結論:振る力を鍛えるなら「振り幅の再現性」に集中すべき!
パット練習で振る力を鍛えるとき、多くの人が「強く打つ練習」に走りがちです。でも、本当に必要なのは同じ振り幅で同じ距離を打てる再現性です。
この記事では、接待ゴルフや仲間とのラウンドで「3パットを減らしたい」と願う社会人ゴルファーに向けて、振る力を効率的に鍛える方法を実体験ベースでお伝えします。
僕自身、30代に入ってから週末のラウンドが増え、パットの安定性が課題でした。練習グリーンで調子が良くても、本番では距離感が狂う。その原因は「振る力のコントロール不足」にあったんです。
1.なぜ「振る力」がパットで重要なのか

パットにおける振る力とは、単純な腕力ではありません。インパクトの強弱をコントロールし、狙った距離に球を運ぶための「出力調整能力」です。
距離感が合わない本当の理由
ラウンド中、「思ったより転がらなかった」「打ちすぎた」という経験はありませんか?
これは芝の速さやラインの読み違いではなく、振り幅とインパクトの強さが毎回バラバラだからです。振る力が安定していないと、同じ振り幅でも打球の距離が5m~7mの間で変動してしまいます。
プロと一般ゴルファーの決定的な違い
プロゴルファーは「この振り幅なら5m」「もう少し大きく振れば7m」と体に染み込んでいます。一方、僕たち社会人ゴルファーは週に1~2回の練習で、その感覚を維持するのが難しい。
だからこそ、限られた時間で振る力を効率的に鍛える方法が必要なんです。
2.振る力を鍛える前に知っておくべき3つの誤解

実は、僕も最初は間違った練習をしていました。その失敗から学んだことを共有します。
誤解①:「力強く打てばロングパットが入る」
力任せに打つと、方向性が犠牲になります。振る力は「繊細な出力調整」であって、筋力トレーニングではありません。
誤解②:「パターマットで毎日100球打てば上達する」
量だけこなしても、意識が曖昧なら成長しません。5球を集中して打つ方が、100球を惰性で打つより効果的です。
誤解③:「振り幅を大きくすれば距離が伸びる」
振り幅を大きくしても、インパクトが弱ければ球は転がりません。逆に、小さな振り幅でもインパクトが強ければ予想以上に転がります。
この3つを理解せずに練習していた頃、僕は3ヶ月間ほとんど上達しませんでした。
3.【自宅編】振る力を鍛える具体的な練習法

ここからは、実際に効果があった練習方法を紹介します。
基本ドリル①:3段階の振り幅を体に覚えさせる
まず、自宅のパターマットで「小・中・大」の3段階の振り幅を設定します。
- 小:バックスイングが足の親指まで(約1m転がる)
- 中:バックスイングがかかとまで(約3m転がる)
- 大:バックスイングがかかとより後ろ(約5m転がる)
この3段階を、毎回同じ距離に打てるまで繰り返します。最初は距離がバラつきますが、1週間続けると「この振り幅ならこの距離」という感覚が体に染み込んできます。
僕が使っているのは**ダイヤゴルフのパッティングマット(TR-478)**です。 (出典:https://www.daiagolf.co.jp/)
このマットは距離表示があり、振り幅と転がり距離の関係を視覚的に確認できるのが便利です。
基本ドリル②:メトロノームを使ったリズム練習
振る力の安定には、一定のリズムが不可欠です。
スマホのメトロノームアプリを60BPMに設定し、「カチッ、カチッ」のリズムに合わせてストロークします。バックスイングで「カチッ」、インパクトで「カチッ」。
これを5分間続けるだけで、振る力の再現性が劇的に向上します。僕は最初、リズムがバラバラで同じ距離を打てませんでしたが、この練習で安定感が増しました。
応用ドリル:目をつぶって距離感を研ぎ澄ます
目をつぶって3mのパットを打ちます。視覚情報を遮断することで、振る力の感覚に意識が集中します。
最初は1m~5mとバラつきますが、10球も打てば3m前後に収束してきます。この練習は、ラウンド前のルーティンとしても効果的です。
4.【練習グリーン編】実戦での振る力の使い方

