「ゴルフスイング練習器具を買ったんだけど効果がなかった」
こんな経験ありませんか？これは、”練習器具の効果”と”解決したいスイングの悩み”が合っていないことも原因のひとつです。
ゴルフスイング練習器具と言っても、スライス防止に特化したものや、ヘッドスピードをアップするためのものなど、物によって効果が全然変るので、自分の悩みに合った練習機を探す必要があります。
そこで今回は、9つのスイング練習器具を集め、それぞれスイングのどんな悩みを解決してくれるのか、メリットとデメリットをかなりわかりやすく一覧にまとめました。
今回は次項の基準で数あるスイング練習器具を厳選しています。
- 口コミレビューが良い
- 効果が明確でわかりやすい
- 使い方動画が無料で見れる
口コミレビューが比較的良いものだけを厳選しました！具体的な使用感や活用した結果が掲載されていることが多いので自分の使用シーンに合うかどうかイメージしやすくなります。
効果が明確でわかりやすいものを厳選しました！スイング練習機と言っても効果はさまざまです。どんな効果があるのかわかりやすい物は自分の悩みを解決してくれるかどうか選びやすくなりますよね。
使い方動画が無料で見れるものを厳選しました！使い方を誤ってしまうと練習が無駄になってしまうため、わかりやすい動画があることで誰でも正しく使うことができます。
今回ご紹介する9つの練習器具の中から長年の悩みを解決できる自分に合った練習器具をぜひ見つけてください！
目次
1.ゴルフスイング練習器具9選を効果別に紹介
ゴルフスイング練習器具を9種類集めました。
既に「これ持ってる！」というものがあったら記事下のコメント欄で使った感想をぜひ教えてくださったら嬉しいです。
まず9種類のゴルフ練習器具は次項です。
①フレループ
②うねり棒
③ライビースイング ベンド
④フレループ UTERU
⑤TRI-ONE STICK
⑥ライビースイング 2way
⑦しなルンです
⑧ボディパワードライブ
⑨ダワ筋スティック
この練習器具を効果別に分けました。
見た目は似ていながらも、効果や使い方がどう違っているのか比較しながら紹介していきます。
2.スイング練習器具を徹底比較
”ゴルフスイング練習器具”で検索にヒットした高評価アイテムを比較した結果を総ざらい。
まずは見た目が似ている同士を比較し、その後、全ラインナップの評価を特徴とともに紹介していきます。
総合力はうねり棒がベスト。
全９つのなかでも、うねり棒はゴルフスイングの基本的な動きを再現できる点が初心者から経験者が幅広く使える点が高評価とさせていただきました。
次項でそれぞれの機能と効果とともに紹介していきます。
3.スイングの基本の動き＝うねり棒
ゴルフスイングの”基本の動き”を練習したい方は、うねり棒がおすすめです。
ゴルフスイング練習器具はたくさんありますが、うねり棒はスイングの基本の動きを練習できるスイング練習器具です。
①正しい動きを覚えられる理由
いざボールを打つとなると、ほとんどの方は肩を横に回してクラブをボールに当てに行く動きをしてしまいます。
この”ボールを当てに行く動き”を先に覚えてしまうと上達が遅くなってしまいます。
うねり棒はヘッドがないので、初めから当てに行く動作そもそもができないように設計されています。
ヘッドがないことで、”スイング動作”に全集中して練習することが出来ます。
なので、スイングをしっかり習得したい方は、はじめからボールを使わない方が上達出来ます。
②勝手に正しいスイングになる理由
スイングで最も重要なクラブの動きを邪魔しないことをうねり棒を使うことで習得することが出来ます。
なぜクラブの動きを邪魔をしてはいけないかというと、「ボールに当てよう」と、少しでもクラブを操作して、インパクトで帳尻を合わせたらパワーダウンしますし、エラーの原因にもなってしまいます。
そもそも自分では操作ができないようにうねり棒には重り（ウェイト）が内蔵され、シャフトのうねりを再現した湾曲した形で設計されています。
「どう当てよう」だとか「どう下ろすんだっけ」などと考える必要がない設計になっているのがうねり棒で練習する価値があると思います。
うねり棒を使うと基本の動きである”タテ運動”を覚えられ、「クラブがボールに勝手に当たる」感覚を体感することが出来ます。
