自分にあったユーティリティシャフトの選び方とおすすめ5選

TOTO Japan Classic

ゴルフクラブ

アイアンやドライバーについてはよく考えられている人はいますが、ユーティリティのシャフトについてまで考えられている人はあまりいません。ゴルフにこだわるのならユーティリティのシャフトについてもこだわってみましょう。

ユーティリティ選びにはドライバーと同様、シャフト選びが大切ですが、種類が多いので選ぶのに迷ってしまいます。

この記事では、自分に合ったユーティリティのシャフト選方とおすすめのシャフトについて解説していきます。シャフトを変えるだけでユーティリティの打感や弾道はかなり影響があるのでぜひ参考にされてください。

1.ユーティリティが苦手な原因はシャフトである理由

ユーティリティだけがどうも苦手。もしそうならば尚更シャフトを交換してみても良いかもしれません。なぜなら、ユーティリティは初心者でもやさしく打てるように、軽いシャフトが刺さっていることが多く、そのため他のゴルフクラブとの重量のバランスが崩れユーティリティの球筋だけが安定しなくなってしまうのです。

だから「ユーティリティだけが苦手」な人の場合、シャフトを交換するとショットが安定する可能性が高いです。だから、そんな方は使用しているユーティリティのシャフトを確認してみませんか。ユーティリティをリシャフトをすることで苦手だったユーティリティを得意なクラブに変身させることもできます。リシャフトなら新品のユーティリティを買うより安くすむので、コストを低く抑えられるのでおすすめです。

次項では自分に合ったユーティリティシャフトの選び方を詳しく解説していきます。

2.自分に合ったユーティリティシャフトの選び方

自分に合ったユーティリティのシャフトの選ぶ時次項4つの項目をチェックしてください。
  1. まずはシャフトの素材を選ぶ
  2. 次にシャフトの重さを決める
  3. さらにシャフトの硬さを決める
  4. シャフトのしなりで選ぶ

シャフトの素材|スチールorカーボン

ユーティリティのシャフトを選ぶとき、まず決めてほしいのが素材。何で作られているか?です。素材から自分のプレーと相性の良いものを選ぶのがポイントです。素材はスチールorカーボン(グラファイト)の2種類があります。
スチール|操作性が良く、ミスショットに強いのが特徴ただ重くパワーが必要
カーボン|しなるので楽に飛距離が出せますが操作性が弱い
素材の特徴だけではわからないという方は、次項から選んでみてください。

アイアンと同じ素材のシャフトにする

自分が使いやすいアイアンを参考にしてみてください。自分が使用しているアイアンがカーボンシャフトならユーティリティのシャフトもカーボンがおすすめです。

3・4・5番アイアンが打てるならスチールがおすすめ

3,4,5番アイアンが打てるようなら、ユーティリティもスチールにしましょう。

ロングアイアンが打てない方はカーボンがおすすめ

ロングアイアンがうまく打てない人はユーティリティのシャフトはカーボンを選ぶのがおすすめです。

シャフトの重さ(フレックス)

ユーティリティのシャフトの素材を選んだら、次はシャフトの重さを決めていきます。純正のユーティリティには万人向けの軽いシャフトが刺さっていることが多いので、自分の他のゴルフクラブとバランスのとれた重さのシャフトを選択しましょう。
ポイントはゴルフクラブ全体のバランスをみてください。

ドライバーシャフトより10g〜20g重いものがおすすめ

ユーティリティのシャフトの重さを選ぶポイントとして、ドライバーのシャフトより10g〜20gほど重く、アイアンのシャフトより10g〜20g軽いシャフトが最適です。ご自身が使用しているゴルフクラブのシャフトから計算して、ユーティリティのシャフトの重さを選びましょう。

シャフトの硬さで選ぶ

シャフトの硬さは、5段階あり自分のヘッドスピードに合わせて選んでください。
硬さ 推奨ヘッドスピード おすすめの人
L(レディース) 30〜35m/s 一般的な女性ゴルファー
A(アベレージ) 32〜37m/s シニアゴルファー、アスリート女性ゴルファー
R(レギュラー) 36〜42m/s 一般的な男性ゴルファー
S(スティフ) 42〜50m/s 力がある男性ゴルファー
X(エキストラ) 47〜55m/s アスリートゴルフファー
上級者の方の中には、女子プロと同じシャフトを好んであえて選ぶ人が一定数います。なぜなら女子プロは一般男性ゴルファーより明らかに飛ばせ、さらにアスリートの筋力を持ち合わせているからです。意外に扱いやすい上に思ったより飛ばせるらしいです。興味がある方はぜひ1本試してみてください。

