン周りから3打、できれば2打でカップインできれば、スコアは大きくアップしますよ!

1.グリーン周りはサンドウェッジ一択が不正解である理由

多くの初心者や初級者を見ていて感じるのは、「グリーン周りは迷わずサンドウェッジ」を選んでいる方も少なくありません、理由は特になかったりします。グリーン周り=サンドウェッジというほど迷いなく考えている方も意外に多いです。

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もちろんそれも悪くないのですが、一度ぐらいは距離やグリーンの状況を考慮して適切なクラブを選択してみてはいかがでしょう。

プロゴルファーのほとんどはグリーン周りをサンドウェッジ一本で攻略していきます。それは、いろんな状況から様々な球を打てるのプロの技術があるからこそできる神業であって僕達のようなアマチュアゴルファーにとっては至難の業となってしまうのです。なのでグリーン周りは迷わずサンドウェッジ一択ではなく状況にあった適切なクラブを見極めていくのが正解です。

グリーン周りは、花道やカラー/ラフも浅い深い/薄い芝/バンカー越え/ベアグラウンドなどいろいろなライがあります。サンドウェッジは本来、中途半端な距離感を出すことやライによってはきれいに打つのが難しいクラブです。サンドウェッジにはバンスというものがあってこれが上手く使えないと狙った場所へボールを落とすことは難易度が高いです。

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普段からサウンドウェッジをかなり意識して練習をして経験を積んでいないとライが多いグリーン周りをサンドウェッジだけで対応しようとするのはかなり難しいのです。

2.グリーン周りで選択すべきおすすめのクラブ5選

初心者はじめアベレージゴルファーにおすすめするグリーン周りのクラブ選択について紹介します。

花道や薄いラフからハザードがない場面|リーディングエッジ

この状況はラウンドの中で一番多いと思われますが、リーディングエッジを上手にボールの下へ入れられない人は、ボールが浮いている深いラフよりも浅めのラフや花道のほうが実は難しいです。こんなライでボールからピンまでにハザードが何もない場合は、SWで上げるアプローチは必要ありません。ピッチングウエッジや9番アイアンなどでパターのイメージで転がすことをおすすめします。場合によってはパターでもいいです。そのほうが絶対大けがをしません。

薄い芝やライが悪い場面|UTorFW

冬時期に多い薄い芝やベアグラウンドなどのライが悪い場合は、SWは絶対使ってはいけません。ザックリして大いにがっくりするのがオチです。こんな状況で私がおすすめするのは、ユーティリティやフェアウェイウッドです。え?アプローチにUTやFW?と思われる人も多いかもしれませんが、騙されたと思って一度やってみてください。ソールが滑ってくれるのでザックリはしませんし、良く転がるのでグリーンオンの確率は間違いなく高まります。一つ注意することは、UTもFWも出球が強くなるので想像以上に転がります。前もって距離感の練習は必要です。

ピンまで距離がある場合|7番or8番アイアン

ピンが奥にあるなど、距離にして20Y~30Y程度あるときは、7番や8番アイアンでの転がしをおすすめします。
これもパターを打つイメージで転がしていくと思った以上にピンに寄ることがあります。

3.グリーン周りでサンドウェッジを使う時

では、グリーン周りでサンドウェッジを使うときはどんな場面なのかを具体的に解説しておきます。

サンドウェッジを使うのは深いラフおよびバンカーや池越えなどどうしてもハザードを越えなければいけない場面だけです。先ほどSW以外のクラブ選択を紹介しました。ただ、どうしても何ホールかはボールからグリーンおよびピンまでの間に池やバンカーが存在する場合があります。また深いラフにつかまる場面もあるでしょう。
こんな時はさすがにボールを上げないといけないのでSWを使わざるを得ません。ここは意を決してボールを上げるしかありません。

皆さんも経験あると思いますが、得てしてこういうときに限ってリキんだり、インパクトで緩んでしまって、ダフってバンカーや池に入れてしまいます。こんな状況の時はピンに寄せようなんて思わずに、ピンをオーバーするぐらい(グリーン奥に乗ればOKぐらいの気持ちで)しっかりSWを振ることを意識してください。

さらに言ってしまうと、サンドウェッジを使ったロブショットは相当練習しないと本番では使えないことが多いです。

テレビ中継のプロの影響で、ピンが近い場合や先ほどのハザード越えのときに、SWのフェースを開いてロブショットをしたくなる気持ちは痛いほど分かります。かっこいいですからね。でもロブはかなり練習しないとできませんし、距離感をつかむのは非常に難しいので練習でできたとしても本番で成功させるのはかなり確率が低くリスキーな技です。さまざまなライへの適応も必要ですので練習場のマットの上だけの練習では習得できません。気持ちは分かりますが、上級者になるまでは本番では止めといたほうが無難です。

まとめ

グリーン周りから3打、できれば2打でカップインできれば、スコアは大きくアップします。それだけグリーン周り(ショートゲームと言います)はスコアメイクに重要な部分です。いつもSWを使ってザックリ、トップでグリーンを行ったり来たりしてスコアを乱すのが初心者からアベレージのアマチュアです。そんな人にはぜひこの記事を参考にして次のラウンドで一度、別のクラブを試してみてほしいです。きっといい結果になります。

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