ドライバーのスライス問題解決!ドライバーのスライスから抜け出す必須の練習術

Club head acceleration

飛距離アップ

どうすればスライスを克服できるのか?

なかなか真っ直ぐ飛ばず、距離も伸びず、ドライバースライスに悩んでいます。

練習時間を増やして100切り出来そうになったのにドライバーのスライスでOBを打ってしまった分だけ100オーバーしてしまう、というラウンドが続いて悔しい思いが続きました。

いろんなレッスン記事や動画で対策も出ていますが、どれが自分に合うのか分からず前に進めません。

そこで、本気でドライバーのスライスをどうにかするために全力で対策を調べてスライス大改善方法を見つけました。

  • フェース面
  • ボールの軌道
  • グリップ
  • アドレス
  • ルーティーン練習法

の順番で細かく解説していきます。

ちなみに現在は次項の方法でスライスほぼしなくなりました!自分の場合は対策があっていたようです。

改善方法の一つとして役立ててくれればと思います。

大人になってゴルフを始めた時、結構簡単だったんで「これいけるな」って感じてました。学生時代は野球部でスポーツ全般好きだったし、でも、ドライバーだけは違いました。

1.フェース面を検証

まず、スライスの原因を探ってみました。

フェースのどこで打っているのかを検証

自分的にはインパクトの瞬間、フェースが開いて(右を向いている)当たるのが原因みたいで、インパクトマーカードライバー用でそれを見つけることができました。

インパクトマーカー ドライバー用
出典:daiya-idea  参考価格:220円

これをしたことで、野球のバットとゴルフクラブの打点は全然違うことが理解でき、基本的な打点の認識を誤っていたことに気づけました。

バットとクラブの打点の違い

スイング練習器

  • グリップの延長上に打点があるのが野球のバット
  • グリップの延長上に打点がなく重心がシャフトの中心ではなく後方(ヘッド側)にあるのがゴルフクラブ

特にドライバーは打点への意識が大きく影響します。

なので、バットを振るようにボールに当てにいくとだれでも振り遅れ、フェースを閉じて当てることはできません。

野球ではセンターからライト方向へ流し打ちのような形になってもOKですが、ゴルフではそれではヘッドが戻り切らずフェースが開いて当たることになります。

これではスライスしか出ません。ゴルフの場合はヘッドをしっかり返していく、フェースローテーションが必要だったのです。

さらにもっと追求すると原因は1つではありませんでした。

どんなものがあるか気づけたもの全てを次項で解説します。

2.ボールの軌道を検証

打点の認識は基本的な知識として、さらに野球の癖がスライスを打ってしまう原因だと感じたので3つに分けて紹介します。

スライスと言ってもどんなスライスなのかがわかると原因に気づきやすく対策方法も導きやすいと思います。

①初めは左でどんどん右に曲がっていくタイプ|プルスライス

 Driver slice

打ち出しは左に出て、どんどん右に曲がっていくタイプのスライスボールはプルスライスと呼ばれ、ゴルフを始めたて時にこればかりになってしまいました。

プルスライスの原因

アウトサイドインの軌道で入ってきてフェースが開いたままインパクトしてしまっているのです。

原因に気づけないとなかなか治らないのでゴルフ経験が浅い方はフェースの開きを認識するだけでだいぶ改善されると思います。

②打ち出し右でさらに右にスライス|プッシュスライス

 Driver slice

打ち出しから右に出て、さらに右に曲がっていくスライスのことです。

プッシュスライスの原因

インサイドアウトの軌道でフェースが開いたままインパクトしているのが原因です。

③打ち出しはまっすぐなのに徐々に右に|ストレートスライス

 Driver slice

打ち出しはまっすぐ目標方向に出ていくのに、そこから右に右に曲がっていくスライスです。

ストレートスライスの原因

スイング軌道はオンプレーンで入ってきているのにフェースが開いてインパクトしています。スライスとしては一番軽度な修復しやすいタイプだと思います。

④オープンフェイスのドライバーを使用している

軌道が正しいのにスライスする原因の一つとして、もとからオープンフェイスになっている上級者用ドライバーを使っているのが原因になる場合があります。せっかく修正したフォームが道具によって混乱するのでドライバー選びも見直すのもありです。

