ゴルフ癖とは?ゴルフが上達しない人に共通する12つのゴルフ悪い癖まとめ

Short iron

ゴルフスイング, ミスショット対策

皆さんの会社や周りにも、5年も10年もゴルフを続けているのになかなかスコアは上がらない、という人いませんか?

何年ゴルフをやっていてもなかなか100を切れない、上達できない人ってけっこういます。そういう人には決まった悪い癖、習性があります。今回は長年ゴルフをやっているのに上達できない人に共通する悪い癖にして考えてみました。

1.【ゴルフの悪い癖】スイング面

まずはスイング面での悪い癖について見ていきましょう。

悪い癖①アウトサイドイン軌道

なかなか上達しない人に共通するスイングの癖はアウトサイドイン軌道がなかなか直らないことです。球がつかまらず、スライスばかり出るのでスコアが上がりません。どうしてもボールに当てることが最優先になって右肩が出てアウトからクラブが下りてきてしまう癖がなかなか克服できないのです。

悪い癖②体重が右側に残る

皆さんは「明治の大砲」という言葉を聞いたことがありますか?長年ゴルフをやっていても上手くならない年輩の人に多い癖ですが、インパクト後もどうしても右側に体重が残った形でのスイングになるので飛びませんし、方向性も安定しません。なによりフィニッシュがカッコ悪いです。

悪い癖③すくい打ち

上達しない人はクラブが上手く使えていません。自分からボールを上げようとすくい打ちになってしまいます。また体幹が使えず、手打ちのスイングも上達しない人の癖のひとつです。

2.【ゴルフの悪い癖】ラウンド中

練習場では気にならなくてもラウンドになると悪い癖が顔を出す人も多いです。

悪い癖④スタンスが右を向く

なかなか上達しない人に共通するのは、スタンス(アドレス)が目標に対してスクエアに立てないことです。無意識にアドレスが右側を向く癖がなかなか直りません。こういう人は練習場でのマットがないとダメな人です。
また実際のティーイングエリアではフェアウエイ方向を向いていないティーマークもあるのでそれに騙される、ということも往々にしてあります。

悪い癖⑤自分の生涯最高のショットを基準に考える

ゴルフはプロであってもラウンドではどうしてもミスをするスポーツです。上達しない人は練習場での自分の一番のナイスショットのイメージでクラブ選択をしたり、ターゲットを決める癖があります。それではなかなかスコアはまとまりません。

悪い癖⑥残り距離だけを基準にクラブを選ぶ

上達できない人はグリーンまで何ヤード、という残り距離だけを基準にクラブ選択をする癖があります。
バンカーなどのハザードやコースレイアウトを全く考えないクラブ選択をしているようでは好スコアは望めません。

悪い癖⑦同伴者の影響を受けやすい

例えば、飛ばし屋と同伴したときなど、それに影響されて自分の実力以上の飛距離を求めて大振りする人がいます。こういう癖のある人は結果いいことはほとんどありません。

悪い癖⑧自分しか見えていない

上達しない人はラウンド中自分のことしか考えていない、マイペースすぎる人が多い印象です。中には上手い人でもこういう人がいますが、マナー面からもよくありません。同伴者の動きや打球を見ていなかったり、平気で同伴者が打つ時に声を出したり動いたり、前に出てしまったり。ゴルフは同伴者と協力しながら、プレーファストを第一に、マナーとエチケットを守ってプレーするスポーツです。

3.【ゴルフの悪い癖】メンタル面

さらにメンタル面での癖も上達の妨げになります。ゴルフはメンタルが一番大事、とも言われます。

悪い癖⑨いろいろ考えすぎる

ラウンドに出るとナイスショットを打ちたい!いいスコアで周りたい!気持ちが出すぎて、打つ時にいろいろ考えすぎる人がいます。練習場ではそれでもいいのですが実際にコースに出たら、頭の中で注意できることは一つか二つです。
ああでもない、こうでもない、といろいろ考えるのは止めましょう。
不安なのか?何回もしつこいぐらい素振りを繰り返したり、アドレスで固まってしまっている人もよく見ますが、スロープレーになるだけですし、いい面など1ミリもありません。

悪い癖⑩ボールの行方を気にしすぎる

練習場とは違い、コースに出ればどうしてもボールの行方は気になるのは仕方ないことではあります。でもボールの行方を気にしすぎる結果、ヘッドアップしている人が数多くいます。

悪い癖⑪すぐ「分かった!」「つかんだ!」と思う

これは私の若い時の経験談なのですが、当時の私の上司が大のゴルフ好きで毎週練習場で打ちこんでいました。そのたびに「今度こそ(スイングのコツを)つかんだ!」「わかった!」「今度のラウンドは大丈夫!」といつも言ってました。確かにその人は自他ともに認める「練習場シングル」で練習場では惚れ惚れするいい球を打っていました。

なのに、なのに、ラウンドに出ればなぜか100を叩いてしまうのです。良くても90半ば。

ポジティブなのはいいのでしょうが、根拠なくなんでもすぐ自信を持つ癖がある人は上達しないように思います。やはりゴルフは「ラウンドに出てナンボ」なのです。

悪い癖⑫新しいものにすぐ飛びつく

新型のドライバーやパターなどニューギアが出ればよく調べもせずに雑誌やネットなどの評判だけですぐに買い替える人がいます。確かにここ10年ほどの道具や素材の進歩は著しく、スコアアップには役立つことは否定しませんが、2年や3年前のクラブと比べて飛躍的にスコアがアップすることなどありえません。
自分のクラブに慣れる前に次々と買い替えているような人がすごく上達した、上手くなった、という話はまず聞いたことがありません。道具に頼るのはほどほどに。

まとめ

私の独断と偏見でゴルフを長年やってもなかなか上達できない人に共通する悪い癖についてまとめましたがいかがでしたか?もし思い当たるところがあればぜひ参考にしてください。

コメント