【結論】神戸エリアは「ゴルフ聖地」と呼ぶにふさわしい。
神戸エリアを一言で表すなら、「日本ゴルフの原点にして最高峰」です。30代で接待ゴルフデビューして以来、数十コースを回ってきた私が断言しますが、神戸ほどゴルフの歴史と格式、そして多様性を兼ね備えたエリアはありません。
1903年開場の日本最古・神戸ゴルフ倶楽部を頂点に、プロトーナメント開催の名門コースが点在し、初心者でも楽しめる戦略的コースまで揃っています。大阪から車で約60分、神戸市内からなら30分圏内というアクセスの良さも魅力です。
六甲山系の自然を活かした美しいコースが多く、プレー後は有馬温泉や神戸牛を堪能できる環境。接待ゴルフで上司を唸らせたい、仲間と本格コースで腕試ししたい、家族旅行にゴルフを組み込みたい——どんなニーズにも応えてくれるのが神戸のゴルフ場です。
1.神戸エリアが「ゴルフ発祥の地」と呼ばれる理由

神戸がなぜ日本ゴルフの聖地なのか。それは1903年(明治36年)5月24日、イギリス人貿易商アーサー・ヘスケス・グルームが六甲山上に日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」を開場したことに始まります。
当時、六甲山には外国人の別荘が建ち並び、彼らの社交とレジャーの場として誕生しました。最初は4ホールからスタートし、1904年に18ホールへ拡張。初めてのホールインワンも1906年にこのコースで記録されています。
神戸エリアには現在も歴史ある名門コースが数多く残り、日本ゴルフの伝統を今に伝えています。関西の政財界では「神戸GC、廣野GC、鳴尾GC」を御三家と呼ぶ人もいるほどです。
2.【目的別】神戸ゴルフ場の選び方

接待ゴルフで失敗したくないあなたへ
接待ゴルフでは「格式」と「施設の充実度」が重要です。クライアントや上司を連れて行くなら、以下のポイントを押さえましょう。
重視すべきポイント:
- クラブハウスの雰囲気と設備(パウダールームの充実度も要チェック)
- コースメンテナンスの質
- 食事のクオリティ(季節の和食や神戸牛メニューがあるとポイント高)
- ドレスコード(ブレザー着用必須の場合も)
- トーナメント開催実績
おすすめコース: よみうりカントリークラブ、有馬ロイヤルゴルフクラブ(ロイヤル・ノーブル)、六甲国際ゴルフ倶楽部など、名門と呼ばれるコースを選べば間違いありません。
仲間とのエンジョイラウンド派
「週末に気軽に楽しみたい」「スコアよりも景色とおしゃべりを楽しみたい」という方には、プレーしやすさとコストパフォーマンスを重視したコース選びがおすすめです。
重視すべきポイント:
- 予約の取りやすさ
- リーズナブルな料金設定
- フェアウェイの広さ
- 初心者でも楽しめる難易度
- 練習場の充実度
- ランチメニューの充実度(これ意外と大事!)
家族旅行にゴルフを組み込みたい方
神戸エリアの最大の魅力は、ゴルフと観光を両立できること。有馬温泉、神戸三田プレミアムアウトレット、神戸市街地へのアクセスが良いコースを選びましょう。
周辺観光と組み合わせやすいエリア:
- 有馬温泉周辺:有馬ロイヤルGC、北六甲カントリークラブなど
- 三田エリア:よみうりカントリーCC、グランドオークゴルフクラブなど
- 神戸市北区:六甲国際GC、ロータリーゴルフ倶楽部など
プレー後は温泉で疲れを癒し、神戸牛や明石の海鮮を堪能。家族も納得の贅沢な1日になります。
4.【厳選】神戸エリアの名門ゴルフ場5選