自宅練習で基礎を固めたら、次は練習グリーンで実戦感覚を磨きます。
5m、10m、15mの距離を打ち分ける
練習グリーンでは、5m、10m、15mの3つの距離にボールを置き、それぞれの振り幅を確認します。
自宅のマットと芝の速さは違うので、「自宅での中振りが、練習グリーンでは7mくらいかな」と調整が必要です。この感覚のズレを埋めるのが、練習グリーンの役割です。
上りと下りで振る力を変える実験
同じ10mでも、上りと下りでは必要な振る力が全く違います。
上りは思い切って打たないとカップに届きませんが、下りは軽く触れるだけで転がります。この感覚を体に染み込ませるには、実際の傾斜で打つしかありません。
僕は接待ゴルフの前日、必ずコースの練習グリーンで上りと下りを5球ずつ打つようにしています。これだけで、本番での3パット率が確実に減りました。
5.振る力を鍛える練習器具の選び方

練習器具は「目的に合ったもの」を選ぶのが鉄則です。
自宅練習に最適:パッティングマット
前述のダイヤゴルフ TR-478は、距離感を養うのに最適です。1.5m~3mまで対応しており、リビングでも邪魔になりません。
もう少し長い距離を練習したいなら、**タバタゴルフのパターマット(3m)**も選択肢です。 (出典:https://www.tabata-golf.com/)
振り幅の安定を目指す:パター練習器具
振り幅を固定する器具として、**エリートグリップの「1SPEED」**があります。 (出典:https://www.elitegrips.com/)
パターのシャフトに装着し、一定のリズムで振ることを矯正してくれます。僕は最初、リズムが掴めず苦労しましたが、この器具を使ってから振る力の再現性が格段に上がりました。
実戦感覚を磨く:カップ付きマット
カップが付いているマットは、方向性と距離感を同時に練習できます。ベントグリーンに近い速さのマットを選ぶと、本番との差が少なくなります。
6.ラウンド当日の振る力チェックリスト

どれだけ練習しても、ラウンド当日にコンディションが狂うことはあります。そんなとき、僕が使っているチェックリストを紹介します。
スタート前の練習グリーンで確認すること
- [ ] 5mと10mを3球ずつ打ち、自分の「標準振り幅」を確認する
- [ ] 上りと下りを各2球打ち、芝の速さを体感する
- [ ] 目をつぶって3mを打ち、感覚が研ぎ澄まされているか確認する
この3ステップを5分でこなせば、スタートホールから距離感が合います。
ラウンド中に距離感が狂ったときの対処法
「さっきまで調子良かったのに、急に距離が合わなくなった」という経験はありませんか?
これは、緊張や疲労で振る力が無意識に変わっているからです。そんなときは、素振りで振り幅を再確認してください。カップを見ずに、自分の振り幅だけに集中する素振りを3回。これだけで、感覚がリセットされます。
7.振る力を鍛える練習の「続け方」

正直、僕も最初は3日坊主でした。パターマットを買ったものの、リビングに置きっぱなしで埃をかぶっていた時期もあります。
習慣化のコツ:練習を「ついで」にする
朝のコーヒーを淹れる間に5球だけ打つ。テレビを見ながら素振りをする。このように「ついで」にすると、続けやすくなります。
僕は「歯磨き後に3球打つ」というルーティンを作りました。1日3球でも、1ヶ月で90球。何もしないよりは確実に上達します。
成果を記録する
スマホのメモアプリに「今日の3mパットの振り幅」を記録すると、自分の成長が見えてモチベーションが保てます。
僕は週に1回、「今週の振り幅の安定度」を5段階評価しています。数字で見ると、練習の効果が実感できて楽しくなります。
まとめ:振る力を鍛えれば、パットが変わる
振る力を鍛えるパット練習は、「同じ振り幅で同じ距離を打てる再現性」を高めることが本質です。
自宅での基礎練習、練習グリーンでの実戦調整、ラウンド当日のチェックリスト。この3ステップを回せば、確実に3パットが減ります。
僕自身、この方法で平均パット数が36から32に減りました。接待ゴルフで上司に褒められたときは、正直嬉しかったです。
あなたも今日から、振る力を鍛える練習を始めてみてください。この記事が、あなたのパット上達の最短ルートになれば幸いです。





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