あえて最初に書いてしまいますが、ドライバーの飛距離を伸ばすために筋トレはあまり必要でないのでは?と思っています。
それはプロゴルファーの飛距離表を見ていて特に感じます。小柄な女性ゴルファーも240ヤード飛ばしていますからね。
今回はドライバーの平均飛距離表と作ってみました、アマチュア・プロゴルファーの男女別一覧表です。さらには世界最長の飛距離についても調べてみましたのでぜひ話のネタにでも使ってください。
最後に飛距離アップを目指すためのポイントも掲載しています。
目次
1.ドライバー平均飛距離一覧表
ドライバーの平均飛距離を、アマチュア男性・プロゴルファー男性・アマチュア女性・プロゴルファー女性で一覧表を作りました。活用してくださったら嬉しいです。
男性アマチュア|ドライバー平均飛距離
アマチュア男性のゴルフドライバー平均飛距離を一覧表にしました。
ハンディキャップ | ドライバー飛距離 | スコア(18ホール※あくまで目安です) |
0-5 | 240-260 | 60-70 |
6-12 | 220-240 | 70-80 |
13-20 | 200-220 | 80-90 |
21-30 | 180-200 | 90-100 |
30以上 | 160−180 | 100以上 |
ゴルフのハンディキャップとは、プレーヤーの実力差を数値で表したものです。平均してどれだけのスコアを出すかを示す数値です。
男性プロゴルファー|ドライバー平均飛距離
男性プロゴルファーの平均飛距離は280ヤード以上です。
プロゴルファー男性のドライバー飛距離 |
280-300 |
これはプロゴルファーによって異なりますのであくまで目安としてください。
女性アマチュア|ドライバー平均飛距離
アマチュア女性のドライバー平均飛距離を一覧にまとめました。あくまで目安です。
ハンディキャップ | ドライバー飛距離 | スコア(18ホール※あくまで目安です) |
0-5 | 230以上 | 60以下 |
5-9 | 210-230 | 60-70 |
10-19 | 190-210 | 70-80 |
20-29 | 170-190 | 80-90 |
30以上 | 150-170 | 90-100 |
女性プロゴルファー|ドライバー平均飛距離
女性のプロゴルファーのドライバーの平均飛距離は240以上です。
女性プロゴルファードライバー平均飛距離 |
240-260 |
女性プロゴルファーの方もとんでもなく飛ばしますよね。
自分のドライバーの平均飛距離がわかれば目標が具体的になりますよね!是非活用してください。
2.ゴルフの最長飛距離とは?
ゴルフの最長飛距離について、調べてみました。ギネスのサイトが英語でしか記事がないのと過去の記録が消去されていたりとかなり探しにくかったです。今回は PGAツアーが平均飛距離を1980年代から記録しているのでそちらを参考にしています。(参考: PGAツアー平均飛距離)
ローリー・マキロイ選手|326.3ヤード
2023年最も飛ばした選手はローリー・マキロイ選手の326.3ヤードでした。飛距離のみならず世界ランキング2位と好調のマキロイ。
プレーもすごいですが、愛妻家な面にもたくさんのファンがついているのが彼の魅力ですよね。
ブライソン・デシャンボー選手|323.7ヤード
2022年の飛距離がすごい!といえば、ブライソン・デシャンボー選手ではないでしょうか。
2022年1月時点で飛距離の最高記録を更新し323.7ヤードを叩き出しました。これで2年連続飛ばし屋キングに輝きました!
