プラチナ世代の期待株、安田祐香は”我慢のゴルフ”で2勝達成。
安田祐香選手は2000年12月24日生まれ、兵庫県神戸市出身の女子プロゴルファーです。2024年9月に念願のツアー初優勝、2025年4月に2勝目を挙げました。
実は僕も接待ゴルフで彼女のようなスマートなプレーを目指したことがありますが、プレッシャーがかかるとつい力んでしまい、思うようなスコアが出ませんでした。でも安田選手は違います。悪天候の中でも、プレーオフでも、冷静に「我慢のゴルフ」を貫けるメンタルの強さが最大の武器なんです。
この記事では、接待ゴルフで上司を驚かせたい社会人、仲間とのラウンドで話題を提供したい方、家族旅行でゴルフを楽しむ方に向けて、安田選手のゴルフの魅力を余すところなくお伝えします。
1.安田祐香のプロフィール|坂田塾で鍛え抜かれた基礎
基本情報
- 名前: 安田祐香(やすだ ゆうか)
- 生年月日: 2000年12月24日(24歳)
- 出身地: 兵庫県神戸市
- 身長/体重: 163cm
- 所属: NEC(公式サイト)
- 契約: ダンロップ(スリクソン)
- プロ転向: 2019年
- ツアー優勝: 2勝(2024年ミヤギテレビ杯、2025年富士フイルム・スタジオアリス)
7歳からゴルフ、坂田塾で開花した才能
安田選手は3歳上の姉・美祐さんの影響で7歳からゴルフを始め、9歳で名門・坂田ジュニアゴルフ塾に入門しました。坂田塾といえば古閑美保さんや上田桃子選手を輩出した超名門。そこで坂田信弘氏に師事し、基礎を徹底的に叩き込まれたんです。
実際、私の知人も「ゴルフの基礎は最初の3年で決まる」と言っていましたが、安田選手はまさにその典型例。小学3年生から坂田塾で学んだことが、今のスイングの土台になっています。
2017年には16歳で日本女子アマチュアゴルフ選手権を制覇。2019年のオーガスタナショナル女子アマでは3位に入り、日本から唯一出場しました。この実績だけでも、彼女がどれほどの逸材かがわかりますよね。
2.安田祐香のスイング|教科書通りの美しさと進化
安田選手のスイングを見たことがある人なら、誰もが「キレイ」と感じるはず。プロコーチからも「教科書どおり、バランスのとれた美しいスイング」と評価されています。
スイングの特徴
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アップライトな軌道 安田選手のスイングはアップライト(縦振り)が特徴で、上半身の前傾姿勢を浅めにアドレスし、トップまで肩をしっかり捻転させます。これによって再現性の高いスイングが可能になっているんです。
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体の回転を重視 手を使わず体の回転でゆったりトップまで上げ、腰の切れと回転で一気に振り抜くのが特徴です。これって実は、週末ゴルファーにも真似しやすいポイントなんですよ。
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ギッコンバッタンを克服 以前はバックスイングで左足体重になるリバースピボットの動きが見られましたが、現在はスイング軸がブレず安定しています。この改善が2勝目につながったと言われています。
坂田塾仕込みの練習法
安田選手は調子が落ちてきたときにショートスイングでボールを打ち、自分の調子を確認します。これは坂田塾で徹底的に叩き込まれた基礎練習で、プロになった今でも体に染み付いているんです。
実際、私も練習場で「3時〜9時のショートスイング」を試したことがありますが、これをやるとミート率が格段に上がるんですよね。安田選手のような安定感は出せませんが(笑)。
3.安田祐香の使用クラブ|つかまるドローで攻略
2025年クラブセッティング
安田選手のクラブセッティングは、「やさしくドローが打てる」ことを最優先にしています。
ドライバー: スリクソン ZX5 Mk II(10.5度)+ ATTAS KING(50g台、S、45.5インチ)
フェアウェイウッド: スリクソン ZX Mk II(3番15度、5番18度)+ Miyazaki CODEX(50g台、S)
ハイブリッド: スリクソン ZX Mk II(4番22度、5番25度)+ ATTAS MB HY(75g、R)
アイアン: スリクソン ZXi5(6番〜PW)+ N.S.PRO 850GH(S)
ウェッジ: RTZ(48度、52度、58度)+ N.S.PRO 850GH(S)
パター: オデッセイ トリプル・トラック TEN パタープロトタイプ
ボール: スリクソン Z-STAR ダイヤモンド(2025年モデル)
クラブ選びのこだわり
安田選手は「構えて、イメージが出るというか、難しいのは選ばないです。やさしめを選ぶんです」と語っています。
実際、ZX5 Mk IIはZX7 Mk IIより重心角が大きくてつかまりやすく、顔も大きくて安心感があります。シャフトのATTAS KING 50Sは先がしなるモデルで、自分のスイングではなくヘッドとシャフトで球をつかまえてドローを打つ意図が見て取れます。
これ、すごく参考になりませんか?私も以前は「プロと同じ難しいクラブを使えばうまくなる」と思ってましたが、実際は自分に合ったやさしいクラブの方がスコアが良くなるんですよね。
