ゴルフグリップを交換するだけで、高額なクラブに買い替えなくとも振り感の変化・ミスの減少・飛距離が伸びることを気軽に期待できるのがメリットです。
グリップを交換したことがない、特にこだわりがないと言う方に向けてゴルフグリップメーカーをできるだけ多く紹介したいと思います。
ゴルフのグリップシェアは、アメリカと日本の2国でほとんどを獲得しており、そのうち13メーカーを紹介します。
※紹介は順不動です
目次
- 1.【パイオニア】ゴルフプライド(GOLF PRIDE)
- 2.【カラーグリップが得意】イオミック(IOMIC)
- 3.【釣具も作ってる】エリートグリップ(elite)
- 4.【純国産ゴムグリップ】パーフェクトプロ
- 5.【音楽を楽しむ様にゴルフを楽しむ】ムジーク
- 6.【安心安全+カッコイイ】カデロ(CADERO)
- 7.【個性を表現】NO1グリップ
- 8.【パターグリップとピック】JOPパター
- 9.【最近見かけない】WINグリップ
- 10.【アメリカ生まれの太グリップ】スーパーストローク
- 11.【グリップ交換しやすい】STMゴルフ
- 12.【老舗メーカー】ラムキン(LAMKIN)
- 13.【パステルな色】スウサス(SUSAS)
- まとめ
1.【パイオニア】ゴルフプライド(GOLF PRIDE)
- ゴルフプライドのグリップ5つの特徴
①グローブ着用で握る部分はコード、素手で握る部分はラバーと2種類を融合させたハイブリットグリップ
②全天候滑りにくい
③しっかりとしたホールド感
④高いコントロール性
⑤下部は柔らかく快適感もある - ゴルフプライドはアメリカを本拠地とした世界シェアNo1メーカーで、日本では、日本フェイウィック社が運営しています。
初めてラバー製のグリップを開発したパイオニア的な会社で世界No1のシェアを獲得しています。
1947年-世界初のラバー製グリップをトーマス・フェィウィックが開発
1953年-世界で初めてシャフトに差し込んで接着剤等で固定する「スリップオン」タイプのグリップを開発
今では接着剤で固定するスリップオングリップは、ほとんどのグリップメーカーが採用しています。
特定の契約プロがいないにも関わらず凄まじい利用率なのもゴルフプライドの品質の高さを証明しています。
大会名 | マスターズ | 全米オープン | 全英オープン | 日本プロ | 日本オープン |
プロ使用率 | 81% | 76% | 75% | 56% | 57% |
現在もパイオニアメーカーらしく、新しいデザイン、新しい技術のグリップを世に出し続けています。ほとんどのクラブメーカーの純正グリップはゴルフプライドなのは完全にゴルフグリップ界の王座を獲得しているといえます。
2.【カラーグリップが得意】イオミック(IOMIC)
- イオミックのグリップ5つの特徴
①カラーバリエーション豊富
②ショットが安定しやすい
③低価格なので購入しやすく交換しやすい
④まとめ買い向け
⑤エラストマーを採用し高品質
日本産のイオミックは、大阪に本社を置くグリップメーカーです。黒しかなかったゴルフグリップを2004年初のカラーグリップを発売し、グリップ市場に大きなインパクトを与えました。
動画出典:イオミック公式チャンネル イオミック公式が教えるグリップお手入れ方法の動画がとてもわかりやすいので参考にしてみてください!
エラストマー系のカラフルなグリップでバリエーションも多く、女子プロや女性ゴルファーにも大人気なグリップが揃っています。
3.【釣具も作ってる】エリートグリップ(elite)
- エリートグリップ4つの特徴
①どの位置を握っても同じフィーリング
②雨に強い特殊ゴム
③強く握らなくてもしっかり感がある
④練習器具ワンスピードも知られている
エリートグリップは、面白い会社で、ゴルフグリップ・ゴルフ練習器具・漁具・アウトドア用品の開発製造販売を行っている会社です。
ゴルフと釣りとアウトドアって社長の趣味かな?と思いましたが、特許申請を多く取得して独自の技術開発に力を入れていることが頷けます。
- ゴルフグリップブランド|elite grips
- 釣具ブランド|THE HITMAN LURES
- アウトドアブランド|STAY COOL
動画出典:エリートグリップ公式チャンネル
ゴルフ練習機ワンスピードは人気のあるゴルフ練習機です。
4.【純国産ゴムグリップ】パーフェクトプロ
- エリートグリップ4つの特徴
①振動吸収素材
②すべての製造が手作業
③しっかり感があるのに柔らかい
④握った時のフィーリングを大事にしている
パーフェクトプロは埼玉県戸田市に本社を置く株式会社ワークスのブランドです。
純国産ゴムグリップにこだわり開発を続けているメーカーで、独自開発の振動吸収素材「ABR」を全モデルに採用しています。振動吸収素材「ABR」の特徴は、ミスヒット時の余計な振動を吸収し、スムーズなスイングをアシストします。
さらに握ったときのフィーリングも最適なものになるよう配合されています。
5.【音楽を楽しむ様にゴルフを楽しむ】ムジーク
- ムジークグリップ4つの特徴
①手汗が多い方におすすめ
②かなり滑りにくい