男性プロゴルファーで300ヤード以上の飛距離を出すと異次元な記録です。彼自身平均飛距離「320ヤードを目指しています」と発言しています。
女性ゴルファー|ポリー・マック選手|281.750ヤード
米国女子 平均飛距離ランキング 2023年度(参考: PGAツアー平均飛距離)で1位に輝いたのがポリー・マック選手の281.750ヤードでした。
2位のY.シャオウェン選手が277.264ヤードなので大きく差が開いた飛距離を叩き出しました。
世界ドラコン選手権|カイル・バークシャー選手|597ヤード
画像出典:Kyle Berkshire
世界と謳っていますが、アメリカで毎年10月に行われるドラコン大会です。世界ドラコン選手権公式サイトはこちら
2023年行われたドラコン大会で1位に輝いたカイル・バークシャー選手。
会場がボールが飛びやすい標高6700フィートの高地で追い風もあったことで597ヤードという記録更新を果たしました。「暖かくなる春には600ヤードにも挑戦したい」とコメントを寄せています。600ヤードとは!クラブの進化もあれば夢じゃないですよね。
1974年マイク・オースチン選手|515ヤード
世界最長の飛距離をネットで検索すると彼の名前が必ず検索でヒットします。
全米シニアオープンで515ヤードを叩き出した最強おじいちゃん。当時マイクオースチンは64歳でした。
今でこそすごいと思うのは、1974年という時代はクラブは現在よりも発達していませんからね、道具の恩恵を受けずとも驚異的な距離と叩き出しました。
3.筋力=飛距離ではない理由
ゴルフの最大飛距離を見ていると男性は大柄ではあるんですが、大袈裟な表現をすれば筋肉量だけでいえばもっとある男性はいますよね、例えば、なかやま筋肉くんさんのような体型の方です。しかし筋力=飛距離ではないのがゴルフのおもしろ所です。
筋力がアップしたからといって飛躍的に飛距離が伸びるわけではありません。
ドライバーで飛ばすためには、同時にスイングの安定から来るミート率のアップ、適正な打ち出し角度、スピン量、といった要素も必須です。
それを理解した上で、ブライソン・デシャンボー選手が373ヤードの飛距離を記録した時、かなり体型改造をして現れ超人ハルクのような体型に仕上げていたことがありました。
決して筋力=飛距離ではありません。ですがまったくいらないという話でもないってことです。それを理解をした上であえて飛距離に影響する筋肉について調べてみたので次項で解説をしていきます。
4.飛距離に影響する3つの筋肉
飛距離に影響する3つの筋肉部位について最後に紹介していきます。
先ほど筋力を鍛えるだけでは飛距離に直結しないと言いました。
もちろん、強い力や素早い動きを生み出すのは筋肉です。
しかしゴルフには加えて柔軟性も必須なので、しなやかな筋肉を鍛えることが飛距離アップには重要です。ゴルフにおいて重要な筋肉は大きく分けて3つです。
- ①下半身
- ②広背筋
- ③体幹(インナーマッスル)
それぞれのトレーニング方法についてまとめます。
中には家の中でもできることもあるので飛距離が本気でほしい人は頑張って続けてみてください。当然すぐには結果がでないので最低でも半年から1年は続ける必要があるでしょう。
①下半身を鍛える
下半身を鍛えるのにはトレーニングの代表格ともいえるスクワットです。
スクワットは太ももやお尻にある大きな筋肉を鍛えることができます。
- 足を肩幅程度に開く
- 腕を頭の後ろで組む
- 太ももと床が平行になる位置までしっかり腰を落とす
- 太ももとお尻の力で立ち上がる
最初は無理をしない範囲でこれを繰り返す。背筋をしっかり伸ばした状態で行います。(猫背でも反りすぎてもダメ)
②広背筋を鍛える
ゴルフは背筋の力がとても重要と言われます。肩甲骨まわりの筋力と柔軟性が飛ばしの絶対条件です。
そのために手っ取り早いのは懸垂です。ただ懸垂はなかなか家庭ではできないですね。
普通のイメージする鉄棒などにぶら下がる懸垂はかなりしんどくて普段運動をしていない人がいきなりやるとケガをする可能性があるので、斜め懸垂をおすすめします。
- 腰の位置ぐらいのバーに足を肩幅ぐらい広げた状態で握る
- 身体を一直線にした状態で顔を上に向けて腕と背中の力で身体をバーに近づける
- 1秒から2秒その状態をキープしてその後ゆっくり腕と身体を戻す
通常の腹ばいになった形で上体を起こす背筋トレでもいいと思います。
家族などに足を押さえてもらってやるとより効果的でしょう。
③体幹を鍛える
体幹を鍛えるためのトレーニングとしてはプランクが効果的です。
腹筋も同時に鍛えられます。体幹がしっかりすると軸が安定したスイングができるようになるので飛距離と方向性の安定の両方の効果が期待できます。
- うつ伏せになって肘をついて上体を浮かす
- 頭、腰、お尻、つま先がまっすぐになるようにしてキープ
- お尻が浮かないように注意して30秒ほどキープ
(もっと長時間キープできる人はもっと我慢していいですが慣れてきてから秒数を伸ばしましょう)時間よりもどちらか言うと一直線になった姿勢をキープすることを重視します。
さらに自信がある、強度を上げたい方は片足を上げてみてください。
まとめ
今回はドライバーの飛距離を伸ばすためのトレーニング方法をご紹介しました。
私自身はゴルフを始めて30年がたちますが一時期本気で飛距離を伸ばしたくて筋トレを頑張ったときがあるのですが、結局続かず効果の出ないまま諦めました。なかなかすぐに効果はムリで、必ず誰にでも効果が出るものではないものと経験上思ってしまっています。
そんな私が言ってもなんの説得力もないのですが、ぜひ「継続は力なり」でやってみてください。
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