「同時にドライバーも上達?」初心者ゴルフが練習するべきは9番アイアンである理由

9 iron

ゴルフクラブ

初心者の方が、まず練習するべきクラブは何だろう?一刻も上達したいあなたは、9番アイアンの練習を優先してください。なぜなら、14本のクラブセットの中で最も扱いが簡単かつゴルフプレーでたくさん使いスコアに影響を与えるクラブだからです。

今回は、そんな初心者の方に9番アイアンの特徴とおすすめの練習方法について解説していきます。

1.初心者ゴルファーに9番アイアンがおすすめな3つの理由

初心者さんにとって9番アイアンの練習がおすすめな理由は3つあります。

  1. ゲームで使用頻度が高い
  2. ミスショットをした時がよくわかる
  3. 扱いやすく打ちやすい

①9番アイアンが使用頻度が高い

シンプルに9番アイアンは使用頻度が高いです。

ドライバーはショートホールでは使用しませんし、7番アイアンはショートホールの距離によっては、使用しない可能性もあります。9番アイアンは、ロングホールでもショートホールでも、必ず使用するアイアンです。

一般的な9番アイアンの飛距離は、約110~120y。グリーンを直接狙うときに使用しますし、残り200y前後の距離を無理せず刻むときにも使用できます。深いラフや直接グリーンに向かって打てないようなトラブル時にも、9番アイアンを使用します。

このように、ドライバーや、7番アイアンよりも圧倒的に使用頻度が高いのが9番アイアンの特性です。

②ミスショットをした時がよくわかる

9番アイアンはシャフトが短く芯で捉えやすいクラブです。なので、初心者でも芯に当たった時の打感を覚えやすいのです。ゴルフは根拠のない自信が間違った癖を生み出しやすいスポーツです。わかりやすいミスショットはそういったことを防ぎます。

「今のショットは芯を捉えていなかった」と、自分でわかると「それはなぜなのか」と、考えることができます。自分にとってのスイングを分析する癖もつけていくことは初心者にとって後々成長へつながります。

③扱いやすく打ちやすい

一般的に9番アイアンのシャフトは35.75インチとなっています。アイアンは前後の番手とシャフトの差を0.5インチで作ります。なので3番アイアンと9番アイアンのシャフトの差を比べると、3インチ(約7.6センチ)となります。

数字で見るとそんなに差がないように見えますが、実際に持ってみると意外と差があるように感じると思います。身近なものに置き換えると、長い箸と短い箸だと、短い箸の方が使いやすいですよね?

アイアンも短い9番アイアンの方が打ちやすいのです。短い文フェースのコントロールもしやすくなっています。飛距離も安定させやすく、左右のぶれも少なくなります。ここまででなぜ9番アイアンから練習した方がいいかはわかっていただけたと思います。

④ドライバーに利点もある

9番アイアンの練習は実はドライバーにも利点があります。ドライバーの飛距離は9番アイアンの飛距離がベースになるのです。

ドライバー飛距離を出す計算式
9番アイアンの飛距離×2=ドライバーの飛距離

9番アイアンでスイングの基礎を練習し、体の使い方を身に付けると、それをそのままドライバーにも利点があり一石二鳥です。

もし9番アイアンの飛距離を伸ばせるあなたは、ドライバーの飛距離を伸ばす素質があるということです。根気よく頑張って練習してみてください!

では、次に9番アイアンを打つ時のポイントを解説します。

2.9番アイアンを打つ時のポイント

9番アイアンの打ち方についてまとめました。

①捻転(ねんてん)を意識する

9番アイアンを打つ時のコツの一つ目は、捻転を意識することです。

捻転とは、下半身と上半身との動きの差から生まれます。テークバックしていく際に上半身が右に向かっていきます。

その際に膝も上半身と同じく右に向いてしまうと捻転にはなりません。全身が右に向かって回転している動きになってしまいます。

そのため、テークバックの際は、膝をしっかり正面に向けたまま、上半身だけ右に向けましょう。下半身と上半身が捻れていないと捻転にはなりません。回転と捻転の違いはしっかり理解して取り組みましょう。

9番アイアンを打つ時のコツの一つ目は、捻転を意識することです。これは9番アイアンに限ったことではありません。ドライバーや他のアイアンでも同じです。つまり、ゴルフをする上で絶対に外せない項目ということになります。

身体の捻転を意識せずに手打ちをしてしまうと、ダフリやスライスショットなどのミスショットになってしまいます。捻転しながらスイングできるようになれば他のクラブでも応用できますのでしっかりと身に付けましょう。

②ダウンブローで打つ

9番アイアンは、ダウンブローで打つことでコントロール性が上がります。ダウンブローで打つことでロフト角が立つため打ち出し角度が低くなり、飛距離も伸ばせます。

ダウンブローで打つことを忘れないようにしましょう。

③まっすぐ飛ばせるようになる

9番アイアンはねらって打つ番手ですので、基本はまっすぐ飛ばせるようコントロールできるようにまで打てるようになりましょう。

9番アイアンの練習方法はティーアップして打つことです。ティーアップして打つことでフェースの向きがまっすぐボールに当たっていない時のショットがすぐにわかります。

スライスした場合は、フェースが開いた状態。フックした場合はフェースが閉じた状態とはじめは判断し、ボールがまっすぐ飛ぶようになるまで練習しましょう。

まとめ

ここまで初心者に9番アイアンをお勧めする理由と練習方法を紹介してきました。ゴルフは上達すればするほど面白くなります。9番アイアンに自信が持てたらぜひドライバーもためにしてみてくださいね。

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