ゴルフで一番大事なのは最後のパター。パター数は全ストロークの40%と言われているのでドライバーやアイアンの調子が悪くても、パター次第でいい流れに引き戻すことも可能性大です。
パターはいろんな形があるのでどう選べば良いかほとんどの方は迷います。そこで、今回は自分にあったパターの選び方と2019年おすすめのモデルをご紹介します。
自分にあった打ちやすいパターを選ぶことができればプレーに大きく影響を与えますので是非参考にしてください。
目次
1.自分にあったパターの選び方
自分に合うパターを見つけるためにまずは複雑なパターヘッドの種類を理解していきましょう。
①自分が打ちやすいパターヘッドを選ぶ
ピン型
ピン型とはヘッドの奥行きが少なく・前後に重量があるので打点ミスをカバーしてくれます。パターの最もオーソドックスな形。プロも使用率が高いのが特徴です。
操作性が高くフェースを開いて閉じて打つ人におすすめ。
ピンタイプはこんな悩みの方へおすすめ
・距離感が出ない
・パター自体が苦手
マレット型
マレット型とは、大型ヘッドでフェース面の向きがわかりやすいので初心者は特に使いやすいです。重心は深く、芯を外しても距離が落ちにくいのが特徴。
まっすぐ引いてまっすぐ打つ人におすすめ。
マレットタイプはこんな悩みの方へおすすめ
・ストレート型ストローク式の方
・ロングパットのミスはショートが多い方
ネオマレット型
ネオマレット型とは、プロも使用が増えてきた形で、マレットをさらにヘッドを大きくしてミスの許容度も高いタイプです。大きすぎるヘッドが気にならなければ武器になるかもしれません。
L字型
L字タイプはL字の形をしていることからそう呼ばれています。アイアンのようにネックがヘッドの端にありシャフト軸線から芯までの距離が長いのが特徴です。
操作性を要するヘッドなので感性で打つ方や初心者は避けたほうが無難です。
L字型タイプはこんな悩みの方へおすすめ
・アーク型ストロークの方
・パットも自分で操作したい方
・アプローチが好きな方
パターの癖や自分が打ちやすいヘッドから選んでいきましょう。
②自分のパターの振り方で選ぶ
自分はどのような振り方をしているかで相性の良いパターを選んでいきましょう。パターの振り方の種類を大まかですが3種類に分けてみたので自分がどれに当てはまるかみていきましょう。
タップ式
手首を使ってインパクト強弱でタッチを打ち出す打ち方です。
アーク型
手首をあまり使わずヘッドの動く量やスピードでタッチを打ち出す打ち方です。ヘッドの軌道がワイパーのように弧を描くことでアーク型と呼ばれています。
ストレート型
手首をあまり使わずに、ヘッドの動く量やスピードでタッチを出す打ち方です。ヘッドの軌道は真っ直ぐなのが特徴です。
自分がどのように構えて打っているのか改めて確認してみよう!
2.おすすめのパター4選
現在おすすめのパターを紹介します。話題性がありかつ一番売れているパターです。これらのシリーズでほぼランキング10位までを独占しています。
オデッセイ|ストロークラボシリーズ
画像出典:キャロウェイ公式サイト
メーカー:キャロウェイ
参考価格:37000円代
発売:2019年11月8日発売予定 (左用)2019年12月6日発売予定
カーボンとスチールの複合シャフトを採用し、パター全体の慣性モーメントをさらにアップした今一番話題のパターです。無駄な手の動きを抑制し、ストロークが安定しますのでパターの精度がアップします。
ヘッドはピン型からマレット、ネオマレットまで揃えた18モデルもあり、加えて長さも33インチから36インチまで細かく設定され、自分にあったモデルが必ず見つかります。
テーラーメイド|スパイダーX
ストロークラボと並びプロの世界でもいま一番注目されているパターです。スパイダーシリーズ誕生10周年モデルとしてテーラーメイドが培ってきたすべての技術とデザインを集結したモデルです。
ヘッドの重量特性から再設計し、新たなトゥルーパスアライメントを導入することで、安定性とアライメント性能の限界を追及しています。インサートには改良された「ピュアロール」を搭載し、従来より厚めのサーリン製にしたことで打感と打音も向上しています。カラーもカッパーやブルーも用意し、ヘッドデザインも3種類あり、ラインナップも充実しています。
ピン|シグマ2
画像出典:alba
PING史上もっとも柔らかい打感、そして心地よい打音で、ショートパットはよりソフトに、ロングパットは音で距離を合わせられる、新次元のコントロール性能と快適打感のパターです。
フェースは二重構造になっていて、表面には心地よい打感のソフトPEBAXを採用し、ショートパットでも繊細なタッチでカップを狙えます。またその内側にはしっかりした打感と打音を得られる硬質のハードPEBAXを挿入することでロングパットでも抜群の距離感を発揮します。
ピン独自の機構である、32~36インチの間で長さ調整可能なシャフトを選べるので自分に合う長さにいつでも調整できるのもうれしい機能です。さらに9月にマレット型の新モデルも追加されましたので選択肢も増えました。
渋野日向子プロの全英女子オープン優勝で俄然注目を浴びたピン型パター。
タイトリスト|スコッテイキャメロンパター「T22」トレリウム
画像出典:楽天ショップ
1997年にタイガー・ウッズがマスターズを勝ったときに使用していたパターの復刻版。キャメッロン躍進のきっかけになったパターです。
新しくなった「T22]はキャメロンの定番型ともいえる「トレリウムT22ニューポート」と「ニューポート2」それに「ファストバック1.5」の3モデルで数量限定発売です。見た目はほぼ同じですが、インサート素材、ウエートなどは現代版にアップデートされており、性能面のアップも期待できます。
まとめ
今まで何本ものパターを使ってきましたが、これが一番と思うものはなかなか巡り会えないものです。グリーンの状態や速さ、硬さはコースによっても違い、同じコースでも季節や天候によっても毎日変わります。それだけパットは奥深いものでパター選びは難しいものです。
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