1. 神戸ゴルフ倶楽部|日本最古の聖地で特別な体験を
公式サイト: https://kobegc.or.jp/
1903年開場、日本最古のゴルフ場。海抜850mの六甲山上に位置し、18ホール・パー61という独特のレイアウトが特徴です。
コースの特徴:
- パー3とパー4のみでパー5はなし
- 全長4,019ヤードと短めだが戦略性は抜群
- クラブは10本以内に制限(キャディの負担軽減のため)
- 11月中旬~4月中旬は雪のためクローズ
実際にプレーした感想: 初めてラウンドしたとき、「クラブ10本だけ?」と不安でしたが、これがゴルフの原点だと実感しました。ドライバーを抜いてスプーン・UT・アイアンで攻める戦略が求められ、マネジメント力が試されます。
グリーンは小さく、アプローチの精度がスコアを大きく左右します。距離が短い分、正確性が問われる緊張感のあるコースです。神戸に来たなら一度は訪れるべき聖地といえるでしょう。
アクセス:
- 阪神高速・神戸線/魚崎ランプから約15km
- 神戸三宮駅からタクシーで約30分
注意点:
- 完全会員制のため、メンバー同伴が必要
- プレー料金はビジター価格の設定なし
2. 有馬ロイヤルゴルフクラブ|2つの巨匠コースを堪能
公式サイト: https://arima-royal.com/
住所: 兵庫県神戸市北区淡河町北畑571
電話: 078-958-0121
1972年開場。日本を代表する設計家・上田治氏設計の「ロイヤルコース」と、世界的設計家ロバート・ボン・ヘギー氏設計の「ノーブルコース」の36ホールを擁する名門です。
コースの特徴:
- ロイヤルコース:砲台グリーンが特徴の日本的コース
- ノーブルコース:四季と時刻で変化する戦略的コース
- 日本オープン(1987年)、関西オープン(2021年)開催実績
実際にプレーした感想: ロイヤルコースは正確なショットが求められる本格派。ノーブルコースは風の影響を計算しながらの攻略が楽しい。どちらも一流の設計家の個性が光り、飽きることがありません。
クラブハウスのフロントに使われた海外産オーク材の温もり、ストレッチルームの充実度など、施設面でも一級品。パウダールームも広々としていて、プレー後のお化粧直しもゆっくりできます。接待ゴルフで使えば、確実に好印象を与えられます。
アクセス:
- 中国自動車道・西宮北ICから約15km(約20分)
- JR福知山線・三田駅からタクシーで約5,000円
料金の目安:
- 平日:15,000円~
- 土日祝:20,000円~(時期により変動)
- キャンセル料:平日は3日前から2,000円、土日祝は7日前から5,000円
3. 六甲国際ゴルフ倶楽部|ジャック・ニクラスの名設計
公式サイト: http://rokkokokusai-kobe.jp/
住所: 兵庫県神戸市北区山田町西下押部道15
電話: 078-581-5221(東コース)
1975年開場。加藤福一氏設計にジャック・ニクラス氏が監修を加えた、東西36ホールの本格派コースです。
コースの特徴:
- 東コース:日本オープン(2015年)など多数のトーナメント開催
- 西コース:アメリカンスタイルの戦略的コース
- 練習場は288ヤード48打席と充実
東コースの魅力: 7,416ヤードの距離と高い戦略性で、プロのトーナメントコースとして有名。サントリーレディースオープンが毎年開催されており、タフで戦略性豊かなクラシックタイプのコースです。
失敗談から学んだこと: 初めて東コースを回ったとき、3番ホールで風の読みを誤ってグリーン右のOBへ。風の影響が大きいホールでは、番手選択が命です。「これくらいで届くかな」という甘い判断が命取りになります。17番も池とOBに挟まれた難関。緊張感が最高潮に達します。
西コースは東ほど距離はありませんが、自然の起伏を活かしたレイアウトで戦略性は十分。初心者から上級者まで楽しめる設計です。
アクセス:
- 阪神高速道路北神戸線・箕谷ICから約10分
- 神戸淡路鳴門自動車道・神戸西ICから約8分
- 神戸三宮駅からタクシーで約30分
料金の目安:
- メンバー料金:11,000円前後
- ビジター料金:平日15,000円~、土日20,000円~
- キャンセル料:平日は7日前17時以降4,000円、土日祝は8,000円
4. よみうりカントリークラブ|石川遼の奇跡が生まれた名門
公式サイト: https://www.yomiurigolf.co.jp/country/
住所: 兵庫県西宮市塩瀬町名塩北山
電話: 0798-31-1111
1961年開場。上田治氏設計の本格派トーナメントコースで、石川遼選手が12番で2連続OBからの16番チップインイーグルで劇的優勝を飾った舞台として有名です。
コースの特徴:
- 丘陵コースで北に丹波、南に六甲連山を望む絶景
- 5ティー制導入で幅広いレベルに対応
- ベントワングリーン化で高速グリーンに
- トーナメントで培われた最高のコースメンテナンス
プレーの思い出: 関西圏では「よみうり」と言えば誰もが知る名門。コースメンテナンスの質が素晴らしく、フェアウェイの芝の密度、グリーンの仕上がりが別格です。
ドレスコードが厳しく、来場・帰宅時はブレザー着用が基本(酷暑期を除く)。ゴルフウェアでの来場はNG、革靴推奨など、名門ならではの格式があります。初めての接待ゴルフでうっかりパンプスではなくスニーカーで行きそうになり、前日に慌てて革のローファーを購入した苦い思い出があります。
アクセス:
- 中国自動車道・宝塚ICから約30分
- 中国自動車道・西宮北ICから約20分
- JR宝塚線・西宮名塩駅から阪急バス「読売ゴルフ場」行きで13分
料金の目安(2025年7月改定):
- ビジター平日:16,000円+キャディー・カートフィー
- ビジター土日祝:22,000円+キャディー・カートフィー
- 2サム割増:2,200円
- キャンセル料:10日前17時以降、平日5,000円・土日祝7,500円
5. グランドオークゴルフクラブ|プロトーナメントの舞台
公式サイト: https://www.grandoak.jp/
楽天スーパーレディース開催コース。針葉樹が包む日本的景観の中、広々としたフェアウェイと大きめのワングリーンが特徴です。
コースの特徴:
- フェアウェイ平均40ヤードと広々
- グリーン平均700㎡とやや大きめ
- 名物12番ホールは約1,000㎡の複雑なグリーン
- プロトーナメント開催の本格コース
初心者にも優しい理由: フェアウェイが広いため、ドライバーでのティーショットが打ちやすく、プレッシャーが少ない。OB杭が見えやすい位置にあり、マネジメントしやすいのも魅力です。
仲間4人で行ったとき、100切りを目指す友人が「フェアウェイが広くて気持ちいい!」と大喜び。スコアは98で目標達成し、ゴルフの楽しさを再認識していました。プレー後のランチも美味しくて、おしゃべりに花が咲きました。
料金の目安:
- 予約サイトにより変動(時期・曜日で大きく異なる)
- 比較的リーズナブルな価格設定
5.神戸エリアのゴルフ場|その他の注目コース