③ゴム素材
④割と溝が深くて角も尖って硬い印象
ムジークは東京・神田に本社を置く、総合ゴルフメーカーで、ゴルフクラブ・ゴルフシャフト・ゴルフボール・ゴルフグリップなどゴルフ製品のデザイン開発を手掛けている会社です。
「音楽を楽しむ様にゴルフを楽しむ」がコンセプトのメーカーで、ドライバーからウェッジまでのクラブはもちろん、ヘッドスピード別のゴルフボールなど独自の製品が多く、中でも有名なのがドライコンパウンド加工のグリップ。「ドライコンパウンド」とは雨や汗の濡れた時にすいつく様な握り感が特徴です。
マツコデラックスさんが夜の巷を徘徊した時に出てたゴルフ屋さんってムジークだったんですね。ムジークというメーカーを知らない方も結構いるのでこだわりの高品質はかなりおすすめ。
6.【安心安全+カッコイイ】カデロ(CADERO)
- カデログリップ5つの特徴
①見た目より太めに感じる凹凸
②真っ直ぐ遠くに飛ぶ
③見た目がカッコイイ
④手首などの衝撃吸収がある
⑤ちょっと高い
カデロって勝手にアメリカの会社だと思っていたら日本の会社でした。白グリップのカデログリップは一時期ブームになってみんなしていました。
東京・世田谷に本店があるGFJAPAN(ジーエフジャパン)という会社が運営しています。
とてもカラフルで明るいデザインのモデルが多く、ゴルフをオシャレに楽しみたい人にぜひおすすめなグリップです。天然ゴムほぼ100%のエコなグリップです。
またカデロには、普通の接着剤ではなく、エアコンプレッサで装着できるグリップがあり、装着後すぐに使えるのがメリットです。
7.【個性を表現】NO1グリップ
- NO1グリップ5つの特徴
①ソフトな握り感
②カラーバリエーション豊富
③密着度が高い
④密着度が高いため一定の箇所の摩擦に弱い
⑤エラストマー
東京・江東区に本社を置く株式会社NOW ONという会社が運営する国産メーカーです。
エラストマー性のグリップでカラーも豊富。とても手にフィットするグリップで雨にも強いです。逆に握ったときに少し硬さが気になる人もいるかもしれません。
8.【パターグリップとピック】JOPパター
- JOPパターグリップ4つの特徴
①トウダウンが減少
②視認性の向上
③コントロール性
④ひっかけ防止
静岡県磐田市にあるメーカーですが、パター用グリップとギターのピックを作っている会社です。パターグリップが有名で多くのプロも使用しています。このグリップを装着することによって捻りトルクが発生しなくなったり、パター形状によって引っ掛け防止にもなるそうです。
9.【最近見かけない】WINグリップ
- WINグリップ4つの特徴
①ちょっと細め
②アメリカブランド
公式サイト
WINグリップは、パターグリップで有名なアメリカのメーカーですが、最近は日本ではあまり見かけなくなりました。しっとりとした握り感が特徴で、カラーや太さなどバリエーション豊富なメーカーです。
10.【アメリカ生まれの太グリップ】スーパーストローク
- スーパーストロークグリップ4つの特徴
①正確なストローク
②手首をロックしパターフェースの動きを制御
③しっかりとした完食
④太いグリップがある
インスタの動画ではゴルフグリップを交換するところがみれますよ。
パターグリップで世界を席巻しているアメリカのメーカーです。今までピストル型中心だったパターグリップにストレート型で太いグリップをメインとしたスーパーストロークの出現によってパターグリップの市場が大きく変わった印象です。
11.【グリップ交換しやすい】STMゴルフ
- スーパーストロークグリップ4つの特徴
①星柄は滑り止め
②耐久性が高い
③エラストマー素材
大阪市住吉にある国産メーカーです。エラストマー系のグリップが主体で、フィット感も良くカラーも豊富です。
星形の滑り止めを見るとSTMかなと思いますね、比較的低コストなので頻繁にグリップを替えたい方なんかにおすすめできます。
12.【老舗メーカー】ラムキン(LAMKIN)
- ラムキングリップ4つの特徴
①握りやすい
②老舗ブランド
③パターグリップが人気
1925年世界初の皮革製グリップを開発したアメリカの大手老舗グリップメーカーですが日本ではそれほど流通しておらずパターグリップが有名です。契約プロにはジャスティン・ローズがいます。
13.【パステルな色】スウサス(SUSAS)
- SUSASグリップ4つの特徴
①ちょっと太め
②パステルカラーが豊富
③エラストマー素材
④優れた高耐摩耗性
東京・新宿にある株式会社ティー・エム・シィー・エンタープライズのSUSAS事業部というところが運営しています。エラストマー系が主体で、ホールド感がよく、雨にも強いグリップです。芹澤信雄、藤田寛之の師弟プロが使用していることで知られています。カラーも鮮やかで、モデルバリエーションも豊富です。
まとめ
ゴルフグリップメーカーは意外に多く今回13社紹介しました。入手しやすいしにくいと言う点もありますが、基本はプレーにとってメリットのあるグリップを選んでいきましょう。
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