ゴルフ初心者必見!ゴルフクラブの選び方|クラブはなんでも言い訳じゃない理由

Golf beginner club

ゴルフクラブ

これからゴルフを始めようと思っているあなた、ゴルフは最初にギアはもちろん、ウェアやシューズなどいろいろ用意するものがあり確かにお金がかかります。

その中でも一番お金がかかるのは最大14本のゴルフクラブです。

ゴルフはお金がかかるからやらない、やりたいけどできない、という人も私の周りにもけっこういます。

またゴルフを始めたいけど、クラブは何から選んだからいいのかさっぱり分からない人もいるでしょう。

ゴルフが少々やっかいなのはこの点。

野球はグローブとバット、テニスはラケットとそれぞれ一個あればいいですが、ゴルフだけは同時に何本ものクラブを使い分ける唯一のスポーツだからです。

でも最初からクラブをすべて用意する必要はないのです。

この記事では初心者が持つべき最低限のクラブについてまとめました。

1.初心者には14本のクラブは不要な理由

ご存じのとおりゴルフはルール上14本までクラブを使っていいことになっています。

まずはクラブの役割の紹介も兼ねてスタンダードなゴルフクラブセッテイングについて説明しておきます。

3 wood

①ドライバー  

ゴルフクラブの中で一番長く、一番飛距離の出るクラブで主にティーショットに使用します。

②フェアウェイウッド

ドライバーに次いで長くて飛ばせるクラブで、主にPAR5のセカンドショットや短いホールのティーショットなどに使います。

ロフト角、15度から18度ぐらいのクラブです。

③ユーティリティ

フェアウェイウッドに続くクラブで、使い方はフェアウェイウッドとよく似ています。

フェアウェイウッドより短く、ボールも上げやすいのでラフなどでも重宝します。

ロフト角は18度ぐらいから35度ぐらいまでさまざまです。

④アイアン

主にグリーンを狙うショットやPAR3でのティーショットに使うクラブで狙った距離をしっかり打つことが必要とされるクラブで、5本ないし6本セットになっていて、通常5番から9番、ピッチングウェッジまでのことをいいます。

⑤ウェッジ

昔はウエッジまでアイアンセットとして販売されることが多かったですが、今ではほとんど単品で販売されています。

一般的にロフト角50度から52度のものをアプローチウエッジ、56度や56度のものをサンドウェッジと呼んでいます。

最近ではアイアンのストロングロフト化に伴って、46度とか48度の単品ウエッジもあります。主にグリーン周りやバンカーで使うクラブでスコアメイクには欠かせません。

⑥パター

グリーン上でカップインさせるためのクラブで1回のラウンドを通して一番使用回数が多いクラブです。場合によってはグリーン周りでも使用します。

これらのクラブを組み合わせて14本までキャディバッグに入れてもいいことになっています。

標準的なセッティングが時代とともに変わってきていまして、昔はドライバー、フェアウェイウッド2本、アイアンセット10本(ウェッジ含む)、パターの14本というのがごく普通でした。

最近は個人差が大きくなっていて、一般のアマチュアではドライバー、フェアウェイウッドとユーティリティで3本~4本、アイアンセット5本~6本、ウェッジ2本から3本、パターで組み合わせて14本、という感じです。

2.初心者が持つべき最低限のクラブ7本を紹介

先ほどゴルフルールでは14本までクラブを入れていいと言いました。

それは最大14本までという意味でそれより少ないセッティングでも全く問題はないのです。

私が考える初心者で揃えるべきクラブはその半分、わずか7本でいいと考えています。

では私のおすすめする初心者が持つべき7本を解説します。

1本目|3番ウッド(スプーン)

多くの記事ではドライバーは必須、と書いてある記事も多いのですが私はそうは思いません。

なぜなら初心者にとってドライバーは一番難しいクラブでまともに当たらないし、ほとんどスライスして楽しくないからです。

その点、3Wならテイーアップすればそれなりに当たりますしドライバーよりまっすぐ飛ぶ可能性が高いです。

それに初心者レベルではドライバーとたいして飛距離も変わりません。

3Wでも当たらない人や女性は、5W(クリーク)でもいいでしょう。

2本目|ユーティリテイ

ロフト角22度から25度ぐらいのものを一本おすすめしたいです。

ラフからでもヘッドが抜けますし、比較的やさしく打てるからです。

3本目4本目5本目|7番アイアン・9番アイアン・ピッチングウェッジ

初心者でも打ちやすいミドルアイアンからショートアイアンで3本用意します。

7番の代わりに8番アイアンでもかまいません。

理由としては初心者は5番や6番アイアンは芝の上から打つのが難しいクラブで、さらに筆者の経験からも、初心者レベルでは5番も7番もほとんど距離が変わらないからです。

初心者の間は、この7番アイアンからピッチングのクラスを一番練習すればいいと思います。

6本目|サンドウェッジ(56度)

バンカーに入れた時やグリーン近くの深いラフではこのサンドウェッジが有効ですので1本用意しましょう。

ただ、単品で購入する場合、ロフト角56度のものにしてください。

プロの影響で58度が流行ってる感がありますが、58度は初心者には距離感その他難しいのでおすすめしません。

7本目|パター

これは当然グリーン上で必須のクラブなので絶対必要です。

以上、ウッド系2本、アイアン3本、ウエッジ1本、パター、この7本があれば初心者でも問題なくラウンド出来ます。

まとめ

この記事にあるように初心者はなにも最初からクラブを全部そろえる必要はないのです。

今回ご紹介したクラブをまず、中古で十分なので揃えて、ゴルフを続けたい、上手になりたい、と思ったり、上達するにつれて少しづつ増やしていく、買い替える、ということをおすすめします。

できるだけ初期投資はかからない形で始めてゴルフをまず好きになってほしいと思います。

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