冬ゴルフの服装選び、結論は「頭・首・手」を制する者が勝つ。
11月ならまだマシなんです。問題は1月後半から2月にかけて。あの体が痛くなるような寒さ、経験ありますよね?
スチールシャフトが冷たすぎて触りたくない、手はかじかんで感覚ゼロ、体は震えて可動域が狭くなる…。これじゃあベストスコアどころじゃありません。
結論から言います。冬ゴルフで快適にプレーするには、頭・首まわり・手の甲の3点を徹底的に温めること。これだけで冬のラウンドが劇的に変わります。
30代の僕も以前、「まあ普通のキャップでいいか」と甘く見て、1月の早朝スタートで地獄を見ました。3ホール目で頭が痛くなり、ハーフ終了時には「なんでこんな寒い日にゴルフなんて…」と後悔の嵐。その日のスコアは聞かないでください(笑)。
この記事では、実際に効果があったアイテムと防寒テクニックを紹介します。お金をかけすぎず、でも確実に暖かくプレーできる方法をお伝えしますね。
1. なぜ頭・首・手を温めると体全体が暖かくなるのか?

本題です。冬ゴルフの服装選びで最も重要なポイントを理解しましょう。
体温を下げないメカニズム
人間の体って面白くて、特定の部位が冷えると全身が一気に冷えてしまう仕組みになっています。逆に言えば、そのポイントさえ押さえれば効率的に暖かさをキープできるんです。
その3大ポイントが「頭・首まわり・手の甲」。
頭部|脂肪・筋肉がつかない急所
頭って、脂肪も筋肉もほとんどつかない部位なんです。つまり外気の影響をモロに受ける。
頭が冷えると:
- 意欲が減退する
- 震えが止まらなくなる
- 筋肉が硬直してパフォーマンス激減
実際、普通のキャップで冬のラウンドに出たとき、途中で頭痛がしてきて集中力が完全に切れました。ティーショットでOB連発、アプローチもザックリ…。「もう帰りたい」としか思えなくなるんですよね(笑)。
首まわり|太い血管が通る重要ポイント
首も頭と同じで、脂肪・筋肉がつきにくい部位。しかも皮膚が薄いのに太い血管が通っているんです。
首が冷えると:
- 血流が悪くなり全身が一気に冷える
- 体調不良を起こしやすくなる
- 肩こりや首の痛みが出やすい
「冬ゴルフで体調を崩した」という経験がある方、実は首の防寒が不十分だった可能性が高いです。
接待ゴルフで「寒いけど格好つけたいし…」とネックウォーマーをつけずに我慢した結果、翌日から3日間、喉が痛くて仕事に支障が出たことがあります。マジで後悔しました。
手の甲|プレーの質に直結する部位
ゴルフはクラブを握って振るスポーツ。手元が冷えて感覚がないと、狙い通りのショットなんて絶対に打てません。
手の甲が冷えると:
- グリップ感覚が鈍る
- 距離感が掴めなくなる
- ダフリ・トップが頻発
冬の朝イチのティーショット、手がかじかんでクラブを握る感覚がないまま打ったら、とんでもないチーピンでOB。ホント、笑えないくらい悲しかったです。
代謝が高い人でも最初の3ホールは防寒必須
「俺、代謝いいから途中で暑くなるんだよね」という方もいるでしょう。確かに、ラウンドを回っているうちに体が温まってくることはあります。
でもプレーの立ち上がりが全然違うんです。最初の3ホールでスコアを崩すと、後半取り返すのって本当に大変じゃないですか?
