ドライバーがつかまらずスライスばかり。フェアウエイにボールが行かなくて困っているあなた。ドライバーを練習しても練習してもボールがつかまらない人は思い切ってギアに頼ってみてください。最近のドライバーの進化は凄まじいものですのでそれに甘えてしまっても良い時期ではないでしょうか。
今回は、つかまりのいい、スライスを減らしてくれると評価が高いドライバーを紹介します。ニューモデルだけでなく、中古で買えるお財布にやさしいモデルも併せて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
1.そもそも「つかまるドライバー」って何？
まずつかまりを良くしてくれるドライバーの条件を見ていきます。初心者には少し技術的に難しい用語もあるかもしれませんがそういう人は最初の4項目だけで選んでもほぼ問題ないので心配いりません。
①フックフェイスのドライバー
つかまりをよくするために手っ取り早く、元々ヘッドが少し左を向いている(フックフェイス)ドライバーを選ぶことでつかまりを良くすることができます。
②ロフトが大きめのドライバー
一般的にロフト角が大きいものほどつかまりが良くなります。例えば市販ドライバーのロフト角は9度、10度、10,5度がスタンダードですが、9度よりも10.5度のほうがつかまりはいいです。
③シャフトが軽めで先調子のドライバー
いまだに「シャフトフレックスはSでないと」、という男性が多いようですが、ここは見栄を張らず、軽くて柔らかい、そしてキックポイントが先調子のシャフトを選ぶことでつかまりが良くなる可能性があります。
④ライ角がアップライトなドライバー
「ライ角」とはヘッドを地面に置いた時にシャフトと地面との間にできる角度のことですが、一般的にライ角が大きい（アップライト）ほどつかまりが良くなります。
⑤重心角が大きいドライバー
このあたりから初心者には難しく思えるかもしれません。スペック表でもここまで書いてあるモデルはほとんどないので実際は調べようもないのですが参考に。
「重心角」とはクラブをテーブルに水平において、ヘッドをテーブルの端から垂らしたときに、垂線とフェースの向きが作る角度のことです。この角度が大きい（つまりフェースが上を向くほど）ほどヘッド自体がフェースを返す力が大きいのでつかまりがいいドライバーと言えます。
⑥重心距離（深度）が短めのドライバー
「重心距離」というのは、シャフトの延長線上からドライバーヘッドの重心までの距離のことで、この距離が短いほうがヘッドが返りやすくなるのでつかまりが良くなります。
2.評価が高いつかまるドライバー7選
それでは私が独断と偏見で選んだおすすめのつかまりのいいドライバーを厳選してご紹介します。
①「つかまりがいい名器」と定評のあるテーラーメイドMグローレ
テーラーメイド 2018 M GLOIRE（エム グローレ）ドライバー
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2018年に発売されたMグローレだがいまだに「Mグローレは名器だった」と言われるつかまりが良いとされるテーラーメイドのドライバーです。
元々評判の良かったドライバーにアスリート要素を搭載したのが良かった！
特徴は、登場以来つかまりの良さで定評のあったグローレにアスリート向けのＭシリーズのツイストフェイスのテクノロジーを搭載したモデルです。
280g台で軽くシャフトはフジクラ
280グラム台の軽いクラブでフジクラと共同開発した専用シャフトとも相まって非常につかまりのいいモデルとなっています。体力が有り余るという人にはアンダースペックかもしれませんが、つかまりの良さ、という点では私のイチオシです。ロフト角が１１．５度モデルもあります。グローレシリーズはどのモデルでもつかまりはいいですので、Mグローレだけでなく旧モデルの中古の選択肢もアリです。
②「変えて良かった」ヤマハインプレスUD+２ドライバー
YAMAHA(ヤマハ) インプレス inpres UD+2 ドライバー Air Speeder for Yamaha M4インプレスd 2020年モデル
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「2番手上の飛び」をキャッチフレーズに特にシニア層に人気のシリーズの最新作です。従来モデル以上の慣性モーメントとスピードボックス採用によるインプレス史上最大の重心角によりさらにつかまるモデルになっています。こちらもシャフトはフジクラの「エアスピーダー」をヤマハ専用に設計し、さらに飛びも追求しています。球が上がりすぎるアベレージゴルファーに最適です。