北六甲カントリークラブ
住所: 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢1982
27ホールを擁する高級感あふれるゴルフ場。六甲北有料道路・大沢インターからすぐとアクセス抜群。コースや施設のメンテナンスが行き届き、気さくなキャディーさんのサポートで気持ちよくプレーできます。
ロータリーゴルフ倶楽部
山陽自動車道・神戸北ICから車で5分。東・西・南の27ホールがあり、コースは美しく整備されています。昼食も美味しいと評判で、初心者にもプレーイング4が設けられているなど優しい設計です。
6.神戸でゴルフを楽しむための実践テクニック

季節ごとのコース攻略法
春(3~5月): 六甲山系は標高が高いため、朝晩の冷え込みに注意。薄手のカーディガンや風を通しにくいウィンドブレーカーを持参すると安心です。芝が青々と生え揃い、ベストシーズンの始まりです。
夏(6~8月): 標高の高いコースは市街地より涼しく快適。ただし、午後はスコールのような雨に注意。レインウェアは必携です。日焼け止めと帽子、サングラスもお忘れなく。汗をかくので、着替えを多めに持って行くと快適です。
秋(9~11月): 神戸エリアのゴルフ場が最も美しい季節。紅葉が素晴らしく、プレーに集中しつつ景色も楽しめます。予約が取りにくいので早めの手配を。朝夕は冷え込むので、羽織るものを1枚持参しましょう。
冬(12~2月): 神戸ゴルフ倶楽部など標高の高いコースはクローズ。市街地に近い低地のコースを選びましょう。霜でグリーンが硬くなる早朝は避けるのが吉。防寒対策はしっかりと。
予約のコツとタイミング
名門コースは早めの予約が鉄則: よみうりCC、有馬ロイヤルなど人気コースは、土日祝日なら2ヶ月前、平日でも1ヶ月前には埋まります。ゴルフ予約サイト(GDO、じゃらんゴルフ、楽天GORA)をこまめにチェックしましょう。
キャンセル待ちを狙う: 直前キャンセルが出ることも。プレー1週間前からサイトを毎日チェックすると、思わぬ掘り出し物が見つかることがあります。
平日プレーの活用: 平日は料金が大幅に安く、予約も取りやすい。有給を活用すれば、名門コースをリーズナブルに楽しめます。平日の方が混雑も少なく、ゆったりとラウンドできますよ。
接待ゴルフで失敗しないための準備
1週間前までの準備:
- ドレスコードの確認(ブレザー必須か、ジーンズNGかなど)
- 同伴者の好みや体力レベルのリサーチ
- ゴルフ場への事前連絡(会食の有無、組数など)
前日の準備:
- クラブやシューズの点検
- ボールは新品を1ダース以上
- 名刺は多めに(ゴルフ場で名刺交換も)
- 日焼け止めやリップクリームなどのケアアイテム
当日の心構え:
- 30分前には到着してストレッチ
- スロープレーは厳禁(前の組に遅れない)
- グリーン上のボールマーク修復は必須
- バンカーは必ずならす
- 笑顔とコミュニケーションを大切に
7.神戸ゴルフ&観光のモデルコース