だからこそ、頭・首・手の3点だけは必ず防寒しましょう。脱ぎ着で調節できるアイテムを選べば、暑くなっても問題ありません。
2. 【頭】つば付きニットキャップで集中力を守る
おすすめアイテム:耳まで暖かいつば付きニットキャップ
参考商品:Amazon つば付きニットキャップ
- 価格:2,119円
- カラー:ブラック、ネイビー、キャメル、グレー、コーヒー
つばがあることで日差しも眩しくないのがポイント。普段使っているニット帽とバイザーを組み合わせてもOKですが、つば付きなら一体型で便利です。
普通のキャップで冬ラウンドは地獄です
これ、本当に。
どんなに高機能なアウターを着て体を温めていても、頭が寒いと全く集中できません。風が吹くたびに「寒い、寒い、早く終わらないかな」としか考えられなくなります。
以前、取引先との接待ゴルフで「ちゃんとしたキャップをかぶらなきゃ」とこだわって普通のキャップで臨んだら、前半で完全に心が折れました。スコアもボロボロ、会話も上の空…。先方に申し訳なさすぎて、帰りにドラッグストアでニット帽を買って後半戦に臨んだくらいです(笑)。
冬ラウンドでは絶対に持っていくべきアイテムとして、強くおすすめします。
3. 【首】ネックウォーマーで全身ポカポカ作戦
おすすめアイテム:男女兼用ネックウォーマー
参考商品:Amazon ネックウォーマー
- 価格:1,499円
- 男女兼用
定番アイテムですが、首まわりがポカポカするだけで全身が暖かく感じるんです。これ、本当に不思議なくらい効果があります。
マナーより防寒!この時ばかりは襟なしでもOK
ゴルフって通常、襟付きのウェアがマナーとされていますよね。でも冬の極寒ラウンドでは、そんなこと言ってられません。
ネックウォーマーをつけていれば、暑くなったらアウターを脱いで調節できます。でもネックウォーマーはつけたままがコツ。これを外すと、せっかく温まった体が一気に冷えます。
実際、2月の千葉でのラウンド(風が強烈でした…)で、ネックウォーマーだけはずっとつけていたおかげで、同伴者が「寒くて無理」と言っている中、割と快適にプレーできました。
4. 【手】ハンドウォーマーが超便利すぎる件
おすすめアイテム:指なしハンドウォーマー
参考商品:Amazon ハンドウォーマー
- 価格:676円
ミトンタイプや手袋タイプもありますが、つけたり外したりが面倒なんですよね。しかも片方だけ忘れてきたりしません?(僕だけ?笑)
ハンドウォーマーなら打つときだけグローブをすればいいので、ショットのたびに脱着する手間がゼロ。これがあるだけで手元が全然寒くありません。
ハンドウォーマー選びの3つのポイント
-
親指が通せるタイプを選ぶ ショットのたびに外さなくていいので超便利
-
レディースも検討の余地あり メンズ用は意外と少ないので、サイズが合えばレディース用でもOK
-
モコモコ素材を選ぶ シンプルなものより、モコモコした素材の方が暖かさが断然違います
冬の早朝スタートで、カートに乗っている間もハンドウォーマーをつけておくと、次のショット時にすぐ手が動きます。これがないと、ティーグラウンドで「手が冷たい…」とブツブツ言いながらクラブを握ることになりますよ(経験談)。
5. 【アウター】ダウンベストが最強説
冬ゴルフのアウター選びで迷ったら、ダウンベスト一択です。
なぜか?袖がないのでショットの邪魔にならないのに、めちゃくちゃ暖かいから。
数あるゴルフアウターの中で、購入しても絶対に後悔しないのがダウンベストなんです。
【高級路線】タトラスのダウンベスト
参考:TATRAS公式サイト
- 価格:50,000円〜
数年前に人気爆発したイタリア発の「TATRAS(タトラス)」。上質な素材・美しいシルエット・確かな暖かさの三拍子が揃っています。
「ちゃんとしたものを長く使いたい」 「接待ゴルフでも恥ずかしくないアウターが欲しい」
こんな方にはタトラスがおすすめ。実際、僕の周りの経営者仲間はほぼタトラス率高いです。
【機能性重視】モンベルのダウンベスト
参考:mont-bell公式オンラインショップ
- 価格:13,500円(税抜)
ファッション性より防寒重視なら、アウトドアブランドのmont-bell(モンベル)一択です。
特徴:
- とにかく軽い
- カラーバリエーションが豊富
- コスパ最強
ただし、正直に言うと「暖かすぎる」という声もあります。日本の冬ゴルフには少しオーバースペックかも?相当な寒がりさんにおすすめです。
家族旅行で北海道のゴルフ場に行ったとき、妻がモンベルのダウンベストを着ていましたが「全然寒くない!」と大絶賛。僕のタトラスより暖かそうでした(笑)。
6. 【小物】凍った芝にはティーも工夫が必要
意外と盲点なのがティーが刺さらない問題。
日陰や早朝の芝は凍っていて、普通のティーだと全然刺さりません。力を入れて押し込もうとして指が痛くなる…なんて経験、ありませんか?