③レッスンのような使い方動画
うねり棒の使い方は、三觜喜一レッスンプロがレッスンさながらの内容で解説しています。
ジュニアを数十年教えてきた経歴を持ちYouTubeチャンネルの登録者数は42万人以上。本気で上達したい方に応えるしっかりした無料レッスンのような内容がお得です。
デメリットは送料が高い
性能も効果もかなり期待できるうねり棒ですが、デメリットは送料が高い点です。
一番安くとも980円もかかってしまいます。商品価格自体も安いものではないのでゴルフクラブ1本新調する予算が必要です。
4.スライスを直したい＝フレループがベスト！
スライスを直したい方におすすめなのは①フレループ④ライビースイング短がおすすめです。
①石川遼選手がスイング改善に使用した
フレループは、石川遼選手がトレーニングに取り入れスイング改善に取り組んだ話があります。
石川選手はスイングのテンポとリズムを整えスライスから脱却できました。フレループを使うことで、スムーズで自然なスイングを取り戻すことができたのです。
②強い遠心力が矯正する
スライスを起こす原因の一つに、手首のリリースが遅れることがあります。
フレループは先端の球体によってかなり強い遠心力を生み出します。インパクトのタイミングでかなり手首リリースが矯正的に行われスライスの向きを調整されます。
手首に若干の注意が必要
フレループを実際使っていますが、遠心力がかなり強く働くので、フルショットで使うと手首にダメージを受けてしまう人も中に入るのでは？と感じることがしばしばあったので、使い方をしっかり見て正しく使用してください。
5.スライスを直したい室内練習＝ライビースイング短がベスト
スライスを直したくかつ室内で練習をしたい方は、ライビースイング短がおすすめです。
室内練習用として作られた
ライビースイングベンドの全長は約77センチ、重量は451グラムと室内でもしっかり練習できる長さになっています。
今回紹介している練習器具の中でも一番短い設計でした。
STMのグリップが採用されている
ライビースイングベンドのメリットの一つとしてグリップはSTMが使用されています。そのため単価も少し割高な気もしますがしっかりした作りです。
6.実際球を打ちたい＝フレループUTERUがベスト!
スイング練習で実際にボールを打って練習をしたい方はフレループUTERUがおすすめです。
①フレループの要素でボールが打てると思いきや
従来のフレループと同じ形状でありながら、ヘッドが付いており実際に打つことができる練習器具です。
フェースローテーションの感覚を養うのに適しているとされていて、”フレループの打てる版”と思いきや違うと思いました。
従来のフレループ長さ102cm重さ525gに対しフレループUTERUは長さ116cm重さ430gと異なるので、使用感はかなり変わってきます。
従来のフレループが気に入っている方は、使用感が変わることを理解した上で購入を検討してみてください。
②なぜシャフトが曲がっているのか？
シャフトの曲がりがスイング中の正しい軌道を導くため、プレイヤーは自然に理想的なスイングパスを学ぶことができます。スイング中の手首の動きを強調するため、手首を適切に使う感覚が身に付きます。これにより、手首の使い過ぎや誤ったリリース動作を修正できます。
③中級者以上向け
ボールを打つとなると、スイング形成がある程度できている方向けだと思いますので中級者以上向けの方におすすめです。
7.筋肉トレーニング器具TRI-ONE STICK
TRI-ONE STICKは、筋肉トレーニングを目的とした練習器具です。
①筋肉アップで飛距離を伸ばす
長さが109cm重さが530g。シャフト部分は曲がらない硬い作りになっています。
プロのドラコン選手は筋肉トレーニングが欠かせません。なので既にある程度筋肉がある方にはおすすめできる練習器具だと思います。
②筋肉量＝飛距離ではない
アマチュアの方々は、女性プロを思い出してください。小柄でも一般男性以上に飛ばせる方はたくさんいます。ゴルフというスポーツは、筋肉量＝飛距離ではないんですよね。（もちろんドラコンやプロレベルになると筋肉は不可欠になってくると考えます。）
