【120以上〜80切りレベル別】ゴルフ上達のためのアイアン練習方法

iron practice

ゴルフクラブ

アイアンショットはスコアメイクの要です。ティーショットがうまくいっても、その後のアイアンショットが不安定ではスコアをまとめることはできません。
アイアンの技術を磨くことで、グリーンに乗せる回数が増え、パット数を減らせるため、大幅なスコアアップが期待できます。この記事では、レベル別に最適な練習法を解説しますので、効率よく上達を目指しましょう。

1.ゴルフのレベル別アイアン練習方法

では本題のレベル別のアイアン練習法について私の経験も踏まえて解説していきます。平均スコア数でアイアンでのポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

  • 120以上たたく
  • 110~120ぐらい
  • 100切り目指す方
  • 90切りしたい方
  • 80切りの上級者になるために

【120以上】初心者向けアイアン練習法

初心者の方にとって最も重要なのは、クラブフェースでボールをしっかり捉える感覚を身につけることです。ここをクリアすれば、スコアが安定し、練習がさらに楽しくなります。

目標:ボールを確実に打つ基本技術を習得する

グリップ素材

ここでも120以上たたく方とは、次項の様なことがある方を指しています。

  • まともにボールに当たらない
  • スライスやフックの出る原因もわからない
  • 右にばかりボールが行く
  • ダフリ、トップばかり

練習方法

まずはボールを当てる確率を上げることに専念していきましょう。そしてこのレベルの人のアイアン練習法は次項をおすすめします。

  • 短いスイングで正確性を高める
    ハーフスイングを繰り返すことで、ボールに当たる感覚が養えます。正確に打てるようになると、フルスイングでも安心感が増します。
  • リズムを整える素振り
    安定したスイングリズムを作ることで、毎回同じ動きができるようになります。結果的に、コースでも落ち着いてプレーできるようになります。

ショートアイアン(7番や9番)は扱いやすく、正しいスイングフォームを身につける練習に最適です。

【110~120】アイアン練習法

パターグリップ

目標:距離感と方向性を安定させる

110〜120ぐらいの方は、次項の様なことがある方を指しています。

  • ある程度当たるようになてきた
  • ダフリ、トップはなくならない
  • 右にも左も行って方向、距離がまったく定まらない
  • グリーン周りで行ったり来たり

といった感じでしょうか。スコアは120以内だけれどまだまだ経験が必要です。次項のポイントを意識してアイアンに挑戦してみてください。

練習方法

  • ターゲットを設定した練習
    ピンやターゲットに向けて打つことで、方向性を磨けます。的中率が上がることで、コースでも大きなミスを防げるようになります。

  • 異なるライでのショット練習
    ラフや傾斜地など、様々な状況を想定して練習すると、実際のコースで慌てることが少なくなります。

ターゲットマーカーを使うことで、具体的な目標を設定しやすく、練習の精度が高まります。

【100切り】中級者向けアイアン練習法

この段階では、「どれくらいの距離をどのクラブで打てるか」を把握することが重要です。安定したショットが増えれば、ラウンド全体の戦略性が向上します。

ヘッドスピード40

100切りがいよいよ見えてきた!というこのあたりが一般アマのボリュームゾーンと思います。

  • ショットやアプローチの引き出しが少ない
  • ある程度打てるがいい悪いがはっきりしている
  • まだまだ番手毎の距離の打ち分けができない
  • どこかで大けがをして8や10など大たたきをしてしまう
  • グリーン周りもまだまだ

という感じかと思います。このレベルになるとムラはあるにせよある程度ショットは打てていますので次項のポイントでアイアンの練習に挑んでみてください。

  • ミドルアイアンも練習に加える
  • フルショットの練習で自分の番手毎の飛距離を把握する(キャリーでの距離)
  • アプローチやウエッジの練習を増やす
  • バンカーの練習を増やす(練習場にない場合はコースで機会を見つけてやる)