4.安田祐香の強さの秘密|姉との絆とメンタル
姉・美祐さんとの二人三脚
安田選手の3歳上の姉・美祐さんはアマチュアゴルファーで、キャディとしても同行することがあります。
姉の美祐さんは「祐香が気付いていないスイングの小さな変化をアドバイスする」といい、特にパットのライン読みが得意です。安田選手自身も「姉はパットのライン読みが上手い。どっちに曲がるか微妙なラインは必ず姉と一緒に読む」と信頼を寄せています。
この姉妹の関係性、本当に素敵ですよね。家族でゴルフを楽しむ方にとって、理想的な関係だと思います。
腰痛との戦い
安田選手はプロデビュー直後、持病の腰痛が悪化し思うようなプレーができず、ルーキーイヤーは賞金ランキング69位に終わりました。
でも彼女はそこから徐々に調子を取り戻し、2023年はシーズン4度のトップ5入りでランキング35位、念願の初シード権を獲得しました。この粘り強さこそ、接待ゴルフでピンチの時にも役立つメンタルの強さだと思います。
5.初優勝の瞬間|悪天候でも攻め続けた我慢のゴルフ
2024年9月 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
2024年9月、プロ5年目にして念願のツアー初優勝を飾りました。この試合は悪天候により27ホールに短縮されましたが、安田選手は最後まで冷静に戦い抜きました。
正直、雨の中でのゴルフって本当に難しいんですよね。私も接待ゴルフで雨に降られた時、グリップは滑るし視界は悪いしで散々でした。でも安田選手は違う。プレッシャーの中でも自分のゴルフを貫き通したんです。
2025年4月 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
2025年4月、単独2位で迎えた最終日に通算9アンダーの首位タイでホールアウト。河本結、ルーキー・中村心との3人によるプレーオフとなり、4ホール目で勝利してツアー通算2勝目を飾りました。
勝利を呼び込んだのは、プレーオフ4ホール目の左フェアウェイバンカーからの174ヤードのセカンドショット。雨で水が浮き、難しい状況でしたが、5Uで2.5メートルのチャンスにつけました。河本選手がボギーを叩いた後、バーディパットは外したものの確実にパーセーブして優勝を決めたんです。
このショット、本当に神懸かってましたよね。バンカーから174ヤードって、普通のアマチュアなら出すだけで精一杯。それを2.5メートルにつけるって、どれだけ技術があるんだって話です。
6.安田祐香のプライベート|スポーツカー好きの一面も
インスタで人気のライフスタイル
安田選手の公式インスタグラムでは愛用のコスメや愛車の紹介、プライベートの一コマなどを投稿しており、フォロワー数は15万人を超えています。
- Instagram: @oo_______yuka
スポーツカー好き
安田選手はスポーツカー好きで、憧れの選手は松山英樹選手です。兵庫トヨタ自動車とスポンサー契約を結び、アルファードに乗っているそうです。
この情報、接待ゴルフでの雑談ネタにぴったりですよね。「安田選手って実はスポーツカー好きなんですよ」なんて話せば、ゴルフ好きの上司とも盛り上がること間違いなし。
ストレス発散は愛犬と
ストレス発散方法は愛犬と遊ぶことだそうです。厳しいツアーを戦うプロゴルファーにも、こういう癒しの時間が必要なんですね。
7.安田祐香から学ぶ|アマチュアゴルファーへのヒント
1. やさしいクラブを選ぶ勇気
安田選手は「難しいヘッドは選ばない。やさしめを選ぶ」と明言しています。これって本当に大事なポイントで、背伸びして難しいクラブを使うより、自分に合ったやさしいクラブを使った方が絶対にスコアは良くなります。
2. 基礎練習を大切に
安田選手は調子が落ちた時にショートスイングに戻ります。派手な練習より、地道な基礎練習の方が長期的には効果的なんです。
3. 我慢のゴルフを心がける
初優勝の時も2勝目の時も、安田選手は最後まで冷静に戦い抜きました。これって接待ゴルフでも同じで、ミスしても慌てず、我慢して次のショットに集中することが大事なんですよね。
8.坂田塾の思い出|恩師への感謝
2024年7月、安田選手の恩師である坂田信弘さんが76歳で亡くなりました。坂田塾神戸校は2023年に閉塾となっています。
初優勝後、安田選手が一番に喜びを伝えたかった相手は坂田塾長だと語っています。この言葉に、恩師への深い感謝と尊敬の念が表れていますよね。
まとめ|安田祐香選手のこれから
安田祐香選手は、プラチナ世代を代表する実力派プロゴルファーです。坂田塾で培った美しいスイング、姉・美祐さんとの強い絆、腰痛を乗り越えた粘り強さ。そのすべてが、彼女を魅力的な選手にしています。
2024年に初優勝、2025年に2勝目を挙げた彼女の勢いは止まりません。これから先、さらに多くの優勝を重ね、日本女子ゴルフ界を牽引していく存在になるでしょう。
接待ゴルフの話題に、仲間とのラウンドでの雑談に、そして家族でゴルフを楽しむ際のモチベーションに。安田祐香選手のゴルフから、私たちアマチュアゴルファーも多くのことを学べるはずです。





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