- ゴルフに行きたいけど友人と予定が合わない
- 急に休みができたのでゴルフに行きたくなった
そんな時に便利なのが一人予約ゴルフです。前日でも空きがあれば一人でゴルフ予約が可能です。
ただ、まったく初めての人とのラウンドするのはとても緊張するもの。
どんな人が一緒に回るのか、どんなゴルフレベルの人が来るのかが分かりませんし、たまにマナーが悪い人もいます。 この記事では実際に一人予約ゴルフで出会ったマナー違反・ルール違反をまとめました。
目次
1.一人予約ゴルフとは
ゴルフの一人予約とは、ゴルフに行きたいんだけど仲間と予定が合わなかったり、急に休みが取れたけど一緒にゴルフへ行く人が捕まらない時、出張先でゴルフをしたいが知り合いが誰もいない。そんな時にゴルフの一人予約がおすすめです。
時間を有効活用できることから年々一人ゴルフ予約の需要が上がっています。
予約するには、バリューゴルフが主催する「一人予約ランド」と楽天GORA内の「一人予約」が予約枠も豊富で便利です。
バリューゴルフの一人予約ランドのサイトはこちら
楽天GORA 一人予約のサイトはこちら
地域(県名)と日程を指定して検索すれば予約枠が表示され、より詳細に指定したければ、スタート時間、エントリー者がいるかいないか、平均スコアなどで自分にあった空枠のみを表示することも可能です。
空きがあれば前日まで予約可能で突然のゴルフ予定にも対応できるのでゴルフ好きにはとても便利なサービスです。
2.ゴルフ一人予約でしてはいけないマナーとルール
普段は営業マンを長年やっていますので仕事で取引先のコンペなどで初めて会う人、初めてゴルフをする人とのラウンド経験も普通の人以上にある環境です。
そんな経験から、一人予約ゴルフで出会った人の中でも特に驚いたエチケット違反だなと感じたことをまとめました。「本当にこんな人いるの?!」と本当に感じた出来事です。
一人予約ゴルフのマナーやルール自体をそもそも知らない人もいるので責められない面はありますが、よく聞く事例なので、参考にしてください。
①バンカーでソールする
バンカーでベタっと砂にソールしている人をたまに見かけます。これは単にルールを知らない、教えてもらっていないことが原因だと思います。また打った後、砂を均さない人も時々見ます。
バンカー内では地面にクラブをつけるソールをしてはいけません。ソールをしてバンカーを打つと2打罰が科せられてしまいます。
バンカーではボールのある場所の直前と直後のエリアにクラブで触ることが禁じられています。砂の状態を確認をするような意志を持って触れたり、バックスイングの時に砂にクラブが触れてしまうのも同じです。
②スタートティーになかなか来ない
スタート10分前にティーにいれば一応ルール的にはセーフですが、初めてラウンドする相手との一人予約の場合早めに行って挨拶をするなど余裕をもって行動するのが通常です。
一人ゴルフ予約で初対面だからといって話しずらいと言った理由で時間ぎりぎりで行ってしまうと相手にとって失礼になってしまうので気をつけてください。
スタート地点には最低でも10分前には到着するようにしてください。
③人がアドレスに入ってもおしゃべりしている
これ案外多くいます。自分以外の人がアドレスに入っているときに話を始めている人です。本人は気がついていない場合も多いので無意識にしている人が多いのだと思います。
私自身全く気にならない人なのでいいのですが、人によってはかなり不機嫌になるので気をつけましょう。後続組の会話もけっこう耳障りになるので同組だけでなく前の組が打つ時にも気をつけたいです。
アドレスに入ったら静かにプレーの観覧に集中していきましょう。
④ティーマークからボールが出ている
ティーマークからボールが出ている人、これも案外多いです。
「デベソ」とも言われていて、ティーイングエリアに設けられているティーマークより前に出してボールを打ってしまうことで、禁止行為です。ルール上ペナルティ2打罰になります。
もっとも本人は意図的ではなく素手やってしまいがちなんですが、一緒にプレーしている人としては初めて会った人に指摘も出来ず、なんかモヤモヤと空気が悪いままラウンドが続いてしまいます。
