ゴルフをはじめたばかりの頃「どうやったら上手くなるのか?」と漠然と悩みがあるならば、その答えはウェッジにあると断言しましょう。
なぜならゴルフが上手くなるにはグリーン周り、アプローチの上達が必須だからです。遅かれ早かれそのことに気づくはずです。どうしてもグリーン周りで大叩きしてスコアを落としています。
ウェッジのミスを減らすことがスコアを高評価へ導いてくれます。今回は、
- ウェッジ種類
- ウェッジの選び方
- 個人的にミスが出にくと感じたおすすめのウェッジ
を紹介していきます。
特に初心者はスイングが不安定で、しっかりボールをコンタクトできないので、アプローチは安全第一でミスを減らすこと、できるだけ転がして寄せることを頭におきましょう。それにはパターで転がすのが一番ですが、距離が30ヤード以上あったり、ロケーションやライによってはそうはいかない場合も多々あります。
目次
1.ウェッジの種類
はじめにウェッジの種類を理解しておきましょう。ウェッジの種類は4つに分けられ使い方が異なります。
種類 | ロフト角 | 主な使い方 |
ピッチングウエッジ(PW) | 43度~48度 | ランニングアプローチ |
アプローチウエッジ(AW) | 48度~54度 | ピッチエンドラン |
サンドウエッジ(SW) | 56度~58度 | ガードバンカーとピッチショット |
ロブウエッジ(LW) | 60度以上 | ロブショット |
このうち、PWはアイアンセットに通常入っています。さらにLWはアマチュア、初心者では打ちこなせないので、不要です。 なお、現在はPWなどのウエッジ名で呼ぶよりも、50度とか56度などロフト角で呼ぶことが多くなっています。
ウェッジというのはだいたい100ヤード以内の距離やバンカー、グリーン周りからグリーンに乗せる、ピンに近づけるためのクラブということを忘れずにしておきましょう。
2.ウェッジを選ぶ時の3つの基準
初心者でも使いこなせるウエッジを紹介する前にウエッジを選ぶにあたって注意してほしいことがあります。下の注意事項は初心者にとってとても大切ですから覚えてくださいね。
①アイアンセットの延長線で選ぶ
これからゴルフを始める人や初心者はAW、SWまで入っているアイアンセットを購入するか、単品であっても自分のアイアンセットと同じシリーズのAWやSWがあればそれを購入することです。
なぜかというと、そのほうが重さやバランス、振りやすさなどがアイアンの流れのまま使えるからです。
②グースネックを選ぶ
単品で販売しているウエッジはストレートネックのものが多いですが、できればグースネックやセミグースネック(注)のものを選んでください。ストレートネックはしっかり球を捉えるのが難しく、グッスネックのほうがボールを拾いやすいです。この点も初心者にはアイアンセットと同じシリーズのものがいいという理由です。
③SWのバウンス角は14度以上でソール幅の広いものを選ぶ
SWはバンカーでフル稼働するクラブですが、初心者は特にバンカーが苦手で、なかなか出ません。バンカーで悩んでいる人にはバウンス角(ソールのでっぱり角度)が大きいものが必須です。初心者がバウンス角の小さいものを使うとバンカーの砂に潜りすぎてボールが出ません。またソール幅が広いもののほうが芝や砂の上を滑るので、ザックリが減ります。
注:グース(セミグース)ネックとはシャフトの中心線よりフェースのリーディングエッジが数ミリ右側にあるもので、ガチョウの首のように見えることからそういわれています。
4.おすすめのウェッジ3選とその理由
では最後に初心者でもミスが減らせるおすすめのウエッジをいくつか紹介します。なお初心者はロフト角50度と56度の2本を選んだほうが無難です。
キャスコ|ドルフィンウエッジ|DW115G
公式サイト:kascogolf
参考価格:¥16524(アマゾン参照)
おすすめの理由苦手なアプローチが楽しくなる安定感のあるフェース形状が特徴でセミグースでソール幅も広くシンプルに打てるので初心者でもミスが減らせると思います。
フォーティーン D-036ウエッジ
出典:Amazon
公式サイト:fourteen
参考価格:¥23760(アマゾン参照)
おすすめ理由グースネックでとにかくやさしい設計。超ワイドソールでスクエアに構えてオートマティックに打てると思います。
フォーティーン H-030ウエッジ
出典:Amazon
公式サイト:fourteen
参考価格:¥25925(Amazon参照)
おすすめ理由中空の大型ヘッドでダフらない設計。どんな状況からもクラブなりに振るだけでOK。
中には見た目は少し??なウエッジもありますが、初心者がスコアを上げるためにミスがミスになりにくいウエッジを選びましたので参考にしてください。
4.アプローチを上達させるコツ
アマチュアのアプローチは転がしに徹するべし!寄せることまずは集中していきましょう。
グリーンまでにバンカーや深いラフがない場合はパターを使ってまずグリーンに乗せることを優先してください。どうしてもパターが使えない場合のみ、ウェッジを使ってください。
まとめ
ウェッジはいろんなロフト角、ソール形状などバリエーションがたくさんあり新製品を見てるだけで楽しいです。まずはやさしくてミスを減らすものを揃えて練習してください。上達してから自分の好みにあったウェッジに買い替えても決して遅くはありません。
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