このレベルになると、練習ドリルだけでなくコースメネジメントも考える必要も出てきます。いろんなコースに行って、様々なシチュエーションでのショットを覚えることも同時に大切な時期と考えます。

【90切り】上級者向けアイアン練習法

この段階では、スピンを効かせたショットや、風を考慮したショットなど、状況に応じた対応力が求められます。これができると、さらにスコアを削れるようになります。

グリップ交換メリットデメリット

目標:精度とショットバリエーションの向上

90切りを目指すレベルまで来ると、アイアンの精度もかなり上がってきていてパーオン率も最低2割ぐらいはあると思います。またショートゲームも上達していて大きなミスも減っているでしょう。この辺りになるとアイアンプレーがよりスコアを左右してくると思います。

  • 同じ番手で距離を打ち分ける練習(グリップを短く持つとかフェースの開き具合で調整するなど)
  • ショートアイアンの精度をさらに上げる(100Y以内は確実に乗せたい)
  • ラフからの打ち方をマスターする
  • ライン出しショットをマスターしたい
  • アプローチの引き出しを増やす(上げたり、転がしたり)
  • バンカーの精度を上げたい
  • 様々なライによる打ち方をマスターしたい(つま先上がりや左足下がりなど)
  • インテンショナルショット(スタイミーになったときのため意識的に曲げる練習も積極的にやる

練習方法

  • スピンを意識したショット練習
    スピン量をコントロールできるようになると、グリーン上でボールを止める精度が上がります。これにより、寄せワンの確率が高まります。

  • 風を考慮したショット練習
    低い弾道でのショットは、風が強い日やトラブルショットからの脱出時に非常に役立ちます。

フォームが崩れるとスコアに直結します。定期的に自分のスイングを動画で確認し、細かい修正を行いましょう。

【80切り】トップレベルを目指す練習法

ユーティリティvsアイアン

80切りとここまでくれば一般アマチュア界隈では一目置かれる存在になっているでしょう。現状でも相当素晴らしいプレーヤーですがさらにレベルアップするために次項のアイアン練習を取り入れてみれください。

  • 距離をしっかり打ち分ける(縦距離の安定を図る)
  • ライン出しショットの精度をさらに上げる(クロスハンドやスプリットハンドなどの練習も取り入れるなど)
  • アプローチの精度をさらに上げる(1ピン以内に必ず寄せる、ウエッジでの距離の打ち分け)
  • バンカーショットの精度をさらに上げる

このレベルになると1ホールでの失敗、1打のミスが命取りになります。メンタル面でのプレッシャーも強くなるのでいかに練習で精度を上げておくことが大事です。
今回の記事とは関係ありませんが、このレベルまで来るとアイアンだけでなくパターの確実性(特にショートパット)も同時に必要となってきます。

2.アイアンの重要性

ユーティリティvsアイアン

アイアンが上手な人が、ゴルフが上手な人です。

例えばドライバーかっ飛ばしてフェアウエイをキープして、残りグリーンまで120Y。バーディーチャンスにつけたい場面です。こんなとき、アイアンが曲がったり、ダフッたり、トップ、はたまたシャンクしているようではせっかくのドライバーが台無しでスコアメイクなんて無理な話ですね。

セカンドショット、サードショットで使うアイアンでできればパーオン、最悪でもボギーオンできないとスコアアップは見込めません。特に100を切ってさらにレベルアップするためには、スコアが上がれば上がるほど、アイアンの精度が重要になってくるのです。さらに本コースではアイアンを打つ場所はほとんど平らなところはありません。いつも同じ打ち方ではだめなのです。だからこそそれぞれのライや状況に対応できないといけないのでアイアンのレベルアップがとても重要なのです。

まとめ

アイアンの技術を磨くことは、スコアアップへの近道です。自分に合った練習法を取り入れ、目に見える成長を実感しましょう。アイアンが上達すれば、ゴルフの楽しさがさらに広がります。さあ、次回の練習から試してみてください!

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