インパクトの絶対条件であるハンドファーストが有効であることは知られています。
そのために設計されたのがハンドファーストマスターという練習器。本当にハンドファーストをマスターできるのか実際に使ってみて検証しました。
目次
検証.ハンドファーストマスターを10日間使ってみた
普段からゴルフをしているジュニアの方にハンドファーストマスターを10日間使ってもらいました。
画像の通り、1日目ではハンドファーストを意識さえできていない状態から10日目にはインパクト時ハンドファーストに。こんな短期間でなぜハンドファーストを習得できるの?はっきり言ってハンドファーストはそんなに簡単にマスターできるスキルではないはずです。
どうやって、ハンドファーストをマスターできたのか?ハンドファーストマスターの機能性について解説していきます。
1.ハンドファーストをマスターできる3つの理由
実際使ってみて覚えるというよりは、「ハンドファーストできているつもり」の人達を「確実に打てる人」へ進化させることができたのだと思います。その理由は3つあります。
①100度ウェッジ
極端であるからこそ、トップの位置がどうとか考えずにインパクトから組み立てるので、ハンドファーストで打たなければまともに当たりません。
地面とほぼ並行なフェース面
②ハンドファーストで打たないとまともに当たらない矯正設計
手元の視点が大きく左に移動しないとフェース面がボールに当たりません。写真で見るより自分でボールを打ってみるとかなりハンドファーストになります。「こんなに左に移動するの?」と驚くぐらい左です。
③ハンドファーストでディロフトして当てる
プロが180ヤード以上も飛ぶのはヘッドスピードの差もあれど、それ以上にハンドファーストでディロフトして当てているからです。7アイアンが6アイアンのロフトになるわけなので飛距離が出ます。
頭ではイメージできてきたところで、次項で動画でその理屈を解説していきます。
2.【動画】ハンドファーストになる理屈を5つの動画で解説
三觜プロコーチによるハンドファーストマスター基本の使い方
3.ハンドファーストを固める弾道チェック
ハンドファーストで打てたかどうかは弾道でチェックします。
×アウトサイドインでトゥダウン
フェース面が下を向きボールが高く上がってしまいます。
×フリップ
ハンドファーストを意識するとフリップしてしまいやすいので、その理由と改善を動画で見ていきましょう。
出典:YouTube:三觜TV
×スクウェア
フェース面がボールに向いていないとスクウェアになってしまいます。
◎良い例のインパクトのフェース面
フェース面の白線とシャフトが一直線になる様に構えて打ちます。
通常のサンドウェッジで80ヤード飛ばす人ならば肩から肩までの振り幅で40ヤード跳べばかなりGOOD!ナイスショットです。
4.使い方
①フェース面の白線とシャフトが直線になる様に構えます
②ハーフショットで打ちます
跳ね上げる動きはNGです。左ひじ下を旋回させ、かつ左手首を弓状に曲げる動きを入れると正しいハンドファーストの形になります。
まとめ
三觜喜一MITSUHASHI TV(チャンネル登録数20万人)
ハンドファーストが知らぬ間にできる様になる、練習を一緒に頑張っていきましょう。自分も初めは全然当たらないし、まともに跳びません、自分がいかにハンドファーストできてないかも思い知らされました。
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