飛距離をアップさせる重要なポイント|基礎・身体・技術・ゴルフ道具のチェックポイント

ゴルフ 飛距離伸ばす

飛距離アップ

「飛ばそうとしない方が飛ぶ」と言うけれど。自分の意志があって尚且つ飛ばしたいんです。

それには偶然でた大きな飛距離ではなく狙って飛距離を出せるようにゴルフの飛距離を伸ばすための条件を言語化してみることにしました。

飛距離を伸ばせてかつその伸ばせた飛距離を安定させるためには7つのポイントが必要です。

今回はスコアなんかよりとにかく飛距離が欲しい、という人にドライバーの飛距離を伸ばすためのポイントについて解説します。

1.飛距離アップに必要な7つのポイント|基礎編

まずはドライバーの飛距離を伸ばすために必要な最低限7つのポイントをまとめます。

これは現状よりも飛距離を伸ばす七箇条と呼べると思います。

  • ①ヘッドスピード
  • ②ミート率
  • ③スイングの安定
  • ④正しい体重移動
  • ⑤適正な打ち出し角
  • ⑥適正なスピン量
  • ⑦自分にあったヘッドとシャフト

このうち①ヘッドスピードと②ミート率は、飛びに大きな影響を与えるボール初速に関係しています。

ある程度の筋力も必要ですし、③のスイングの安定などスキルにも左右されます。

③スイングの安定と④正しい体重移動は素振りや練習あるのみですし、本人のスキルに関する項目で、⑤適正な打ち出し角~⑦自分にあったヘッドとシャフトは、クラブ、道具に関連したことです。

要するに飛ばすためには自分の身体やテクニックについての改善ポイントと道具面でのポイントの両方があるのです。

2.飛距離をアップさせる重要な2つのポイント|身体編

まずはテクニックな点よりもシンプルに誰でもできる身体的なポイントを2つ紹介します。

正直「そんなことで」というポイントなんですが、これさえもやっていない人は大勢います。

ポイント①腹筋、広背筋と下半身を鍛える

ゴルフに重要な腹筋、広背筋を中心に筋トレを行い、スイングの基本である下半身を鍛えます。

もちろんスイングの安定につながる体幹も同時に鍛えます。ジムで専門的に鍛えてもいいですが、スクワットや腕立て伏せ、腹筋など基本的なことは家でもできます。またインナーマッスルを鍛えるにはプランクが有効です。

※プランク:両肘を床につけうつ伏せになる⇒足を広げて腰を浮かしてそのままキープする

ポイント②ストレッチを継続する

ゴルフには柔軟性もとても大切なので、ストレッチも日々行います。

可動域を広げることで飛距離も伸びます。年齢とともに身体は硬くなるのでストレッチは一過性でなく続けることが大事です。

特に股関節と肩甲骨まわりのストレッチがゴルフには有効です。

3.飛距離をアップさせる重要なポイント|技術編

身体的なポイント2つは続けることさえできれば誰でもできると思います、次はちょっとレベルが必要な技術的なポイント3つを紹介します。

ポイント③アッパー軌道で打つ

ドライバーの飛距離を伸ばすには、ボールの手前が最下点になるようにアッパー軌道で打つことが必要です。またスタンス(アドレス)は右足6:左足4ぐらいの右足体重にします。

ポイント④りきまない

簡単なようでこれが難しいのですがりきむと打ち急いだり、力が入りすぎて逆にヘッドが走らないので余計飛びません。りきみを取るための一番手っ取り早いのは、グリップをできるだけ緩く握ることです。ゆるゆるグリップにすると肩や腕からも力が抜けます。

ポイント⑤しっかり捻転し、フォローにかけてボディーターンで左足へ体重移動する

右足股関節を意識してしっかり肩を回して捻転し、ダウンからフォローにかけて体重移動しながら強くインパクトする。このときボールの左側で腕が完全に伸びて、ヘッドを走らせることが大切です。初心者を中心にフィニッシュにおいても右足に体重が残ったままの人がいますが、これでは「明治の大砲」になって飛びません。
ポイント①~④を確実に行えば、ヘッドスピードが上がって、ボール初速が上がるうえ、ミート率も上がるので飛距離が伸びます。

4.飛距離アップさせる重要なポイント|道具編

身体的な①ヘッドスピード②ミート率。技術的な③スイングの安定④正しい体重移動⑤適正な打ち出し角3つのポイントを理解したところで、次はクラブ・道具面からのポイントです。適したクラブについては体力や実力など個人差が大きいので、しっかり自分にあったものをフィッティングすることをおすすめします。

ポイント⑥ドライバーのロフト角やシャフトで見栄を張らない

アマチュアは憧れのプロが使っているクラブと同じものを使いたいものです。しかし、これが飛ばない原因になっていることがあります。例えば、ヘッドスピードが遅めの人が見栄を張ってロフト角9度のドライバーを使ってみたり、フレックスSのシャフトを使ったりしています。ロフト角が小さいとボールが上がらず、ドロップしてしまって飛距離が伸びない、またはシャフトが硬すぎるとしならせることができないので同様に飛ばない、ということが往々にしてあります。

ポイント⑦自分にあった飛ぶボールを選ぶ

飛ばすにはボールも大事な要素です。あまりこだわりのない方も多いですが、私の経験では、ボールだけで10ヤード程度変わることがあります。

これも個人差あるのでどれがいい、とは一概には言えませんが、ネットや雑誌を見ればよく飛ぶと言われているボールはすぐわかりますのでぜひいろんなボールを打ち比べて自分に合うボールを見つけてほしいです。

基本的にはディスタンス系ボールが飛ぶと言われていますが打感が硬いものもあり、打感も重要ですので実際に打って確かめてみてください。

まとめ

事実、一般のアマチュアがドライバー飛距離を大きく伸ばすことは決してたやすいことではありません。

しかし私の長い経験に蓄積された知識と情報をもとにここに書かせて頂きましたのでこれを実践できれば10Y、いや20Y程度ならドライバーの飛距離を伸ばすことは可能ではないかとちょっぴり自信もってまとめました。

「言われなくても分かってるわ!」ということも書いてますし、正直個人差があって万人がそうなるとは言えないのが辛いですが、もし興味があれば騙されたと思ってやってみてください。

なおここでは当たり前のことなので書きませんでしたが、大きなスライスやフックで悩んでいる人はそれを直せばまっすぐ飛ぶぶん、当然飛距離は伸びます。

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