『シャフトフィッティングに行ったら弾道の曲がりも飛距離も出てHSも3も違う!安定感と調子の良さを実感』という話を耳にしました。こう聞くとシャフトフィッティングに行ってみたくなってきました。
まだまだ主流ではないシャフトフィッティングなので、「自分のレベルではまだ必要ない」と考えている人は少なくないと思いますが。シャフトフィッティングはゴルフ初心者でもやるべき項目の一つと考えていいと思います。なぜなら、次項のような人におすすめだからです。
- 使っているクラブに違和感がある人
- クラブ選びに迷いがある人
- 道具の力でスコアアップを期待する人
ハードルが高いと感じやすいシャフトフィッティングをもっと気軽なものとして捉えることができるかと思います。役立てていただけたら嬉しいです。
目次
1.シャフトフィッティングができる場所2選
実績あるプロのフィッターがフィッティングする、おすすめのスタジオ2選を紹介します。
フォースワンカスタムフィッティング
フォースワンカスタムフィッティングは、東京・千葉・大阪の3店舗を展開しています。お試しで体験メニューも用意されています。そして無駄に営業されないのもお勧めできるポイントです。
- スイング解析機Artray
- 弾道測定器TrackMan/Flight Scope/Skytrack
- スイングをスーパースローで確認
- 各数値を明確にし、理想のスイングを目指す
- データに基づいた根拠ある指導
店舗の場所
フォースワンカスタムフィッティング
東京都秋葉原店
〒160-0002 東京都千代田区岩本町3丁目3-6 井門岩本町ビルB1
千葉店
〒264-0028 千葉県千葉市若葉区桜木7-3-7
大阪店
〒552-0003 大阪府大阪市港区磯路2-2-20 サニーハイツ1F
シャフトフィッティング料金
基本のメニューは、スイング診断&クラブ診断トータルクラブフィッティング75分22000円(税込)が人気です。全番手の振りやすさ、スコアアップ、飛距離アップなどトータルフィッティング。※工賃やクラブ購入代金は含まれません
パターフィッティング75分11000円平均パット数の減少、あなたにあった最適なパターを導き出すデータフィッティングです。※工賃やクラブ購入代金は含まれません
工賃表※価格は全て1本あたりの金額です | 作業価格(税込) |
グリップ交換 | 550円 |
シャフト組み付け | 1100円 |
シャフト抜き | 1650円 |
ライ角調整 | 550円 |
バランス調整 | 1100円 |
シャフトカラーオーダー | 7700円 |
ヘッド塗装 | 7700円 |
そのほかオーダーメイドのクラブも受けてくれますのでまずはお問い合わせしてみてください。
ゴルフウィングビッグディスタンス
ゴルフウィングビッグディスタンス公式サイト
ゴルフウィングビッグディスタンスは、兵庫県にあり最新機器トラックマンで診断ができるフィッティングスタジオです。
画像出典:ゴルフウィングビッグディスタンス公式サイト
ゴルフウィングビッグディスタンス
〒665-0882兵庫県宝塚市山本南1-26-25
営業時間| 平日・土曜 10:00~22:00/日曜・祝日 9:00~20:00
定休日|毎週火曜 定休日(火曜日が祝日の場合営業。営業時間は9:00~20:00)
電話|0797-82-0833
駐車場|共有駐車場有(25台)
最寄駅|阪急宝塚線山本駅
メーカー横断型のフィッティングが可能
スリーブにクラブコネックス社の「UNI-FIT」を採用。「PING」「TaylorMade」「Callaway」「Titleist」「Cobra」「Mizno」のヘッドであれば、店頭ですぐに試打シャフトを取り付けて試打できます。最新ヘッドの入荷もあるので随時問い合わせしてみてください。
シャフトフィッティング料金
会員料金と一般料金に分かれています
メニュー | 会員料金(税込) | 一般料金(税込) |
55分1種類 | 11000円 | 16500円 |
110分3種類 | 16500円 | 22000円 |
シャフト試打料金