筋肉に特化しすぎると理想的なスイングフォームを崩す場合もある為、自分の筋肉量やフォームに必要かどうかをしっかり見極めて購入することをおすすめします。
8.リリースのタイミングを知りたいならライビースイングミニ
リリースのタイミングを習得したい方はライビースイングミニのインパクトマスター付きがおすすめです。
①インパクトマスターが音でタイミングを教えてくれる
ライビースイングミニは、付属のインパクトマスターがリリースのタイミングを教えてくれます。
インパクトマスターとは、シャフト部分につけるスポンジで、ダウンスイングの時に正しいリリースができているかどうかを“音で”教えてくれます。
②単品売りがないので注意
ライビースイングミニは、インパクトマスター付きと無しで売られているんですが、インパクトマスターが単品で販売されていないので、必ずセットのものを購入するようにしてください。『間違って付いてない方を購入してしまった』といったレビューが結構ありました。
9.しなルンですでタオル素振りの効果
しなルンですは、ゴム製の紐のような練習器具です。色の関係で水道のホースにも見えますが、中は空洞になっていません。
長さ90cm重さ500gで自然なリリースを習得できる練習器具です。
①タオル素振りの効果が得られる
ゴルフ練習で”タオル素振り”というものがあります。タオルを使ってスイングのフォームやリズムを練習することです。
しなルンですは、このタオル素振りを再現できる練習機として作成されたようで、場所を選ばずに行えるため、自宅やオフィスでも練習が可能です。
②¥2,950とお手頃な価格設定
値段も¥2,950とかなりお手頃価格です。しかも送料無料とかなりお財布に優しいです。
③しなり具合は使う人によって変わる
柔らかな練習器具なので、使用する人、その日の体調によって毎回しなり具合が変わってきてしまいます。
ゴルフスイングに必要な”一貫性のある動き”が、毎回変わってしまうのがデメリットです。
10.ドラコン大会＝ボディパワードライブがおすすめ！
ドライバーの飛距離アップをしたい方はボディーパワードライブがおすすめです。
シャフト部分は湾曲し柔らかいものです。
①重量級の遠心力
長さ114cm重さ700gにさらに付属のオモリをつけると重さ840gにもあり重量級のパワートレーニングをすることが出来ます。ドライバーの2倍以上の重さに加え遠心力も発生します。
②強いインパクト
重さもあり身体全体を使わないとトップするのも難しいです。さらにシャフトも柔らかく湾曲するのでヘッド部分が遅れてインパクトし強いインパクトを体感することが出来ます。
11.ドライバーの飛距離アップ＝ダワ筋スティック
ドライバーの飛距離アップをしたい方はダワ筋スティックがおすすめです。
118cmの長さで重さが770gと重量級の重さなので1日10回の素振りが推奨されています。
間違った軌道をするとグリップ側の球体が身体に当たる
グリップ側とヘッド側、2箇所に球体がついていて、グリップ側はの球体が誤ったスイング軌道をすると身体に当たる設計になっています。
「当たる恐怖心」を利用して練習できるという使い方なのでメンタルもフィジカルも強い方におすすめの練習器具です。
ボディパワースティックとの違い
ボディパワースティックとダワ筋スティックは、設計が違いますが、どちらもドライバーの飛距離アップと強いインパクトゾーンが練習できるものです。
| 長さ | 重さ | |
| ボディパワースティック | 114cm（シャフトが湾曲する） |
700g（付属オモリ840g) |
| ダワ筋スティック | 118cm（シャフトが湾曲しない） | 770g |
重量の違い
設計の違いとしては、シャフトが湾曲するかしないかが大きな違いかと思います。
ボディパワースティックはシャフトが柔らかく湾曲し、さらに付属のオモリがあるので重さで言うとボディパワースティックの方が圧倒的に重量があります。
価格の違い
| ボディパワースティック |
¥4,980〜¥5,280(送料¥900） |
| ダワ筋スティック | ¥15,840〜¥18,480（送料無料） |
ボディパワースティックは送料を含めると6180円。ダワ筋スティックとの差額が12,300円もあります。これは結構な価格の差がありますよね。
12.価格比較一覧
