ゴルフのライ角って何？
ゴルフクラブを買ったまま何も変えないまま使う方も多いと思います。
ライ角を絶対に変えなくてもいいのですが、ライ角調節はメリットしかないので、この記事でその理由を詳しく解説したいと思います。
体型やスイングに合っていないライ角のクラブで打つとボールはどのように飛ぶのか？
ライ角があっていないと、クラブが地面に対して正しく配置されていないことでボールの軌道や弾道が伸びす、トップ、フック、スライスが発生しやすくなってしまいます。
今回は、ライ角とはの基本知識から、料金、どこでできるのか？などライ角の疑問を解説していきます。
まずはアイアン1本だけでもライ角調整をしようかな？と思っていただけたらすごく嬉しいです。
目次
1.ライ角とは
ゴルフのクラブのライ角（Lie Angle）は、クラブのシャフトと地面との角度を言います。
正確には、クラブのヘッドが水平であるときのシャフトと地面との角度です。
ライ角は、ゴルファーの身長や姿勢によって異なるため、個々のゴルファーに合わせて調整されます。
ライ角が適切であれば、クラブが適切な位置にあるため、ボールが正確な方向に向かう確率が高まります。
ライ角があっていない場合
ライ角が、自分の体格とスイングに対して正確でないと、クラブが地面に対して正しく配置されず、ボールの方向性に悪影響を与える可能性があるのです。
ライ角が合わない場合、クラブが地面に対して傾いた状態でアドレスされ、スイングの際にボールの方向性に影響が出る可能性があります。
ライ角があっている場合
具体的には、ライ角が合っている場合、クラブヘッドが地面に対して水平になるようにセットされ、ゴルファーが正しいポジションでアドレスできるようになります。
2.ライ角調整を行える場所を紹介
ライ角の調整は、ゴルフクラブの試打の時に提案されます。
ライ角調整の方法は、ゴルファーの身体的特徴やスイングの特性に基づいて、最適なライ角を見つけ出し、必要に応じて調整をしてくれます。
ライ角調整をしたいと思った時は次項の場所ですることができますよ。場所によってはサービスを行なっていないところもあるので確認をしてくださいね。
ゴルフクラブショップ
ほとんどのゴルフクラブショップでは専門のクラブフィッターが在籍しているのでライ角角調整を提案、提供してくれます。
ゴルファーのスイングや身体的特徴に合わせてクラブと調節してくます。
ゴルフスクール
一部のゴルフスクールではゴルフ指導のプロがクラブフィッティングを見てくれます。
ライ角を含むシャフトやクラブの長さも含めてトータル的なクラブフィッティングを期待することができます。
ゴルフ練習場
一部のゴルフ練習場にクラブフィッティングの設備を備えているところがあります。練習場なので実際ボールを打ちながらクラブを調節できるのが大きなメリットです。
ゴルフクラブメーカーの直営店
一部の大手ゴルフクラブメーカーは独自のクラブフィッティングノウハウをもち、ライ角調整をしてくれます。
メーカーの最新のクラブを試打できたり、最新の技術を同時に学ぶことができます。
ライ角調整は基本有料です
普通は、ライ角調整は無料ではありません。専門の機材と技術が必要になるので無料で提供されていたらラッキーだと思ってください。
大体ですが1本のライ角調整が500円〜900円ぐらいだと思ってください。
一部のゴルフショップではクラブを購入すればフィッティングが無料でサービスという場所もあります。
3.ライ角調整が自分ではできない理由
ライ角調整は人ぞれぞれ同じではないので、専門のクラブフィッターに相談するのがおすすめです。
自分自身でクラブのヘッドを曲げてライ角調整するには無理があります。
専門的な機材が必要
ライ角と正確に調節するには、専門の機材や工具が必要です。
クラブのソールが地面に対して正確に並行になるように調節するのは人力では不可能で、専門のライ角調整マシンが必要です。
正確な計測が必要
ライ角と適切に調節するには、ゴルフクラブの正確なライ角を計測できる知識と経験が必要なので素人には不可能です。
ゴルフクラブの構造理解が必要
ライ角調整は、ゴルフクラブの構造、素材に関する理解が必要です。ヘッド、シャフト、フリップなどがライ角に影響を与えてくるので、正確に把握しながらの調整が出来なくてはなりません。
スイングの変化に対応
ライかくの調整の結果、ゴルファーのスイングが向上することが求められます。
ゴルファーのスイングの特徴やフェースの動きに基づいて最適なライ角提案が出来なくてはなりません。
3.特にライ角調整が必要な重要度ランキング
ライ角調整が必要なクラブはどれでしょうか？
ライ角調整が特に重要とされるクラブをランキング形式で紹介します。
アイアン
ライ角調整が最も必要なクラブはアイアンです。
アイアンはフェアウェイからの長いアプローチやセカンドショットに使用されるので、最も正確性を求められるクラブです。
ライ角調整をすることで、スイング面が変わりやすく、ボールの方向性や飛距離に影響が分かりやすく現れます。
ウェッジ
ウェッジはウェアフェイからの、短いアプローチやバンカーショット、チップショットに使用されるクラブです。
特に近距離のショットでは正確な方向性と高いコントロールが求められるのでライ角調整が必要です。
ピッチングウェッジ
ピッチングウェッジは、中距離のアプローチやフルショットに使用され、正確なショットが求められますライ角がプレーヤーにあったものであることがかなり重要です。
サンドウェッジ
サンドウェッジはバンカーショットの砂地からショットに使用され、高い精度が求められます。砂地で正確なバンカーショットにライ角は影響します。
ライ角が適切であることでパフォーマンスが向上します。
ドライバーやフェアウェイウッドなどの長射クラブに対しても一部のゴルファーはライ角調整をする場合もありますが、これは好みやスイング方法によりますので必ずしなくてもいいと思います。
4.プロゴルファーがライ角調整で行なっている条件
アマチュアとは違ってプロゴルファーのライ角調整は重要度のレベルが違います。
ライ角調整は絶対条件というか、呼吸をするようにするのが当たり前です。するか？なんぞ、そこにまったくの疑問を抱かないぐらい当たり前のプロセスです。
アマチュアゴルファーはやる人やらない人もいますが、ライ角調整をする上でプロが必ず行っている条件は、動的なフィッティングです。
実際にクラブを使ってショットを必ず打ち、その結果を基に調節を行なっていくのがプロフォルファーのライ角調整です。
この時ライ角だけでなく、クラブの長さとシャフトの硬さも一緒に調整を施していきます。
スコアに影響を与えることを深く理解しているので、、長打のドライバーやショートゲームにおいても最適なクラブセッティングをし全てのクラブが調節されています。
まとめ
ライ角調整はクラブセッティングの一部です。
ライ角調整をすると次はシャフトの硬さは？グリップのサイズは？とどんどん気になってきてしまいます。これを全体的にクラブセッティングと言います。
ライ角調整の重要性を理解したら次はクラブセッティングの記事をぜひ読んでみてください。さらにスコアを向上させるヒントになりますよ。
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