1泊2日:ゴルフ+有馬温泉プラン
1日目:
- 9:00:有馬ロイヤルGCでラウンド
- 15:00:ラウンド終了、有馬温泉へ移動(車で15分)
- 16:00:温泉旅館にチェックイン
- 18:00:旅館で神戸牛や但馬牛の会席料理
- 夜:金泉・銀泉の湯巡り
2日目:
- 9:00:有馬温泉散策(炭酸煎餅の購入など)
- 11:00:神戸三田プレミアムアウトレットでショッピング
- 13:00:神戸市街地へ移動
- 14:00:南京町や北野異人館街を観光
- 16:00:神戸牛ステーキで締め
日帰りプラン:ゴルフ+神戸グルメ
タイムテーブル:
- 7:00:六甲国際GCでラウンド(早朝スタート)
- 13:00:ラウンド終了
- 14:00:神戸市街地へ移動
- 15:00:神戸ハーバーランドでショッピング
- 17:00:神戸牛ステーキディナー
- 19:00:神戸ポートタワーから夜景鑑賞
8.よくある質問Q&A
Q1:神戸エリアで初心者におすすめのゴルフ場は?
A:グランドオークゴルフクラブや北六甲カントリークラブがおすすめです。フェアウェイが広く、OBやハザードの位置が分かりやすいため、ストレスなくプレーできます。練習場も充実しているので、ラウンド前にしっかり準備できます。
Q2:接待ゴルフで絶対に外せないコースは?
A:よみうりカントリークラブ、有馬ロイヤルGC、六甲国際GCの3つが鉄板です。いずれもトーナメント開催実績があり、施設・コースメンテナンス・食事のクオリティが高い。ただしドレスコードが厳しいので事前確認を忘れずに。
Q3:神戸ゴルフ倶楽部はビジターでもプレーできますか?
A:神戸ゴルフ倶楽部は完全会員制のため、メンバーの同伴が必要です。一般のビジター予約は受け付けていません。ただし、メンバーの知人がいれば紹介してもらえる可能性があります。
Q4:神戸エリアのゴルフ場、予算はどれくらい?
A:平日で15,000~20,000円、土日祝で20,000~30,000円が相場です。名門コースはやや高めですが、その分サービスとコースクオリティは保証付き。早朝スルーや薄暮プレーなど、リーズナブルなプランを活用するのも手です。
Q5:車がなくてもアクセスできますか?
A:多くのゴルフ場がクラブバスを運行しています。六甲国際GCは谷上駅から、よみうりCCは西宮名塩駅からバスが出ています。また、タクシーでも三宮駅から30分程度でアクセス可能です。レンタカーを借りるのも選択肢の一つですよ。
Q6:ラウンド後におすすめの温泉は?
A:有馬温泉が断然おすすめです。日本三大古湯の一つで、金泉(鉄分が多く茶褐色)と銀泉(炭酸泉)の2種類の泉質が楽しめます。日帰り入浴可能な施設も多数あり、ゴルフの疲れを癒すのに最適です。お肌もツルツルになります!
まとめ:神戸でゴルフを楽しむために
神戸エリアは、日本ゴルフの歴史を肌で感じられる唯一無二の場所です。120年前にグルームが蒔いた一粒の種が、今や日本有数のゴルフ銀座へと成長しました。
接待で使える名門コース、仲間と気軽に楽しめる戦略的コース、家族旅行と組み合わせられる観光アクセス抜群のコース——目的に合わせて選べる多様性が魅力です。
六甲の山並みを背景に、丹念に整備されたフェアウェイでのショット。難関グリーンを攻略したときの達成感。ラウンド後の有馬温泉と神戸牛。この贅沢な体験ができるのは、神戸エリアならではです。
次の週末、あるいは大切な接待の舞台に、神戸のゴルフ場を選んでみませんか。歴史と伝統が息づくコースが、きっとあなたのゴルフライフを豊かにしてくれるはずです。


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