9つの練習器具の機能と効果について解説をしてきました。
それぞれの価格がどのぐらいなのかがわかりにくと感じたので価格が高いものから並べていきます。自分が欲しい効果と購入予算の参考になればと思います。
 ダワ筋スティック ¥15,840〜¥18,480(送料無料） |
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 ライビースイング インパクトマスター付き |
 フレループ ¥7,559〜¥13,500(送料無料） |
フレループUTERU |
 TRI-ONE STICK ¥8,580（送料無料） |
 ボディパワードライブ ¥4,980〜¥5,280（送料無料） |
 しなルンです ¥2,950(送料無料） |
価格だけで言うと、最も価格が高いのはダワ筋スティックの¥15,840〜¥18,480。
最も価格が安いのはしなルンです¥2,950でした。
13.ゴルフスイングの悩みを分析しよう
スイングの悩みを明確にして、自分に合ったゴルフ練習器具を選んでいきましょう。そうすれば、「効果がなかった」と失敗することを避けることが出来ます。
ゴルフスイングの悩みは人それぞれ違います。ゴルフのスイングの悩みランキングを作ってみましたので、自分自身の悩みを明確にする参考としてお使いください。
スイングの悩みランキング
ゴルフのスイングで起こりやすいエラーと、エラーの症状をまとめました。
- スライス｜ボールが右に曲がるショット
- フック｜ボールが左に曲がるショット
- シャンク｜ボールがクラブのヒール部分に当たって右に大きく飛び出すショット
- ダフリ｜ボールの手前の地面を打ってしまうミスショット
- トップ｜ボールの上部を打ってしまい、ボールが低く飛ぶミスショット
- 飛距離不足｜ボールが思ったほど飛ばない問題
- 一貫性の欠如｜ショットの結果が安定しないこと
- スイングプレーンの乱れ｜方向性や距離感が安定しません
- リリースのタイミング｜ミスショットが発生
スイングの悩みの原因を次項で明確にしています。
スイングの悩みからわかる原因
スイングの悩みの原因を次項にまとめてみました。スイングエラーの原因には、さまざまな要因があるので絶対にこれ！という意味ではありません。あくまで参考としてご理解ください。
- スライス｜インサイドアウトのスイング軌道やフェースの開きが原因
- フック｜アウトサイドインのスイング軌道やフェースの閉じすぎが原因
- シャンク｜スイング軌道やスタンスの問題
- ダフリ｜スイングのタイミングや体重移動の問題
- トップ｜体が浮き上がる動きや、手首の動きが原因
- 飛距離不足｜スイングスピードやミート率、クラブの選択が影響
- 一貫性の欠如｜スイングリズムやテンポ、メンタルの問題
- スイングプレーンの乱れ｜クラブの軌道がブレる問題
- リリースのタイミング｜クラブを適切なタイミングでリリースできない
これらの原因を解決するのに、適した紹介した9つの練習器具を振り分けてみました。あくまで個人の独断と偏見になりますが参考にされてください。
スライス→フレループ
スライス室内で練習したい→ライビースイング短
フック→フレループUTERU
シャンク→うねり棒・しなルンです
ダフリ→うねり棒・しなルンです
トップ→うねり棒・しなルンです
飛距離不足→TRI ONESTICK・うねり棒
ドライバー飛距離不足→ボディパワードライブ・ダワ筋スティック
一貫性の欠如→うねり棒
スイングプレーンの乱れ→うねり棒
リリースのタイミング→ライビースイングインパクトマスター付き
なかなか思ったようにプレーできない時、こういったスイング練習器具に頼りたくなりますよね。ゴルフ練習器具には流行りはあまりありません。
ゴルフを長年やることを見越してずっと使えるものがおすすめです。購入する際の参考になれば嬉しいです。
まとめ
今回はスイング練習器具を特集してみました！ゴルフスイングは奥が深いですよね。練習場での成果とコースでの成果にギャップが生まれないように質の高い練習がこういった商品を通してできると思いますのでぜひ参考にされてください。
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