アマチュアがやってはいけないゴルフ練習方法6選

Driver power

打ち方・上達系

ゴルフを上達したくて練習場にせっせと通い練習しているのに成果が出ない、そんな悩みを抱えているゴルファーは少なくありません。上達していなくても練習場は楽しいので損している気分にはならないですが、練習場で何気なくしていることが、上達の妨げになっているとしたらもったいない。

今回はアマチュアがやってはいけないゴルフ練習方法を5つ紹介します。これを読んで心当たりのある方は練習をちょっとだけ変えてみてはいかがでしょう。

1.アマチュアがやってはいけないゴルフ練習方法6選

今回例として挙げている練習方法は練習場でよく見かけます。残念にも体に負担が掛かったり、求める成果につながらない理由を解説していくので一緒に見直していきましょう。

練習場で、ドライバーのみだったりアイアンのみで練習している方は、偏ったクラブの練習があだになっているかもしれません。

ドライバーのみ練習しているとスコアに結果が出にくい

なんなら「ドライバーのみの練習」をあえてやりますよね。ドライバーの飛距離だけを伸ばしたいと考えたりすると当たり前です。

ゴルフコースでは他のクラブも使用します。案外スコアでは、ドライバーよりもアイアンやアプローチの方が使用率が高いくスコアに直結していたりします。冷静に考えればスコアの一発逆転!はドライバーではなかったりするんです。

ドライバーやアイアンよりも、グリーンに寄せるアプローチショットのほうがスコアに直結しやすいというわけです。

アプローチの練習方法はまず10ヤードの距離を正確に打てることを目標にします。そして20ヤード、30ヤードと距離を伸ばしていき、10ヤードごとのアプローチの感覚を養っておくと、コースに出た時に役立ちます。

練習ですべてのクラブ一通り打つ

ゴルフコースではいろいろなクラブを使用するからと言って、すべてのクラブを使用しての練習はNGです。一つのクラブで打つ球数も限られ、中途半端な練習となってしまいます。
ドライバーまたはユーティリティー、7番をはじめとするロングアイアン、ウエッジなどのショートアイアンからそれぞれ1本ずつ選び、3本で練習することをおすすめします。

練習場でひたすら打ち続ける方をよく見かけます。体力作りには良いかもしれませんが、必ずしも上達には結びつくとは言えません。

とにかくたくさん打つ

時間制限のある打ち放題の練習場では、特に次々とボールを打ち続けてしまいがちになります。これではコースに出た時にもせっかちにボールを打ってしまいがちになります。打つ前には飛ぶ方向を定め、素振りをしてから打ちます。

ボールを打った後は、その弾道を見守り、スイングでの体の動きがスムーズであったか確認して、呼吸を整えて次のスタンスに移りましょう。これを続けていると、実際にコースに出てきた時にも自分のペースでボールが打てます。

グリップをそのままに次を打つ

1球打って、グリップを解かずに次をまた打つ、これを続けると知らないうちに少しずつグリップを握る位置が変わっていきます。また体の緊張感も解けません。1球打ったら、グリップをきちんと握り直して打つようにしましょう。

ハンドファーストを意識過ぎる練習

ハンドファーストとは、インパクト時にグリップがボールより左側(飛ぶ方向)にあることをいいます。ハンドファーストで打つとダフリが少なく、飛距離が伸びるメリットがあり、練習される方も多いと思います。しかし、ハンドファーストを意識するあまり、インパクト時に手先で調整してしまい、結局手打ちになる場合があります。

まずはアドレスの時にハンドファーストの構えをきちんとします。そしてそのままクラブを上げ、打ち下ろしていくのですが、その時にまず腰を先に回転させることを意識し、腕はその動きについていくようにしてボールを打っていきます。

インパクト時のグリップの位置をあまり気にせず、腰の動きによる体重移動がスムーズにできるよう気をつけます。

ボールを直視しての練習

初心者の頃は特にボールに当てないといけないと思い、ボールを直視してしまいます。すると顔の向きが変わらず、腰の回転をしっかりされないままボールを打ってしまうことになります。ボールを見ることは大切ですが、アドレスの時にきちんと見たあとは、インパクト時にもう一度さらっとボールを見て、フォロースルーの時には前を向くようにしましょう。

ゴルフの練習は一人ですることも多く、自分では気づかないこともあります。ちょっとした工夫や心がけで練習効果に違いも出てきます。そのヒントを次に紹介します。

2.ゴルフの練習で心掛ける二つのこと

ゴルフの練習では、ボールの飛距離や曲がりの有無などで、ショットの良し悪しを決めてしまいがちになり、正しいスイングで打っているのか自分ではわかりづらく、ゴルフコースに出た時のことを考えての練習とはなっていない場合もあります。
自分のスイングを客観的に見るようにして、ゴルフコースをまわるイメージで練習してみましょう。

自分のスイングを客観的に見る重要性

ゴルフの練習をしていると、自分のスイングに悩むことが多く、自分がイメージするスイングとのギャップを感じ、打つ度にあーでもない、こーでもないといろいろな打ち方をしてしまい、最後には自分でも訳が分からなくなってしまいます。またスイングのズレを感じないまま悪い癖がついてしまうこともあります。

そこで、自分のスイングを客観的に見るためにスマホで動画を定期的に撮ることをおすすめします。正面、後方それぞれから撮り、自分のスイングをチェックしてみましょう。正しい構え方をしているのか、ダウンスイングの時にファームが崩れていないかなど見てみましょう。
自分の悪いところがよくわかり、改善に繋がります。

ゴルフコースをまわるイメージで練習すると圧倒的に成長できる

ゴルフの練習ではナイスショットも出て調子良いのに、いざゴルフコースでは練習通りにいかないと感じる方も多いかと思います。そんな方はゴルフコースをまわるイメージで練習してみましょう。

例えばパー4の420ヤードのコースをイメージし、ドライバーで打った後に残りの距離をアイアンで寄せて、ウエッジでアプローチしていく。このようなシミュレーションを重ねることで、実際のコースに出た時にも落ち着いたプレーができることでしょう。

まとめ

ゴルフの練習方法は様々ありますが、やってはいけない練習方法にはなかなか気づけないものです。しかしそれを知って避けることは、そんなに難しいことではありません。自分の練習方法を見直してできることから初めてみましょう。せっかくの練習ですから、スコアアップに繋がる練習したいですね。

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