国内・国外で最も使用率が高いと言われいるウェッジは、タイトリストの『ボーケイデザインウェッジ』。
(2018-2019年シーズン 米男子ツアーで50%、国内男子ツアーで45%を上回る高い使用率を獲得。引用:VOKEY DESIGN WEDGESウェッジの選び方ガイド)
そんな、ボーケイデザインがウェッジの選び方の重要なポイントを公開していたのでこのページで要点をまとめました。
アプローチが苦手な人は自分にあったウェッジを選べていないのかもしれません。使用率No1ウェッジクラフトマンが考えるウェッジの選び方を参考にしてみてください。
目次
1.使用率No1!ボーケイデザインが考えるウェッジの重要性
ウェッジには、距離の打ち分け・上げる・転がすなど様々なプレーを求められ、フェアウェイ、深いラフ、バンカーなど、ライコンディションも様々。ウェッジ選びは重要なゲームコントロールのひとつであるとボブ・ボーケイは考えています。
最強ウェッジ の作り手ボブ・ボーケイ氏
ウェッジを購入する時ボブ・ボーケイをまだ知らないという方はこの記事をきっかけにぜひ注目してみてください。ボーケイデザインウェッジの産みの親である彼は、世界一ウェッジを考え抜き、探究している人物。若い頃のタイガーウッズのウェッジがX100だったが、ボブボーケイに勧められてS400にしたとかなんとか。
ウェッジの役割
ウェッジは約100ヤード以内の距離やバンカー、グリーン周りからグリーンに乗せる、ピンに近づける為のクラブです。パターの次に使うクラブです。
ウェッジの種類
ウェッジは4種類あります。最近はウェッジ名で呼ぶよりも、50度とか56度などロフト角で呼ぶことが多くなりました。
種類 | ロフト角 | 使い方 |
ピッチングウェッジ(PW) | 43度~48度 | ランニングアプローチ |
アプローチウェッジ(AW) | 48度~54度 | ピッチエンドラン |
サンドウェッジ(SW) | 56度~58度 | ガードバンカーとピッチショット |
ロブウェッジ(LW) | 60度以上 | ロブショット |
ピッチングウェッジ(PW)はアイアンセットに通常入っています。ロブウェッジ(LW)はアマチュアと初心者では打ちこなせないクラブなのでまず使うことはありません。
2.ボーケイ式ウェッジ選びで重要な5つのポイント
ゴルフゲームを優勢に進めるウェッジを選ぶ為に5つの重要ポイントを解説します。
①ソール幅の広いものを選ぶ
ソール幅の広いものを選びます。なぜならソール幅が広いもののほうが芝や砂の上を滑るので、ザックリが減ります。
②グースネックを選ぶ
単品で販売しているウェッジはストレートネックのものが多いですが、可能ならグースネックかセミグースネックのものを選んでください。
ストレートネックはしっかり球を捉えるのが難しいので、セミグースネックやグースネックのほうがボールを拾いやすいからです。
グース(セミグース)ネックとは
シャフトの中心線よりフェースのリーディングエッジが数ミリ右側にあるもので、ガチョウの首のように見えることからそういわれている
③SWのバウンス角は12度以上のものを選ぶ
バンカー でダフらないのはバウンスのおかげです。サンドウェッジ(SW)はガードバンカーでフル稼働するクラブですが、バンカーが苦手な人にはバウンス角(ソールのでっぱり角度)が大きいものが必須です。
初心者がバウンス角の小さいものを使うとバンカーの砂に潜りすぎてボールをなかなか出すことができません。
バウンスとは
ウェッジのソールにある出っ張りのことで、バウンスがあると、インパクトで接地したヘッドが、地面にもぐらずにヘッドを前に進ませることができるのが特徴です。この特徴により、インパクトのポイントが多少手前になってしまったとしても、ヘッドがボールに届いてくれます。だからダフっても、ダフらない様に、ヘッドがすべって前に進ませてくれるのは、バウンスのおかげです。
④【動画】バウンスは友達
ボーケイは、バウンスはクラブのエンジンと語ります。
- バウンスが大きいほど効果が発揮されゴルファーを助けてくれます。特にアマチュアゴルファーにはバウンスの大きいウェッジをお勧めします。バウンスを理解しバウンスを活用できればかなり難しいと言われるウェッジゲームを簡単にすることができると思います。バンスは友達である。(動画抜粋)
⑤フェースを開いて使いたい人は要注意
フェアウェイからのアプローチなどでフェースを開いて使いたい人がバウンス角の大きいウェッジを使うとソールが跳ねてミスする、というデメリットもあるので注意です。
3.実際ボーケイ式でウェッジを選んでいこう!
3つのポイントを押さえながら次項を参考に実際にウェッジを選んでいきましょう。まずはフィッティングが可能なゴルフショップへ行き実際に手にとってウェッジを選んでいきます。
step1.ロフトを決める
ロフトを決めていくには、自分のクラブセッティングを見ながら、特にグリーン周りでどういうショットがしたいのか、苦手、得意を考慮していきましょう。
- 得意
- 不得意
- グリーン周りでどんなショットをしたいのか
- 自分のクラブセッティング
例.ストロングロフトのアイアンを使っている方の場合
PWが43度とか42度とかになっています。ウェッジのロフトは4度から6度がいいと言われていて、フルショットで10Y~15Yを打ち分けられるのが理想とされています。PWのロフトが立ってくると距離のギャップが大きくなるので、ウェッジは46度、50度(52度)、56度(58度)というようなセッテイングが必要となります。
step2.フェースを決める
様々な局面でテクニックを求められるウェッジはスクエアに構えた時だけでなく、フェースをオープンにしたときの「顔」が重要です。ウェッジほど構えた時の違和感が気になるクラブはないと思います。
トップブレードの幅や丸み、フェース溝のミーリングなど人によってかなり見た目の好みが別れる部分。自分が構えた時に一番しっくりくる「顔」を選んでいきましょう。
step3.自分にあったメーカー見つける
上級者はウェッジのメーカーをまず変えません。同じメーカーでモデルを変えていく人が多いのです。
ウェッジの形状・デザイン・フェース溝の加工・構えた時の「顔」はメーカーによってかなり違います。自分の好きな「顔」、打ちやすさを感じる「顔」を選ぶということは、結局メーカーを選ぶことにつながります。
step4.グラインドを選ぶ
同じモデルでもソールやヒールの形状・バウンス角が違うものをメーカーによってはリリースしており、用途やプレーヤーの好みや得手不得手に合わせて豊富なバリエーションを用意しています。
画像出典:タイトリスト 公式サイト
自分のショットのイメージや目的に合わせて選ぶことができます。タイトリストのボーケイウェッジのグラインドは特に充実しています。
4.ボーケイ・デザインのウェッジ紹介
国内・国外で最も使用率が高いウェッジ、タイトリストのボーケイデザインウェッジを紹介します。(2018-2019年シーズン 米男子ツアーで50%、国内男子ツアーで45%を上回る高い使用率を獲得。現時点でウェッジ使用率No1と言っていいだろう)
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まとめ
ウェッジはゴルフを知れば知るほど魅力的なクラブであり、逆に悩み多いクラブでもあります。迷っている方はボーケイが教えてくれるウェッジの選び方を参考にしてみてはどうでしょうか。
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