ゴルフにハマって来るとスコアアップと共に改善したいものがもう一つあります。そう、それはコストです。一回のララウンド金額を抑えて回数を増やしたいし、最新の道具もどんどん欲しくなるものです。
その解決策の一つにゴルフ会員権を取得するという方法があります。会員権というと敷居が高いとか、会員金額がすごい高いといったイメージがありますよね。
確かに昔は高額で投資の対象でもありましたが、ゴルフ人口が減少した現代はとてつもなく変化しています。今回は、2018年現代にあった実際のゴルフ会員権のメリットを解説していきます。
目次
1.ゴルフ会員権とは
ゴルフ会員権とは、昔は投資の対象ともなっていましたが、現代では、要はそのゴルフ場の年間パスポートです。
基本はどこのゴルフ場でも年間でのプレー割引、さらに何かと優遇されます。最近は、国内のゴルフ人口が減少しているおかげで、かなり価格が崩落していて、名門コースがびっくりする位の価格で買えるチャンスでもあるんです。
2.ゴルフ会員権を取得する理由
ゴルフ会員権を取得するメリットは人によって異なりますが、一般的には5つの理由が挙げられます。
- いつでも好きな時に一人でコースに行ってラウンド出来る
- 月例などの競技に参加できる
- ハンデキャップが取得できる
- ホームコースのプレイフィーが安い
- メンバーになった優越感
よく行くゴルフ場があって会員権を検討しているゴルフ場があれば、月に何回位いくと何年で元が取れるか計算してみるところから初めていきましょう。
3.ゴルフ会員権に必要な金額と保有リスク
ゴルフ会員権+年会費+名義書換料の3つがかかります。
ゴルフ会員権の相場|10万円〜
ゴルフ会員権は市場で取引されており、株式のように時価で売買され、ゴルフ人口の減少もあり、投資・投機としての魅力は殆ど無くなっています。
年会費の相場|2万円〜3万円
通常は年会費制で、1年に1回払うことが多い。自動引落または郵便局・銀行等で払うのが一般的である。年会費は、ゴルフ場によってさまざまであるので、一概に幾ら位とは言い切れない。年会費の安価な会員制度(例えば、「平日限定会員」など)を設けてあるクラブも多い。
名義書換料の相場|50万〜
入会時にゴルフ場に支払う手数料のようなもので、退会時には戻らない。
1年間の投資額は、10万+50万+3万円×1=63万円
土日をフル活用すればメンバーフィーはビジターフィーに比べ、土日での差は5,000~1万円位あるので回数によって元が取れるかどうかになります。
上記の計算を見て分かると思いますが、同じゴルフ場にずーっと行かないと元は取れないので、ただ安くゴルフをしたい場合メリットは大きくないので、いろいろなゴルフ場をトライしてみたい!という方にはゴルフ会員権はあまりお勧めができません。
4.ゴルフ会員権4つの種類
ゴルフ会員権は大きく4つの種類があるので気楽に参加できる順に紹介します。
ゴルフ場友の会
現代の若いゴルファーにはこちらがおすすめです。ゴルフ場によりますが、友の会などを募集しているゴルフ場が増えています。基本年会費のみ、割引価格でラウンドできます、ゴルフ場によって優遇が違うのでぜひチェックしてみてください。
預託金性のゴルフ会員権
会員から預託金として資金を集め、それを資金として運営する仕組みで、最も気軽に手に入れられるものです。
しかし現代のゴルフ場の経営状況を見ると預託金は返ってこないもの、と認識すべきでしょう。それを期待して会員権を買うのであれば止めた方が良いです。
メリット
- 預託金はなしで、プレー優待などを目的とした会員権
- 気軽に取得できる
- 退会時の元金保証があり
- 売買可能
デメリット
- ゴルフ場が倒産してしまった場合保証がない
- 株主制とは違い、経営には関与できない
株主会員制
メリット
- 株の購入という形でクラブに出資し会員となれる
- 株主総会でも議決権を行使でる
- クラブが解散する際にも全資産を持ち株比率にて分配を受けることができる
- 資産としての価値がある程度確約されている会員権
社団法人制ゴルフクラブの会員権
社団法人制のゴルフ会員権の特徴は、利益追求を目的としていない為、会員権の売買や譲渡などは行えず限られた人たちだけが枠です。