おすすめアイテム:置くだけティー
参考商品:Amazon 置くだけティー
- 価格:447円
地面に刺さなくても置くだけでOKなティーが便利です。
使えるシーン:
- 凍った芝
- 人工芝(練習場でも使える)
- 硬い地面
ポケットに入れても邪魔にならないし、意外と無くならないのもポイント。1パック買っておけば1シーズン余裕で持ちます。
1月の早朝ラウンドで、同伴者が「ティーが刺さらない!」と格闘している横で、僕だけサクッと置いてティーショット。ちょっとした優越感でした(笑)。
7. 【シューズ】足首まで暖かいゴルフシューズの選び方
実は冬用のゴルフシューズを出しているメーカーは少ないんです。
その中でも、アディダスが防寒機能を兼ね備えたゴルフシューズに力を入れています。
おすすめ:アディダス クライマヒートボア
参考:Adidas公式サイト
2015年にヒットしたクライマヒートボアシリーズ。かかと部分が高いデザインになっているため、履いているだけで暖かいんです。
特徴:
- 寒さの厳しいラウンド用に開発
- 保温素材使用
- 防水性が高い
- 軽量
見た目は少ししっかりしていますが、機能性は抜群。冬ゴルフ専用として1足持っておくと、ラウンド中の足元ストレスがゼロになります。
以前、普通のゴルフシューズで冬ラウンドしたら、後半に足の指先が冷たくて感覚がなくなり、バランスを崩してミスショット連発。スコアを大きく崩しました。足元が冷えると、スイングの安定感にも影響するんですよね。
8. 【インナー】あったかインナーランキングTOP4
「インナーなんてユニクロでいいでしょ」
って思ってませんか?確かにユニクロも優秀です。でも本気で寒がりな方には、ガチンコ系アウトドアブランドのインナーが圧倒的におすすめなんです。
1位:ゼロフィット 速暖シリーズ
参考:ゼロフィット公式オンラインショップ
- 価格:9,720円
ゴルフショップでよく見かけるゼロフィットの速暖シリーズ。「コート1枚分の暖かさ」がキャッチコピーです。
1枚約1万円とお高めですが、着込まずにプレーに集中できると多くのゴルファーが愛用しています。
シリーズ展開:
- 速暖(冬用)
- 軽暖(秋冬用)
- 速乾保温(春秋用)
- 速乾冷感(夏用)
- 接触瞬冷(真夏用)
海外でもヒット商品で、PGAツアープロも着用しているとか。信頼性は折り紙付きですね。
正直、最初は「インナーに1万円?」と思いましたが、一度着たら手放せなくなりました。薄いのにとにかく暖かい。ゴワゴワしないからスイングの邪魔にならないのも最高です。
2位:パタゴニア キャプリーン
参考:パタゴニア公式オンラインショップ
- 価格:11,880円
アウトドアウェアといえばパタゴニア。暖かさは信頼できるレベルで、しかも消臭効果が長持ちするのがアウトドアブランドならではの強み。
ラウンド後の食事会でも「汗臭くない?」と心配する必要がありません(笑)。
3位:ノースフェイス エクスペディション ホットクルー
参考:THE NORTH FACE公式オンラインショップ
- 価格:10,800円
軽いのが最大の特徴。消臭効果も持続するので、汗の臭いが気になる方やウール素材が苦手な方におすすめです。
ノースフェイスって街でも着られるデザインなので、ゴルフ以外でも使いやすいのが嬉しいポイント。
4位:ユニクロ ヒートテック
参考:ユニクロオンラインストア
- 価格:990円
コスパ最強といえばやっぱりヒートテック。ゴルフ以外でも大活躍するし、990円というありがたい価格なので大量に購入できます。
バージョン展開:
- ヒートテック(通常)
- 極暖(通常の1.5倍暖かい)
- 超極暖(通常の2.25倍暖かい)
寒さの度合いによって使い分けられるのが便利。僕は11月〜12月前半は通常版、1月〜2月は極暖を使っています。
「インナーにそんなにお金かけられないよ」という方は、まずユニクロの極暖からスタートするのがおすすめです。
9. 【女性向け】北海道JK発!1200デニールタイツの衝撃
女性ゴルファーの方、お待たせしました。冬ゴルフで最強の味方が1200デニールタイツです。
SNSで話題沸騰!北海道の女子高生が火付け役
このタイツ、実は北海道の女子高生がSNSにアップして話題になったんです。
「寒すぎる北海道の冬を乗り切るにはこれしかない!」というリアルな声が共感を呼び、当初は取扱店が少なかったものの、今や様々なオンラインショップで入手可能になりました。
参考商品:Amazon 1200デニールタイツ
- 参考価格:1,470円
太く見えない!細く見える!の二刀流
綿混レギンスもいいんですが、厚手になればなるほど脚のシルエットが太く見えるのが悩みじゃないですか?
1200デニールタイツの凄いところは:
- 寒くないのに脚が細く見える
- シルエットが綺麗
- 裏地の生地がとてつもなく暖かい
「どんな極寒でも乗り越えられそう」というレビューが多数。実際、妻が2月の軽井沢でのゴルフ旅行で使用しましたが、「これ本当に暖かい!しかも細く見える!」と大興奮でした。
女性の方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ|冬ゴルフを快適に楽しむための服装チェックリスト
冬でもゴルフを楽しみたい!でも寒いのは嫌だ!
そんなあなたのために、この記事で紹介した内容をチェックリストにまとめます。
【必須】防寒3点セット
- ✅ つば付きニットキャップ(約2,000円)
- ✅ ネックウォーマー(約1,500円)
- ✅ ハンドウォーマー(約700円)
【推奨】プレーの質を上げるアイテム
- ✅ ダウンベスト(モンベル13,500円〜/タトラス50,000円〜)
- ✅ あったかインナー(ユニクロ990円〜/ゼロフィット9,720円)
- ✅ 冬用ゴルフシューズ(アディダス クライマヒートボア)
【あると便利】小物類
- ✅ 置くだけティー(約450円)
- ✅ 1200デニールタイツ(女性向け、約1,500円)
最後に:お金をかけるポイントを間違えないで
正直、全部揃えようと思ったら結構な金額になります。でもお金をかけるべきポイントを間違えなければ、コスパよく冬ゴルフを楽しめます。
最優先は「頭・首・手」の3点。ここに合計約4,000円投資するだけで、冬ゴルフの快適度が劇的に変わります。
インナーやアウターは、最初はユニクロやワークマンでも十分。慣れてきて「もっと快適にしたい」と思ったら、ゼロフィットやタトラスにステップアップすればOKです。
冬ゴルフは準備が9割
接待ゴルフで取引先に「寒くて辛そう」と思われたくないですよね。家族旅行でのゴルフでも「お父さん、大丈夫?」と心配されたくない。仲間とのラウンドでは「あいつ、ちゃんと準備してるな」と思われたい。
冬ゴルフは準備が9割です。
この記事で紹介したアイテムとテクニックを使えば、1月〜2月の極寒ラウンドも怖くありません。むしろ「冬ゴルフって意外と快適じゃん!」と思えるはずです。
次回のラウンドはあったかプレーで、ベストスコア更新を目指しましょう!





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