シャフトのしなりで選ぶ

シャフトのキックポイントとは、シャフトのしなりやすい位置で、調子(ちょうし)とも呼ばれています。
シャフトの調子
元調子→手元でしなる
中調子→シャフトの真ん中でしなる
先調子→ヘッドの近いところでしなる
初心者にはボールが上がりやすいという観点から、先調子のシャフトがおすすめです。
あなたのゴルフスキル キックポイント
トップでタメが作りやすい
低弾道の球が打てる
ボールを捕まえにくい
上級者
元調子
クセがすくない
シャフトの影響を受けにくい
初心者〜上級者
中調子
ボールをつかまえてうちやすい
高弾道の打球が打ちやすい
初心者
シニア
女性
先調子
シャフトのフレックスは非常に重要です。フレックスはシャフトのしなり具合を指し、スイングの速度や力に応じて適切なものを選ぶ必要があります。シャフトのフレックスが合わないと、スイングの制御や飛距離に影響を与えることがあります。
これらの要素を考慮しながら、ゴルフクラブの専門店やプロフェッショナルに相談することをおすすめします。自分のスイングやプレースタイルに合ったユーティリティのシャフトを選ぶことで、より効果的なショットを打つことができます。

3.あなたのユーティリティにおすすめのシャフト5選

最後におすすめのユーティリティを5つ紹介させていただきます。初心者用から上級者用まで幅広いモデルのシャフトを選んだので、シャフト選びの参考にしてください。

日本シャフトNS.PRO 950GHユーティリティシャフト

Tip径をやや太めに、トルクを大きめにバランスポイントも変化させたユーティリティ専用設計。シャープに振れて、心強い弾道など確実に結果を得られるシャフトです。

素材:スチール
重さ98.0g
硬さ:R/S/X
キックポイント:中調子


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スチールシャフトでありながら、カーボンシャフトのようにしなりやすいのが特徴つかまりのいいシャフトとなっています。価格がリーズナブルなのも魅力的なポイントで初心者におすすめのユーティリティのシャフトです。その軽量さは世界的に人気です。

日本シャフトNS.PRO MODUS3 HYBRID350モデル

アスリートゴルファーや上級者におすすめのユーティリティシャフトです。
素材:カーボン
重さ:90.5g
硬さ:S/X
キックポイント:元調子

日本シャフト NS.PRO MODUS3 HYBRIDは日本シャフトの独自技術である接着技術を駆使して作られたユーティリティ専用のカーボンシャフトです。独自の技術によってスチールシャフトの剛性とカーボンシャフトのしなやかさを兼ね備えており、欠点のないシャフトとなっています。

フジクラ AIR SPEEDER ユーティリティ用

素材:スチール
重さ:39.5g
硬さ:S/P/X
キックポイント:先調子/中調子


Amazon価格:19651円
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重量約40gと超軽量なので非力な男性や女性でも鋭いスイングでボールを高く遠くに飛ばすことができます。キックポイントも先よりなっているので、ボールのつかまりもいいシャフトとなっています。

日本シャフトNS.PRO ZELOS7 HYBRID

素材:スチール
重さ81.0g
硬さ:R/R2/S
キックポイント:先調子

Amazon価格:3554円
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スチールシャフトとして限界まで軽量化がされているので、スチールシャフト特有の操作性とシャープなスイングによる飛距離を実現させています。アイアンの人気シャフトであるNS.PRO 950GHとのバランスの相性がいいので、アイアンのシャフトがNS.PRO 950GHの人にはおすすめのシャフトです。

UST マミヤ ATTAS EZ350

素材:カーボン
重さ54g〜94g
硬さR〜X
キックポイント:中調子

 

UST マミヤ ATTAS EZ350は安定性の高い初心者から上級者までおすすめのユーティリティ専用のシャフトです。軽い力でも、高く遠くにボールを飛ばすことができます。製品のラインアップが多いので、シャフトの硬さや重量など細かく調整できるのも魅力です。

まとめ

アイアンやドライバーについてはよく考えられている人はいますが、ユーティリティのシャフトについてまで考えられている人はあまりいません。ゴルフにこだわるのならユーティリティのシャフトについてもこだわってみましょう。
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