財政会の方等や大企業のトップが参加し、ゴルフ場に会員以外は出入り出来ませんので、スペシャルなゲストのみが参加できる「サロン」に参加できる優遇があります。
まさに厳選された交渉事の場として使用されることも多く敷居が高いと言えます。
会員の同伴もプレーできるゴルフ場も多いので本人がなれずともゴルフ仲間にその権利を持っている人がいるととてもラッキーですね。
ゴルフ会員権のことがおおまかに理解できたかと思います、それでは具体的なメリットを次項にまとめます。こちらのメリットと、ゴルフに行く環境を整理してみてください。
5.ゴルフ会員権保有者だけが享受できる7つのメリット
メリット①プレーフィーが圧倒的に安い
ゴルフ会員権をねらう一番の目的はズバリこれです。ビジターフィーに比べて、一回のプレーフィーがかなりお得になります。
特にゴルフしたい土日に行く場合はその恩恵が大きい。利用回数が増えれば増えるほど償却が早くなり、年会費を差し引いて、ビジターフィーとメンバーフィーの差額がそのままお得になる計算です。
メリット②予約なしでも優先される
会員権を持っていることで、予約なしで一人でふらっと行っても当日パーティを組んでくれてプレーすることができます。
ゴルフしたいけれど、行く相手を探す面倒から解放されます。
ハイシーズン等でも会員の枠が確保され、予約は完全に優先されます。もちろん会員の同伴者も同じ待遇を受けることができます。
確実にゴルフが出来る機会が増えるので上達へもつながります。会員権はやはり上達への何よりの近道にもなりますので、投資する価値はあると思います。
メリット③月例会・競技イベントに優先参加できる
会員は、月例会やクラブ選手権等のゴルフ場主催の各種競技会等に参加できます。
ゴルフ場が主催する競技イベントはは、プライベートとは違う緊張感のあるプレーを味わうことができる良い機会です。
競技にでることによって必然とルールをしっかりと覚え、回数をこなすことによってスコアアップに直結するのではないのでしょうか。
メリット④濃〜いゴルフ人脈のはじまり?
当日に他のメンバーとパーティを組んだり、競技会でも他のメンバーの方と知り合いになることができます。
同じ位のレベルの方と切磋琢磨することができるようになるかもしれません。
気の合う方ができたら、再度ラウンドの約束をして一緒にプレーするのもまた楽しいでしょう。また会員権を購入する方は、それなりの方も少なくないので、もしかしたらビジネス面でも有益なことにつながる可能性は充分あります。
メリット⑤オフィシャルハンディキャップの取得
オフィシャルハンディがあることによって、ゴルフ場主催以外のJGAなどゴルフ協会主催の競技にも出場することができるようになります。
ラウンド終了後に同伴者のサインを貰い、コースに提出することによってオフィシャルハンディキャップを取得できます。
ゴルフ場によっても異なりますが、一般的な方法は三カ月以内に5枚提出すると、後日通知をもらえます。ハンディキャップがあると、現在の自分の実力が客観的に数値となって分かりますので、これを少しでも減らしていこうとモチベーションアップへとつながります。
メリット⑥優待券等
これはゴルフ場にもよりますが、会員権を新規購入や名義変更した時、もしくは更新した時などに優待券や割引券をいろいろつけてくれるゴルフ場が多いです。
内容は、食事割引券や商品買い物券、同伴者の割引券や家族割引券などがあります。
同伴者の割引券などがあると、友人をラウンドに誘いやすいのでいいですよね。
メリット⑦コースを熟知してスコアアップへの近道
何回も通ってコースを覚えることによって戦略が分かってきます。「ここは右は絶対だめだ」とかそういう事を学習します。またグリーンの癖も覚えることができます。スコアアップの秘訣が満載です。
まとめ
ゴルフ会員権を購入するメリットもみてまいりました。高いっ!でもゴルフがうまくなる可能性も高い!
ゴルフ会員権であなたのゴルフステージがワンランクアップすることは間違いありません。それでは素敵なゴルフライフをお過ごしください。
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