どんなに最強のゴルフ用のレインウェアを使っていても、使用しているうちに劣化して水捌けがどんどん弱くなっていませんか?
それはレインウェアの撥水性能がどんどん落ちてしまっているのです。
撥水機能が劣化すると雨が染み込んできてしまいます。
実は、雨の日のゴルフの後にレインウェアのメンテナンスを怠ると撥水力がどんどん低下してしまうんです。
この記事では、レインウェアの落ちてしまった撥水性能を回復させる方法を解説します。
ゴルフの前日に簡単にできる方法なのでぜひ役立ててください。
目次
1.レインウェアの撥水性能は回復します!
ゴルフの雨具は2万円以上するものが多いので雨がしみてくると体も冷たくて結構ショック。
最悪なゴルフになってしまいます。
買い直すとか考えられないぐらい数回しか使っていなかったので、どうにかならないかと調べてみたところ、熱風処理で撥水性能回復することがわかりました!
これはゴルフのレインウェアに限らず、登山やキャンプ、釣りなどをしている方の間では有名な方法です。早速やり方を解説していきます。
2.使用前日に行う撥水性能が回復する3つの方法
使用する前日にこの方法を試してください。
レインウェアは熱風処理をすることである程度の撥水性能が回復します。
手間が簡単な順で紹介していきますね。
方法①温熱乾燥機に入れる
レインウェアを洗った後、乾燥機に入れると撥水性能が回復します。
ただ入れるだけなのでとっても簡単です。
レインウェアは素材自体が撥水性能を持つ生地なので耐久性があり、洗濯後に約80℃の熱に当てることで、撥水効果を持った表面の微細な起毛の性能が回復維持されるのです。
この方法はゴアテックス公式も推薦している
ゴアテックス (GORE-TEX)と は、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名です。
ウェアは吊干しまたは乾燥機で乾かしてください。完全に乾いた後に、乾燥機を用いて 20 分間温風乾燥することで、表生地の耐久撥水(DWR)加工を回復させることができます。引用:GORE-TEXプロダクトお手入れ方法
『生地が痛みそう』と心配な方も、ゴアテックスが推薦しているならば安心ですよね。
注意!ドライクリーニングは注意が必要
レインウェアを大切にしたいがためにクリーニングに出す時、注意が必要です。
- すすぎにきれいな石油系溶剤を使っているか
- ドライクリーニングの際には撥水加工もあわせて依頼すること
お金や手間をかけたのに返って撥水性能を落としてしまうことになってしまうので取り扱いには注意しましょう。
注意!他の衣服が入っていないか確認
乾燥機によくありがちなのが、他の衣服が混在してしまいやすいこと。
素材によっては縮んでしまうものもあるので、レインウェア単体で入っていることを再度確認してください。
『自宅に乾燥機がない!』という方は次の2つを参考にしてください。
方法②ドライヤーで温風を当てる
乾いた状態のレインウェアにドライヤーの温風を当てると撥水性能が回復します。
約10cm離れた位置から30秒ほど温風を当てて表面を温めます。
想像以上に復活します。
温風を当てていないところは、撥水性能が下がったままなので全部に当てる様にしましょう。
注意!当てすぎ
温風を長時間当て続けると生地が傷むので気をつけましょう。
方法③タオル生地を引いて低温でアイロンをかける
乾いた状態のレインウェアにアイロンをかけると撥水性能が回復します。
レインウェアのしわも改善するので一石二鳥です。
直接当てると生地が溶けてしまう可能性もあるので必ずレインウェアとアイロンの間にタオルを敷いてからアイロンをかける様にしましょう。
アイロンの温度は低温で行いましょう。
注意!ワキ・フードが大変
アイロンは、ワキまわりとフードをかけるのが結構大変です。ドライヤーと併用もありだと思いました。
これで撥水性能は回復、明日の雨ゴルフも心配ありません。が、元々状態がよくないレインウェアはまだちょっと心配。
という方のために、さらに撥水性能を高めるテクニックを紹介しましょう。
3.さらに撥水性能を高める方法
さらに撥水性能を高めるにはAmazonおすすめの防水スプレーを最後にかけておきましょう。
100円ショップやホームセンターにもありますが、断然こちらが安くて水を弾いてくれたのでお勧めします。
SUN UP 強力防水スプレー SW-420 420ml 奥行6.6×高さ20.6×幅6.6cm
Amazon 445円
強力な撥水力で大切な靴・バッグ・衣類・アウトドア用品などを雨や雪をガードし、また泥水に含まれる汚れや食べこぼしなどの油汚れからもしっかりガードします。
- 通気性を損なわずに使用可能。※スポーツウェアなどにある透湿防水性生地(汗は外に発散しても内には水を通さず防水する生地)にも使用可能。
- 速乾10分タイプ。※防水スプレーは乾いてから効果を発揮します。一般的な防水スプレーに比べ乾燥が速い速乾タイプ。
レインウェアはもちろん、スパイクやキャップにもつけると雨のゴルフが終わってみると乾き具合がまったく違いました。
さらに、超強力なものがいいという方は、アメリカ生まれの「ネバーウェット」を吹きかけておくとありとあらゆるものが濡れなくなります!
4.撥水と防水の違い
最後に余談ですが、撥水と防水の違いを理解しておきましょう。
- 撥水とは、水は弾く加工がされてるけど縫い目などから、水が染み込みます
- 防水とは、いわゆる合羽のことで、雨水が入る心配は基本的にはありません
使用したレインウェアのメンテナンスを怠るとどんどん性能が低下してしまいます。
前日で良いのでメンテナンスを心がけましょう。
まとめ
雨の中終始プレーを敷いられるゴルフは、濡れると最悪です。
いいことは一つもありません。なのでレインウェア自体それなりの投資だと思ってしっかり選んでおきましょう。
ファストファッションの安価なものではなくスポーツメーカーそれかキャンプメーカーのものがお勧めです。
その性能をメンテナンスで維持すればゴルフ人生で一着で事足りるかもしれません。
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