試したいシャフトが明確な方におすすめのメニューです。好きなヘッドとシャフトを試打することができます。55分で5500円で打席利用料は別途かかります。
2.シャフトフィッティングをする3つのメリット
シャフトフィッティングには、大きな3つのメリットがあります。
- 自分に合せたクラブカスタムできる
- スイングを矯正する必要がない
- 飛距離と方向が格段に安定する
この3つの恩恵を得ることで、自信をもってスイングすることができ、その結果スコアアップにつながります。
3.シャフトフィッティングで理解が深まる5つのこと
シャフトフィッティングすることで確実に理解できる5つのことを解説していきます。
①重さ
重さがかわることでどうなるのかが理解できます。
シャフトの重さ(重量)は、何を基準に選ぶのか、それは、振り抜きの良さです。50g~段階的にあるシャフトの重さは、飛距離を上げたいから重くしたい・軽く振り抜きたいの希望を優先したいものです。しかし、希望を優先するあまりスイングに違和感が残る結果になりやすいところがあります。
重さを選ぶポイントは、振り抜きの良さをフィッティングで追及し、自分に合ったベストの重さを選ぶことになります。
②適切な長さ
適切な長さとは、長さが変わることでどうなるのかが理解できます。
シャフトの長さを決めるのは、ミート率(当てやすさ)がいちばん高くなるシャフトの長さを探すためにフィッティングしていきます。
ミート率とは、クラブフェイスの「芯にあたる確率」が上がるということです。この確率が上がると、ボールの初速が上がり左右のバラつきも減ります。その結果、飛距離アップと安定性につながります。
③シャフトトルク(シャフトのねじれ度合い)
トルクの大小でどうかわるのかが理解できます。
トルクとは、シャフトのねじれ度合を表す数値です。数値が大きくなるとねじれが大きいという意味になります。スイング軌道が不安定な人には、トルク値が大きいシャフトを。スイングをコントロールできる上級者には、低トルクのシャフトを使うのが一般的です。
④キックポイント(シャフトのしなり度合い)
キックポイント(調子)とは、シャフトのしなり部分がどの部分かを表しています。シャフト調子には3つのタイプがあります。
- 先調子→シャフト先端部分がしなりやすい
- 中調子→シャフト中央部分がしなりやすい
- 元調子→シャフト手元側がしなりやすい
自分のスイングに合ったキックポイントを見つけることが重要です。シャフト調子を変えながら試打を繰り返し、ベストのシャフト調子をフィッティングにて見極めることができます。
⑤シャフト硬さ
シャフトの硬さは、R・Sが一般的に使われますが、スイングに力がある・ナシだけで選ぶのは危険です。シャフトフィッティングでは、最後(グリップの前)に決めていく項目になります。すべてを組み合わせた最後に、硬さの違うシャフトで試打を繰り返し、個人の力量に合った硬さのものを決めることになります。
4.シャフトフィッティングを実際に行ってみた【体験談】
実際にシャフトフィッティングに実際いってみて結論は、おすすめできます。しないよりはした方がメリットが多いと感じたからです。
筆者がシャフトフィッティングを実際に行ってみた結果、問診から約1時間でピッタリ合う納得のシャフトに出会えました。たくさんあるメーカーの中から、自分の状態に合うシャフトをセッティングしてもらうには、最新機器を使って診断するプロフィッターさんのおかげです。ピッタリのシャフトは振り抜けが良く、当たりが数値でも証明されて、大満足のクラブに仕上げていただけました。
まとめ
シャフトフィッティングについて紹介してきました。シャフトフィッティングは敷居が高いイメージがありますが、そんなことはありません。少しでもクラブに不満がある方はぜひ体験を検討してみてください。シャフトフィッティングは、今使っているクラブを最高のパートナーに仕上げる可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。
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