ゴルフのラウンド中、ティーショットからカップインまで、「あと何ヤードあるから9番アイアンで打とう」とか、「まだ距離があるからスプーンでいけるな」とか、毎回確認するのがカップまでの距離ですよね。
ということは、自分が持っているそれぞれのクラブの飛距離を知っておかなくてはいけません。
そこで今回は、番手ごとの平均飛距離をまとめてみましたので、自分の飛距離と比べるなど参考にしてみてください。
最後に飛距離から見出すヘッドスピード計算方法も紹介しています。
目次
1.自分の飛距離を知ることで上達する理由
残りの距離を何番で打ったらいいかわからないというのは、ゴルファーにとって致命的です。
ミスショットする回数が多くても、練習場などに行ったときに、良い当たりをしたときの飛距離を番手ごとに覚えるようにしましょう。
また、ラウンドしているときに、「よくダフるから飛ぶクラブを持とう」という人がいますが、これは危険です。なぜなら、万が一、会心の当たりが出たときに、前の組に打ち込んで怪我をさせてしまったり、スコアが悪くなってしまったりする場合があります。
ちゃんと打てたときの番手で打つようにしましょう。その方がゴルフのスキルアップにもつながります。ぜひ今後のゴルフライフに役立ててください。
2.ウッドの平均飛距離
ウッド系は、6〜7種類あります。
- ドライバー(1W)
- ブラッシー(2W)
- スプーン(3W)
- バフィー(4W)
- クリーク(5W)
- ユーティリティー(UT)
最近では7番ウッド(7W)なども登場しています。
ブラッシー(2W)とバフィー(4W)を使っている人は少ないと思いますので、主に使われているクラブを見ていきたいと思います。
アマチュアゴルファーの男女でヘッドスピードが遅めの人・普通の人・速い人・そしてプロと分けてみました。
プロは別格ですが、ご自身の飛距離と比べてどうでしょうか。
飛ぶ人の方が上手いとか、スコアが良いというわけではありませんが、飛距離が出る方がゴルフは楽になりますから、テクニックの練習に加えて、飛距離を伸ばす練習も取り入れてみるのも良いと思います。
3.ユーティリティーの飛距離
昔はユーティリティーというクラブは存在しませんでしたが、アイアンの飛距離が楽に出せて、アイアンより打ちやすいクラブということで登場しました。
今ではアプローチだけアイアンで打つけど、それ以外はウッドとユーティリティーで揃えているというゴルファーもいるくらいです。
ユーティリティーの飛距離は、ドライバーの飛距離から0.9掛けくらいの飛距離だと覚えておいてください。
そこから番手が大きくなるにつれて、再度0.9掛けくらいの飛距離になっていきます。もしくは、ウッド系で掛けた5.5を5.2で計算して距離を出してもいいです。
これからユーティリティーを買おうかな?と考えている方は、どれくらいの飛距離が出る番手が欲しいのかを頭に入れてから買いに行くと選びやすいと思います。
4.アイアンの飛距離
ラウンドの中で一番使用するのがアイアンですから、自分の飛距離はしっかりと覚えておきましょう。
基本的に3アイアンの飛距離をヘッドスピード×4.5で計算し、その飛距離から9番アイアンまで10ヤードずつ少なくなっていくのが目安です。
ピッチングウェッジとサンドウェッジは、さらにシャフトが短くなり、ロフト角も大きくなる(クラブフェースが開いている)ので、9番アイアンから20ヤードずつ少なくなるのが目安です。
最近では、先ほどのユーティリティーが登場してからは、ロングアイアンと呼ばれている3番アイアンと4番アイアンを持っているゴルファーは少なくなっています。
クラブセットの販売でも、5番アイアンからセットになっていて、3~7のユーティリティーとセットになって販売している形が多くなっています。
いいスコアを出すためにもクラブセッティングは重要です。このほかにも52°や56°、58°といったウェッジがありますので、ご自身のゴルフスタイルに合わせたクラブセッティングをしましょう。
5.飛距離でヘッドスピードがわかる計算方法
ゴルフをしていると、「自分のヘッドスピードはどれくらいなのだろう?」と思ったり、「ヘッドスピードはいくつぐらい?」というような会話をしたりすることがあると思います。
ヘッドスピードって計ることもあまりないですし、そんな話が出ても、ほとんどの人が「ドライバーで250ヤードくらいです」という会話になると思います。
でも、自分の目安のヘッドスピードを出す式があります。
それは、「飛距離÷5.5=ヘッドスピード」です。
自分の飛距離を出す計算方法|飛距離÷5.5=ヘッドスピード
実際には「ミート率」も考えないといけませんので、飛距離÷5.5だけでは正確なものではありませんが、目安として覚えておくといいと思います。
上の飛距離表で見てみましょう。
例|ドライバーの飛距離が250ヤードくらいの人のヘッドスピード
例えば、ドライバーの飛距離が250ヤードくらいの人の場合。
250ヤード÷5.5=45.4m/s
飛距離が250ヤードの「ヘッドスピードは45.4m/s」となります。
自分の飛距離はどれくらいかな?と思ったら計算してみてください。
表を見てもわかるように、アマチュアゴルファーでヘッドスピードが50m/sを超える人は、あまりいないということですね。
そして、3Wの飛距離ですが、ドライバーの飛距離から9割くらいの飛距離になります。5W、7Wは、3Wから0.92~0.93くらいのかけ数での計算でもいいです。ここでは分かりやすいように0.9掛けにしています。
まとめ
自分の飛距離がわかることはゴルフプレーを継続して楽しむにおすすめです。
自分の成長やクラブとの相性もデータとして残ります。ぜひ参考にしてください。
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