③「君に決めた！」ピン G425 SFTドライバー
ピン ドライバー G425 SFT
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アベレージからアスリートまで大人気のピンのドライバーの現行モデル。その中でもつかまりを重視した設計になっているのがSFT（ストレートフライトテクノロジー）タイプです。ヒールよりの重心設計でつかまえて飛ばせるモデルです。ピンは他モデルもそうですがシャフトの選択肢が非常に多いのもうれしいです。若い人や体力のある人にオススメです。
④ピン G30 SFテックドライバー
ピン G SERIES G SF TEC ドライバー
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上のG425シリーズの4モデル前の古い機種ですが、私が実際使っていたこともありおすすめにしました。先ほどの425と同じようにつかまり重視のＳＦTモデルで、右へのミスが大幅に減ります。この機種はロフト角が12度のモデルもあるのでもし10度でもつかまらない人は12度も試してみてください。
⑤キャロウエイ エピックマックスファストドライバー
キャロウェイ(Callaway) ドライバー EPIC MAX FAST メンズ シルバー
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キャロウエイのアスリート向けモデルですが、このマックスファストは4種類（ＬＳ／ＳＰＥＥＤ／ＭＡＸ／ＭＡＸＦＡＳＴ）のヘッドの中で一番軽くつかまりのいいモデルです。キャロウエイ独自のJAILBREAK AIスピードフレームを搭載し芯を外したあたりでも飛距離の落ちを低減します。ヘッド後方のウエイトを動かすことでさらにつかまりを良くすることもできその日の調子によって調整できるところもメリットです。このクラブではアンダースペックという人は、兄弟モデルでより重めのエピックマックスドライバーも試してみてください。
⑥ダンロップ ゼクシオ12ドライバー
DUNLOP(ダンロップ) ゴルフ ドライバー XXIO12 ゼクシオ トゥエルブ
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みんな知ってる、国産を代表するつかまりの良さと飛びが評判のゼクシオシリーズの最新作です。飛びの翼「アクティブウイング」「リバウンドフレイム」を搭載しさらに飛びと直進性を追求したモデルです。私個人としてはゼクシオシリーズは最新型でなくてもどれを買ってもつかまりはいいモデルだと思うので１２でなくてもゼクシオの近年モデル ８・９・１０・１１の中古モデルどれでもおすすめですよ。
ただシャフト選びは慎重にしてください。つかまりすぎるのもあるので。
⑦「デザインがかっこいい」ホンマ ビジール525ドライバー
本間ゴルフ ドライバー Be ZEAL ビジール 525 ドライバー
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当時絶好調のイ・ボミプロの「もう100なんて打たないで」のコマーシャルが印象的だったホンマゴルフのビジールシリーズ初代モデルです。日本人向きというか座りの良さ、構えやすさは外国モデルとは一線を画しているように感じます。このシリーズはCMどおりアベレージ用に設計されていてとてもつかまりのいいドライバーです。またホンマはクラブメーカーには珍しくシャフトも自社設計・生産しているからか、非常にヘッドにマッチした振りやすいクラブになっています。現在では中古ショプでかなり安く買えると思います。在庫は多くはないとは思いますが状態がいいものが見つかれば一度試してみてください。
まとめ
つかまるドライバー特集いかがだったでしょうか？
近年はゴルフギアの進歩が目覚ましく、ゴルフ通の中では「道具（ギア）でスコアを買う時代」というのが合言葉？になっています
思いのほかまじめな、ストイックなアマチュアほどミスを自分のせいにする人が多いのですが、道具（ギア）に頼っていいんです。ここは周りを気にせず気分を変えてナイスショットしてください。
ただし、万が一ここで紹介したドライバーでもつかまらない、つかまらかった、という人はスイング自体から見直したほうがいいかも？しれません。あしからず。
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