ゴルフコース料金は時期と選び方次第で半額以下にできる。
ゴルフコース料金で損をしたくないなら、まず知っておくべきことがあります。平日なら土日の約半額、早朝・薄暮なら通常の30%オフ、そしてセルフプレーなら1万円台でも十分楽しめるということです。
30代の僕がこれまで100コース以上をラウンドして分かったのは、料金システムを理解せずにプレーしている人があまりにも多いということ。この記事では、そんな料金の「カラクリ」を全て暴露します。
1.ゴルフコース料金の基本システム
プレー料金の構成要素
ゴルフ場の料金は決して「グリーンフィー」だけではありません。実際の支払い金額は以下の要素で構成されています。
基本料金(グリーンフィー)
- 18ホールをプレーする基本料金
- コースのランクや立地で大きく変動
- 首都圏の名門コースなら3〜5万円も珍しくない
付帯サービス料
- キャディフィー:1ラウンド3,000〜5,000円
- カート代:セルフカートで1,500〜3,000円
- ロッカー代:500〜1,000円(無料の場合も多い)
諸費用
- 入場税:ゴルフ場利用税として400〜1,200円
- 消費税:全体の10%
以前、接待ゴルフで高級コースを予約した際、グリーンフィー2万円と聞いて安心していたら、諸費用込みで3万円近くになって焦った経験があります。事前に総額を確認することの大切さを痛感しました。
時期・曜日による料金変動
ゴルフ場の料金は需要と供給で決まります。特に大きく影響するのが以下の要因です。
シーズン別料金
- ベストシーズン(4〜6月、9〜11月):最高料金
- 夏季(7〜8月):やや割安(早朝は人気)
- 冬季(12〜2月):最安値(雪の心配がない地域)
曜日別料金
- 土日祝日:基準料金(最高額)
- 平日:土日の50〜70%程度
- 金曜日:平日料金だが土日に近い価格設定
時間帯別料金
- 通常スタート(7:00〜9:00):基準料金
- 早朝(5:30〜7:00):20〜30%オフ
- 薄暮(14:00以降):30〜50%オフ
2.料金相場とコース選びのコツ
エリア別料金相場
ゴルフコース料金は立地によって大きく異なります。実際の相場を見てみましょう。
首都圏(平日セルフプレー)
- 都心から1時間圏内:15,000〜25,000円
- 都心から1〜2時間:10,000〜18,000円
- 都心から2時間以上:8,000〜15,000円
関西圏(平日セルフプレー)
- 大阪市内から1時間圏内:12,000〜20,000円
- 大阪市内から1〜2時間:8,000〜15,000円
地方エリア(平日セルフプレー)
- 観光地のリゾートコース:10,000〜20,000円
- 地元密着型コース:6,000〜12,000円
シーン別コース選びの秘訣
接待ゴルフ、仲間とのラウンド、家族旅行など、目的に応じた最適なコース選びをご紹介します。
接待ゴルフの場合 お客様をお招きする接待では、料金よりも「格」を重視しましょう。名門コースや有名設計家によるコースなら話題にも困りません。
- 予算目安:1人25,000〜40,000円(土日キャディ付き)
- おすすめ:会員制クラブのビジター利用
- 注意点:ドレスコードが厳格な場合が多い
実際に取引先の役員を接待した際、料金を気にして格下のコースを選んだところ、「普段どちらでプレーされるんですか?」と聞かれて困った経験があります。接待では多少高くても安心できるコースを選ぶべきです。
仲間とのラウンドの場合 気心知れた仲間とのゴルフなら、コストパフォーマンスを重視できます。
- 予算目安:1人8,000〜15,000円(平日セルフ)
- おすすめ:河川敷コースや丘陵コース
- 注意点:アクセスの良さも考慮
家族・夫婦でのゴルフ旅行の場合 宿泊とセットで考えると、意外とお得なパッケージが見つかります。
- 予算目安:1人12,000〜20,000円(宿泊パック利用)
- おすすめ:リゾートホテル併設コース
- 注意点:初心者にやさしいコース設計か確認
3.格安でプレーする裏技と節約術
直前予約の活用法
ゴルフ場にとって空きスロットは「売れ残り商品」です。この心理を利用すれば大幅割引が狙えます。
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- プレー日3日前から大幅割引開始
- 平日なら50%オフも珍しくない
- アプリなら通知機能でお得情報をキャッチ