3.グリップ検証

スライス大改善の為に重要なフェース面・ボールの軌道を見直してきたので次にグリップを確認していきます。

ストレートスライスを打っている場合ウェークグリップになっているだけかもしれません。

ウィークグリップとは
体の前で手を合わせその手のひらの向きで握ったものをスクエアとしたなら、左に回転(右手のひらが下を向いた状態)で握ったものがウィークグリップ右に回転した(右手のひらが上を向いた状態)で握ったものをストロンググリップといいます。
スクエアをどこにするかは個人によって違いますが、無意識にグリップを握っていることが多いので単純な原因になりやすいです。

4.アドレスの検証

目標方向に対してスクエアを構えられないとスライスになります。

聞き手が右手だとどうしても視界の広いスライス側の右に無意識によりがち。ティーマーカー自体もフェアウェイ方向を向いていないかもしれません。

なんとなくですが、左利きだった人ってゴルフのセンス高くないですか?

この無意識アドレスを修正するのには、ボールの1mぐらい先にスパットを見つけそれに対してスクエアに立つ練習の繰り返しが必要でした。

練習場でマットにクラブを置いて、1球1球まっすぐ目標に対してアドレスをする地道な練習がよかったです。

5.スライスに効くルーティーン練習法

スライスを大改善する為に実際に行った練習法を解説します。

①手打ち

体重移動せず手打ちの練習法がおすすめです。

スライスを克服するための荒療治としてはじめたのが、体を止めて腕だけで振る練習法です。

上半身だけで打てば、スライスよりもフックが出ます。

この練習では体が開かず、フェースがクローズで降りてくるのでスライスはまずしません。この練習はフェースが閉じて当たることを実感するためです。

万が一これでまだスライスする人は根本的にスイング軌道を直す必要があります

②素振り

ボールがあるとボールばかりに気を取られ正しいスイングを身につけられません。

自宅にいる時や暇なときは、正しいスイングを徹底的に体に覚えさせる必要があると考え、ボールなしでスイング練習を至る所でしました。

この辺は厳しい野球部で培ってきたメンタルや習慣が役に立ちます。

正しいスイングをゆっくり10回・早く10回って感じでこなします。ゆっくりの時は体幹の筋肉を意識すると汗が出るぐらいいい筋トレになるのでおすすめです。

③スプリットハンドで練習する

スプリットハンドとは右手と左手を離して握ることです。

通常のグリップよりも、インパクトからフォローにかけて手が返りやすくなりますので、フェースローテーションやフェースを閉じてインパクトする感覚がつかめるはずです。

最初はボールに当たらないかもしれませんが、ハーフスイングから少しづつ焦らず練習していきました。

「偶然ドライバーのスライスが改善された」ってことはないと思います。頭で理解して体を動かし自分が思ったようなボールが打てるようになるとかなり楽しいです。

さいごに.ドライバーの見直し

最後にドライバー自体の見直しです。

ヘッドの大きさ

ヘッド大きめのドライバー・ヘッド小さめのドライバーでは特徴が違ってきます。

ヘッド小さめのドライバーのほうがスライスしにくいのでヘッド大きめの方は検討してみるのもアリだと思います。

シャフトの硬さ

シャフトを変えることでスイングを変えずともよりフェースが返りやすくできる場合もあるので月イチゴルファーなどはギアに頼るとあっという間に修正されたりもします。

ドライバーのスライスがなくなれば、もちろんOBは減りますし、平均飛距離も大きく伸びます。スコアも当然上がりますのでゴルフがもっと楽しめますよ!

まとめ

ドライバーのスライスがなくなれば、もちろんOBは減りますし、平均飛距離も大きく伸びます。スコアも当然上がりますのでゴルフがますます楽しくなるのでぜひ改善に役立ててください。

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