安いけど大丈夫?7千円パターと3万円のアイアンセットの中古ゴルフクラブを検証!

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ゴルフクラブの価格がどんどん高くなる中、コストを抑えながらもゴルフを楽しみたいと思うゴルファーも多いですよね。そんな時に注目されるのが「中古クラブ」です。特に7千円のパターや3万円のアイアンセットなら、手軽に購入できる一方で、「安くても本当に使えるの?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

この記事では、実際に7千円で購入したパターと、3万円のアイアンセットを試してみて、その使用感やメリット・デメリットについて検証します。初めての中古クラブ選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

1.7000円の中古パター買ってみた

今回購入したのは中古ショップで見つけた7千円のパター。見た目はやや使い込まれている感じで、グリップには多少の摩耗が見られますが、大きな傷はなく状態はまずまず。クラブヘッドは少し使用感がありますが、問題なく使える範囲です。

ブランドはテーラーメイドで、かつて定価が数万円したモデルとのこと。以前から気になっていたブランドだったため、試しに選んでみました。

結論は、購入してよかったです!

自分的にはパターがなぜか周期的に好不調の波が来て、ひどい時はゴルフをやめようとまで思うことがあります。

そんな時は思い切ってパター を変えちゃいます。予算10000円以下でパターを探しました。

テーラーメイド|ロッサ・モンザ イッツイビッツィスパイダーパター
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画像出典:https://mycaddie.jp/detail_PID_1661.htm

発売時期:2008年
購入時期:2012年
発売価格:オープン
購入価格:7000円ぐらいだっと記憶しています

2008年に発売されたモデルですが、当時片山晋呉プロが使用し一世風靡したスパイダーのヘッドを小ぶりにしたパターです。

普段スコッティキャメロンのピン型パターをエースとしているのですが、パターが絶不調になった時にこのネオマレット型パターに変えて調子を取り戻せました。

実際に7千円のパターを使ってみて感じたのは、「意外といける!」という印象です。打感は少し硬いものの、距離感は想像以上に安定していました。やや使用感があるグリップも実際のプレーには大きな支障はなく、グリーン上での操作性も悪くありません。

やはり、新品に比べると多少の違和感はありますが、手頃な価格でこれだけの性能を持っているのはお得と感じました。

2.激安3万円で中古アイアンセット買ってみた

続いて3万円で手に入れたアイアンセット。中古でこの価格帯でフルセットは珍しいと思いつつ、グリップとシャフトの状態を確認すると、こちらも大きな問題はなし。アイアンヘッドには若干のすり傷が見られますが、実際のプレーに影響はなさそうです。

メーカーはプロギアで、コントロール性能が優れていると評判のあるモデルでした。初心者から中級者まで幅広く使われているとのことだったので、今回のテストには最適だと感じました。

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画像出典:https://www.prgr-golf.com/archive_clubs/I-60-data-801-iron.html

モデル:プロギア|DATA801アイアンセット
発売時期:1999年
購入時期:2010年
発売価格:10本セットで280,000円(スチールは200,000円)
購入価格:10本セットで29,800円(カーボンシャフト)

プロギアのDATA801アイアンは、90年代後半から2000年代初めまでゴルフ通には人気のアイアンでした。

軟鉄鍛造でシンプルかつ、かっこいいデザインで自分的に憧れのアイアンだったのです。

当時は3I~SWまで10本セットでの発売だったこともあり、定価20万円(カーボンシャフトは28万円)それがたまたま立ち寄った中古クラブ店に29,800円で売っていたので「これは運命」と思いました。

さらに追加で35,000円ほどかけてスチールにリシャフトまでして使いました。

今ではこの運命を感じたクラブもすでに買取に出して私の手元にはないのですが、難しくもナイスショットした時の打感は素晴らしく忘れられないクラブのひとつです。

3万円のアイアンセットを試してみたところ、こちらも満足度は高め。打感はしっかりとしており、飛距離も安定していました。特に、方向性のコントロールがしやすく、狙ったターゲットに向かって打てる点が好印象でした。

クラブヘッドに多少の傷はあるものの、実際に打ってみると全く気になりません。耐久性も悪くないので、しばらく使い続けられると感じました。

3.安さにつられて買ったフェアウェイウッド

最後は私の失敗例をご紹介します。

それはタイトリストのFWです。

以前からタイトリストは上級者用のクラブというイメージ(皆さんもそうでしょう)があって敬遠していたのですが、一度使ってみたいと思っていたところ、ネットで安いFWを見つけ3Wと5Wを同時に購入ました。

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画像出典:https://mycaddie.jp/detail_PID_6914.htm

モデル:タイトリスト 915F
発売時期:2014年
購入時期:2017年
発売価格:37,800円~
購入価格:13800円(1本)

このクラブは自分の実力では使いこなせず、練習場ではそこそこ当たるものの、ラウンドではほとんど球が上がり切らず、スライスばかりでスコアアップどころかまとまらず、2ラウンドしてわずか1週間で再買取に出しました。

特にネット購入は試打できるケースはほとんどないのでこういう失敗もありますから皆さんも気を付けてください。

4.中古ゴルフクラブを購入する3つのポイント

中古クラブを購入する時のポイントを最後に紹介します。

同じモデルでもコンディションに固有差がある

中古クラブはすべて一品物なので、同じモデルでもコンディションがすべて違います。

あまり安すぎるクラブはなにか問題がある可能性もありますので、中古初心者はよく口コミを見ることやできれば最初は実店舗で相場や見る目を養う必要もありそうです。

いろいろなクラブを試せる

いろんなクラブを安価で試せるのでおすすめです。

一例ですがゴルフパートナーの実店舗などでは当日なら購入価格の95%、3日以内なら90%、10日以内でも85%で買い取ってくれるシステムやゴルフエースではネット販売ながら試打できるサービスもあったりしますので、ぜひ活用ください。

憧れのクラブに出会える

「高くて買えない」とあきらめたクラブに手が届く値段で出会える可能性があります。

まとめ

7千円のパターと3万円のアイアンセットを使ってみた結果、コスパ重視の選択としては大いにアリと感じました。特に初心者や、そこまでシビアにスコアを追求しないエンジョイゴルファーにとって、中古クラブはコストパフォーマンスが高く、気軽にゴルフを楽しめる選択肢です。

ただし、スコアを真剣に追求する上級者の方や、クラブのフィーリングにこだわりたい方は、少し予算を上げて新品やハイグレードな中古クラブを検討しても良いかもしれません。自分に合ったクラブを見つけながら、楽しいゴルフライフをぜひお得に満喫してください!

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