ゴルフリゾート久慈が特別な理由。
茨城県にある「スパ&ゴルフリゾート久慈」は、ただのゴルフ場ではありません。アマチュアゴルファーのトップとして日本のゴルフ界に名を残し、多くのゴルフ指南書も執筆した伝説のゴルファー中部銀次郎。プロゴルファーとの親交も深く、ゴルフ業界に多大な功績を残した氏が監修した本コースは、メモリアルコースとして多くのゴルファーの憧れとなっています。
中部銀次郎氏が唯一設計監修を手がけた記念すべきコースで、接待から家族旅行まで、あらゆるシーンで満足できるリゾートゴルフが体験できます。地下1200mから湧き出す天然温泉露天風呂でゴルフの疲れも日常のストレスも癒すも良し。
正直、最初は「茨城の山奥のゴルフ場」程度にしか思っていませんでした。しかし、実際にプレーしてみると、その戦略性の高さと温泉付きヴィラの贅沢さに完全にハマってしまったんです。
1.ゴルフリゾート久慈の基本情報
正式名称は「スパ&ゴルフリゾート久慈」で、運営は信頼のリソルホールディングスが手がけています。
公式サイト: https://www.spagolf-kuji.jp/kuji/
アクセス・立地情報
車でのアクセスが一般的で、都心部からは約2時間程度です。少し山間部にあるため、初回は道に迷いそうになりましたが、それも含めて非日常感を演出してくれます。
2.中部銀次郎設計の神髄を味わう
コースの特徴と戦略性
平均270坪の広大なベント芝のワングリーンと美しいアンジュレーシン、そして巧妙に配置された大小7つの池。これが中部銀次郎氏の設計思想を体現したコースの特徴です。
実際にラウンドしてみると、2番のエグいドッグレッグなどはあるが概ね普通のコース。サンドバンカーを少なくしその分グラスバンカーを増やしたらしい。という口コミの通り、従来のゴルフコースとは一味違った攻略法が要求されます。
私が初めてここをプレーした時、グラスバンカーの存在を甘く見ていました。通常のサンドバンカーと同じ感覚でショットしたところ、完全にダフってボールが数メートルしか進まず、同伴者に笑われた苦い思い出があります。
シグネチャーホールの魅力
コース内には、コース全体の設計思想を凝縮したかのような戦略性と、ここでしか見ることが叶わない美しい景観を有したシグネチャーホールが設けられています。
特に印象的なのは、池とグラスバンカーが絶妙に配置されたホールです。距離感とライン読みの両方が試される、まさに中部銀次郎氏の哲学が込められたホール設計になっています。
3.宿泊施設の魅力
ホテルタイプ
シンプルに”お泊りゴルフ”をお愉しみいただきたい方にピッタリ。クラブハウスからも程近く、自然豊かな環境で天然温泉のスパリゾートをお愉しみください。
接待ゴルフで利用した際は、ホテルタイプを選択しました。クラブハウスから近く、朝の準備も楽々です。
フェアウェイフロントヴィラ
最も特徴的なのが、コース内に配置された、欧米の街並みを思わせるようなヴィラ。広々としたリビングや雄大なコースが眼前に広がるテラス、自炊も可能なキッチンや24時間楽しめる天然温泉も完備しています。
家族でゴルフ旅行をした時は、このヴィラに宿泊しました。朝目覚めると目の前にフェアウェイが広がっている光景は、まさにゴルファーの夢そのものです。天然温泉が部屋にあるので、夜中でもゆっくり温泉を楽しめるのが最高でした。
4.充実の練習施設
ドライビングレンジ
14打席200ヤードのドライビングレンジ練習場でラウンド前のウォーミングアップ、ラウンド後のフォームチェックなどにご利用いただけます。
ラウンド前の調整には必ず利用しています。200ヤードの距離があるので、ドライバーの弾道もしっかり確認できます。
アプローチ・パッティング練習場
天然芝の上で、最長50ヤードのアプローチ練習が可能です。ゴルフ場では珍しい天然芝でアプローチができ、シーンに合わせたウィークポイントの強化に最適です。
天然芝でのアプローチ練習は本当に貴重です。人工芝とは全く違う感覚を養えるので、コース攻略には欠かせません。
5.料金体系とコストパフォーマンス
少々辺鄙な場所にあるものの、コンディション良好で、値段も安い。早朝や薄暮などプランも豊富です。という口コミの通り、都心部のゴルフ場と比較するとかなりリーズナブルです。
宿泊プランと組み合わせることで、さらにお得になります。特に平日の宿泊パックは、温泉・食事・ゴルフがセットになって驚きの価格設定になっています。
6.接待ゴルフでの活用法
中部銀次郎設計というブランド力は、接待ゴルフでも話題性抜群です。ゴルフ好きの接待相手なら、必ず食いついてくる話題になります。
温泉付きというのも接待には大きなメリット。プレー後の温泉で、より親睦を深めることができました。ただし、接待相手のゴルフレベルは事前に把握しておくことをお勧めします。グラスバンカーの難しさに苦戦する可能性があります。
7.家族・夫婦旅行としての楽しみ方
ヴィラでの宿泊なら、家族連れでも十分楽しめます。ゴルフをしない家族も、温泉や自然散策で満足してもらえるでしょう。
自炊設備があるので、地元の食材を買ってきて料理するのも楽しみの一つです。茨城の新鮮な野菜や肉類で作る食事は、格別の味わいがあります。
8.プレー時の注意点と攻略法
グラスバンカーの攻略
最大の難所はグラスバンカーです。通常のサンドウェッジよりも、ピッチングウェッジやアイアンでのランニングアプローチの方が成功率が高いことを経験上学びました。
池の存在
7つの池が戦略的に配置されているので、ティーショットの方向性は特に重要です。欲張らず、確実にフェアウェイキープを心がけましょう。
グリーンの読み方
大きな1グリーンのゴルフ場。乗せやすいが乗せてからのパットに注意ですね。という口コミ通り、グリーンに乗せてからが勝負です。アンジュレーションが効いているので、下りのパットは特に慎重に。
まとめ
ゴルフリゾート久慈は、中部銀次郎氏の設計思想を体感できる唯一のコースとして、多くのゴルファーにお勧めしたい特別な場所です。戦略性の高いコース、充実した宿泊施設、癒しの温泉が三位一体となって、最高のゴルフ体験を提供してくれます。
接待ゴルフ、仲間とのラウンド、家族旅行のいずれのシーンでも満足できる施設なので、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、特別な思い出になるはずです。





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