⑤グリーンを引きずる
グリーン上で走ったり、足を引きずる行為はしてはいけません。グリーンは念入りなメンテナンスが施されているので、スパイクで足を引きずると線傷がついてしまうんです。少し走ったり、軽く跳ねたりしても芝生には大きな傷がついてしまうことがあります。
本人は無意識にやってしまっているので誰かが教えてあげないといけない事例です。
⑥OBなのにポケットからボールを落とす
OBなのに平然と別のボールをポケットから取り出して「セーフだったわあ」と言う人がいました。
ある人がティショットを左に曲げてキャリーで左の林の中に消えました。どう考えてもOBです。
でもその人はその後すぐに飛んだ方向へ走り出し、左ギリギリのラフのところでポケットからおもむろにボールを取り出し、ポトっと落として「セーフだったわあ。木に当たって帰ってきたみたい」と言ってセカンドショットを打ていました。
本人は気づかれていないと今でも思っていると思いますが、私はしっかりと現場を見ていました。
それは私の大事な取引先の重役さんで、日頃から大変お世話になり可愛がって頂いていた相手だったのでしばらく唖然、茫然とした記憶があります。
⑦一人予約ゴルフは気配りしなくていいと思っている
一人予約ゴルフを時たま、知っている人がいないから自由気ままにしていいゴルフと思っている人がいます。かと言って善良な民なので悪気はないんでしょうが、一人予約ゴルフであっても周りへの気遣いを欠いてはいけません。
一人予約ゴルフだからこそ、いつもの気心知れた仲間とのゴルフより気を遣いながらかつ楽しくラウンドしたいと思って欲しいのですが、たまに自分のことだけ一生懸命という人がいます。
例えば、グリーンに先に乗ったのに、他の人のパターを持って来ないとか、ボール拭きのタオルが2枚あるのに自分の分1枚しか持って来ない等です。
多分なんですが、人の打球見てませんし、曲げて林やラフに入った同伴者のボールなんて探そうともしません。
⑧スタンドクラブケースをグリーン上に持ち込む
ウェッジ類、パターなど数本を別のクラブケースで持ち歩いている人がかなり増えてきました。このクラブケースはコースによっては使用禁止しているところもあるので注意が必要です。
私がびっくりしたのは、このスタンドケースをグリーン上まで持ち込んでスタンドを立てている人がいました。グリーンを傷つける行になってしまうのでこれは絶対NGです。
⑨平気でスロープレー
一人予約ゴルフに限った話ではないのですが、やっぱり一番してはいけないと思うのがスロープレーです。
事前に同伴者がどんな人かわからない一人ゴルフで一番気になることです。
スロープレーの人は自分でその認識がないので、改善しません。初対面なので誰も指摘出来ず、丸1日イライラしたままラウンドが終わるなんてことも実際あります。
スロープレートにありがちなのが次項のような行為です。
- 素振りを3回も4回も繰り返す
- クラブを持たずにボールとカート間を往復する、クラブを1本しか持って行かない
- 打った後そのまま前に歩いて進めば時間短縮になるのにわざわざカートまで戻ってから次打地点へ向かう
- クラブを持ったまままずカートに乗ればいいのにいちいちクラブをしまってからカートに乗る
- グリーンで必要以上に時間をかける(準備不足)
- 使い終えたクラブをグリーンの手前側に置いたままにするのでホールアウトしてから余計な時間がかかる
- いつまでもボール探ししていてあきらめが悪い
すべてスロープレーの原因です。一つ一つは数秒のことですがチリツモで結果として10分、20分と遅れることになるのです。
まとめ
ゴルフでは無意識というか無知が故のマナー、エチケットおよびルール違反が致命的な印象になってしまいます。
一人予約ゴルフを経験して、一人予約する人は、ゴルフ大好きでそれなりに経験がある方が多い印象です。
この記事での事例を反面教師にしてこんなゴルファーには絶対ならないことを目指して安心して一人予約ゴルフを楽しんでほしいです。
コメント