【千葉県を代表するゴルフ場】総武カントリークラブ総武コースへ行って来た!

Sobu Country Club

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今回の俺的おすすめのゴルフ場は、名匠富澤誠造設計で今年開場58年目を迎えた千葉県を代表する名門コース「総武カントリークラブ総武コース」を紹介します。

日本プロゴルフ選手権はじめサントリーオープンやダイヤモンドカップなど数々のトーナメントを開催してきた素晴らしいチャンピオンコースです。皆さんも是非一度プレーをしてみてください。ゴルフ本来の楽しさが満喫できるゴルフコースです。実際プレーをしてみた個人的な独断と偏見での記事です。参考になれば幸いです。

1.総武カントリークラブ総武コース

総武カントリークラブ総武コースの基本情報及びコース概要は次のとおりです。

総武カントリークラブ総武コース
住所:千葉県印西市草深302
TEL:0476-46-7111
開場:1964年
種別:丘陵
設計者:富澤誠造
コースレイアウト:27H/東3,202ヤード/中3,144ヤード/西3,102ヤード(すべてコウライグリーン・レギュラーティ)東⇒中/中⇒西/西⇒東がラウンドローテーションとなります。

千葉・船橋近辺の名門コースではよくあることなのですが、こちらは主流のベントではなくコーライグリーンがメイングリーンの位置づけです。もちろんベントグリーンもありベントとコーライ2グリーンのクラシックなスタイルのゴルフ場です。

キャディ付き歩きプレーが原則
アクセス:東関東道/四街道ICから約25分(千葉北ICから35分)
クラブバス:あり北総線千葉ニュータウン中央駅より平日4便 土休日5便あり(予約不要)約10分
京成・東葉高速線 勝田台駅より全日3便(予約必要)
約30分
服装規定:厳しめのドレスコードあり

PGMに運営が変わってからは、チェックインはTカードでのセルフチェックイン可能。(22年4月以降はPGMアプリもしくはPGMードでのチェックインになるとのこと)

GRANDPGMらしくプロショップの商品は高級感のあるものが多くオリジナル商品もあり。なお、近隣にある18ホールでセルフプレーも楽しめる総武カントリークラブ印旛コース、そして9ホールのみながらリーズナブルな価格で手引きセルフで周れる練習やスキルアップに最適な北コースと合わせて、トータル54ホールを擁する超大型ゴルフコースです。

設備の充実度★★★★☆

2011年に建て替えられたクラブハウスはまだまだきれいで高級感があります。ラウンジなどもありメンバーだけでなくビジターでもゆったりできる環境です。トイレや浴室も広めで解放感ある造りになっています。1日ゆっくりくつろげる環境があります。お手洗や浴室に置いてあるタオルもふかふかな高級感あるものでした。

コース内練習場★★★

230ヤード20打席の広大なドライビングレンジと約50ヤードは打てる広いアプローチ練習場とバンカー練習場を完備。30球 330円(ビジター)

ドライビングレンジは文句ない設備ですが、アプローチ練習場は冬場ということもあってなのか?整備が行き届いておらず、ほぼベアグラウンドからのショットしかできなかった分減点しました。以前行ったときはもっといいアプローチ練習場だった記憶があったのですが。

ランチ★★★

27Hと考えるとそれほど広くないレストランですが、テーブルの間隔も広く、コロナ対策もしっかりされていましたので清潔感、安心感がありました。メニューは一番安いもので1650円、2000円超えのメニューも多くちょっと高めの印象ですがグランドPGMだから仕方ないのでしょう。ランチはゴルフ場では珍しい太巻きが名物のようです。

PGMになる前はレストランに寿司の屋台があり職人が握りたてのお寿司が食べられたとか。その他は特筆すべき昼食メニューはない印象で、味も普通というか価格に見合ってるとは思わなかったので低い点数となりました。ほかのPGMコースにもある四川料理の巨匠・陳健一氏監修の担々麵(1650円)がありましたのでそれが無難でおすすめかと。

コースの戦略性★★★

コースはほぼフラットな丘陵コースでフェアウエイは広いものの、各ホールは林間コースならではの高木にセパレートされているので曲げると出すだけ、ほぼ1ペナとなります。

レギュラーティーからでも距離がしっかりあるので、まずドライバーの安定感と飛距離を求められます。特にPAR5がしっかり距離のあるホールが多く、パーを取るためにはミスが許されません。さらに、このコースの特長でもある深くて大きいバンカーがグリーン周りをほぼガードしていてアイアンの精度も要求される難しいコースです。バンカーの攻略がスコアを大きく左右します。さらにOBがあるホールは少ないので、大きく曲げた場合、林越えや木々の間を抜くショットが必要となるので一つ間違うと大たたきのリスクもあります。

一方、コースメンテナンスの良さは評判通りで、全組キャディ付きプレーのため目土もしっかりされていて気持ちよくプレーできます。また約60年の歴史を感じるコース内の松や杉などもしっかり剪定されていて素晴らしい景観です。

私がプレーしたときはコーライグリーン使用でしたが、真冬なのに仕上がりもよく、ベント並みの高速かつカップ周りで微妙な動きをするコーライグリーンで同伴者含めパットに苦戦しました。

今では少なくなってしまったカート道路のないゴルフ場で、本来のゴルフの良さ、歩いてゴルフするというゆったりと時間が流れる非日常の時間を楽しめます。普段乗用カートでのゴルフばかりしている私は、久々の18ホール歩きプレーで疲れました面はありましたが、すがすがしい気持ちになれ、また来たいとすぐ思えたコースでした。

まとめ

実は私は先日このゴルフ場に約15年ぶりに行ってきました。晴天に恵まれたこともあってとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。前回お邪魔したときとは運営会社は変わったものの、名門らしさはなくなっておらずクラブハウスも建て替わっていてさらに風格と伝統ある難しくも美しいコースでした。オンシーズンは高いうえ、なかなか予約が取りづらいコースではありますが、年に一度ぐらいはゆったりと流れる時間を感じるため、本来のゴルフの楽しさ、難しさを感じるためにまた行きたいと心から思えるゴルフコースでした。

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