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じゃらんゴルフのタイムセール
- 毎日決まった時間にタイムセール開催
- 人気コースが破格で提供されることも
- 即完売の場合もあるためスピード勝負
先月、雨予報で空きが出たコースを前日予約で半額ゲット。結果的に雨は降らず、2万円のコースを1万円でプレーできました。天候リスクを取れる人には特におすすめです。
会員権・優待券の活用
株主優待券の購入
- 金券ショップで額面の70〜80%で購入可能
- 上場ゴルフ場運営会社の優待券が狙い目
- 有効期限と利用条件要チェック
平日会員権の検討
- 年10回以上プレーするなら元が取れる場合も
- 名義書換料・年会費込みでシミュレーション必須
- 休眠会員権なら格安で入手可能
早朝・薄暮プレーの魅力
時間に余裕がある人なら、早朝・薄暮プレーが断然お得です。
早朝プレーのメリット
- 通常料金の20〜30%オフ
- 混雑回避でスムーズな進行
- 朝の澄んだ空気で気持ちよくプレー
薄暮プレーのメリット
- 最大50%オフの破格料金
- 夕日をバックにフォトジェニックなゴルフ
- アフターゴルフの時間も確保可能
ただし、薄暮プレーで日没に間に合わず、懐中電灯片手にパッティングした苦い経験もあります。季節と日没時刻の確認は必須です。
4.コース選びで失敗しないチェックポイント
料金以外の重要要素
安さに釣られて後悔しないよう、料金以外のポイントもしっかりチェックしましょう。
コースコンディション
- グリーンの状態(高麗芝 or ベント芝)
- フェアウェイの芝密度
- バンカーの砂質と整備状況
設備・サービス
- クラブハウスの充実度
- レストランの質と価格帯
- 練習場の有無と料金
アクセス・立地
- 最寄り駅からの送迎バス
- 駐車場の収容台数と料金
- 高速道路ICからの距離
口コミ・評判の見極め方
信頼できる口コミサイト
- GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)
- 楽天GORA
- じゃらんゴルフ
チェックすべき口コミポイント
- 投稿時期(古すぎる情報は参考程度に)
- スコアとハンディキャップ(自分のレベルと比較)
- 具体的なエピソード(抽象的な感想は信憑性低)
過去に口コミ評価4.5の高評価コースを予約したものの、実際は設備が古く、スタッフの対応も今ひとつだった経験があります。複数サイトの口コミを比較検討することの重要性を学びました。
5.季節・天候による料金変動の活用
オフシーズンの狙い目
多くのゴルファーが避けがちな時期こそ、料金メリットが最大化されます。
梅雨時期(6月下旬〜7月中旬)
- 雨天中止リスクはあるものの30〜40%オフ
- 雨予報でもプレー可能な日が意外と多い
- 気温も適度で実は快適なことも
真夏(7〜8月)
- 早朝スタートなら涼しく快適
- 通常より20〜30%安い料金設定
- 水分補給をしっかりすれば問題なし
真冬(12〜2月)
- 雪のない地域なら最安値でプレー可能
- 防寒対策さえすれば十分楽しめる
- 空いているので自分のペースでプレー可能
平日プレーの圧倒的メリット
平日休みが取れる人なら、これを活用しない手はありません。
料金面のメリット
- 土日料金の50〜70%程度
- 昼食付きプランが豊富
- 優待券との併用で更なる割引も
プレー環境のメリット
- 待ち時間がほぼゼロ
- 写真撮影もゆっくり可能
- コース管理が行き届いている場合が多い
まとめ:賢いゴルファーの料金攻略法
ゴルフコース料金で損をしないためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 料金構成を理解する:グリーンフィー以外の費用も含めて総額で判断
- 時期・曜日・時間帯を使い分ける:同じコースでも半額以下になることも
- 目的に応じたコース選び:接待なら格、仲間なら料金重視
- 直前予約・優待券を活用:定価で払うのは情報収集不足
- 口コミを複数チェック:一つのサイトだけでなく総合的に判断
ゴルフは確かにお金のかかる趣味ですが、工夫次第でコストを大幅に削減できます。浮いたお金で新しいクラブを買うもよし、もう一ラウンド楽しむもよし。賢くプレーして、ゴルフライフをより充実させましょう。
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