全英女子OP初優勝おめでとうございます!渋野日向子プロ!そして賞金額にも驚きなんと、7200万!すごい!
野球やサッカーと違ってゴルフはシニアツアーもあり選手寿命が長く、稼ぐことができる魅力的なプロスポーツです。さて今回は、そんなゴルフスポーツの賞金についての話です。
松山英樹選手をはじめとする一握りのトッププロは賞金や契約金含めて年間何億円、何十億円と稼いでいます。夢がありますよね。ゴルフ賞金についてまとめてみました。
目次
1.ゴルフ競技でもっとも賞金の高い大会
ゴルフ世界4大ツアーの場所は、米国・欧州・オーストラリア・日本。圧倒的に賞金額が高いのは米国男子PGAです。米国PGAツアーと日本JGTOの賞金額は桁違い!雲泥の差。
アメリカの賞金額は2億数千万円
メジャーのマスターズの2019年度の優勝賞金は日本円(1ドル=110円)で約2億数千万、賞金総額は約12億とも言われています。
日本の賞金額4000万
日本の最高峰メジャーである日本オープンやツアー終盤の三井住友VISA太平洋マスターズやダンロップフェニックスでも4000万円と、ざっと30倍以上の差があります。
加えて、米PGAはツアー最後にランキング上位者で争われるフェデックスカップで年間王者になればそれだけで約16億5000万円をゲットできます。
野球でもバスケットボールでもそうですが、海外がすごすぎなのか日本が低すぎなのか。若手プロ、ジュニアが将来は海外特にアメリカツアーに挑戦したいわけです。
2.男女の賞金の違い
ゴルフは男女の賞金の差も大きいスポーツ。これについては男女の賞金が同額であるテニススポーツと比較するとわかりやすいので説明していきます。
男女の賞金の差は約10倍
米国のメジャー大会で比較すると、男女で約10倍程度の賞金額の開きがあります。
テニスの場合4大メジャー大会の優勝賞金が男女同額になっていますが、ゴルフではいまだに男女差が大きく、今後平等になるにも時間が必要そうです。
試合内容も男女に違いがある
賞金が男女同額なテニスですが、試合の内容は男女違います。男子は5セットマッチ・女子は3セットマッチの内容です。「なのに賞金が同じなのはおかしい」という意見もあるし「生命体の差があるので賞金は同額が妥当」の意見の方が多いです。
ゴルフも4日間競技の男子と3日間競技も多い女子で違うのは仕方ない、という意見もあるのかもしれませんし、世界中で男女の人気度でもまだまだ差があるので仕方ない面があります。
日本での女子最高賞金額
日本での女子の最高優勝賞金は日本女子プロゴルフ選手権の3600万円、海外では全米女子オープンの1億1000万円(1ドル=110円)となっていて、米国や欧州と比べても試合数が多く、人気の高い日本女子ツアーは男子ほどの金額の開きはありません。
賞金金額は人気にも比例しているようなので賞金を増やすにはオーディエンスの力も関係しているようです。みなさん大会に注目していきましょう!ゴルフの盛り上がりに貢献できます!
3.日本のプロゴルファー生涯賞金獲得ランキング
残念ながらアメリカに比べ安く抑えられている日本の賞金ですが、日本でもトッププロは稼いでいます。日本ツアーでもそれなりに夢のある金額ではないでしょうか?
男子ではジャンボ尾崎が26億円オーバー、女子でも不動裕理が13億円を超えています。ただ、男子は昔の名前が並んでいる感じで、以前に比べ試合数がかなり減っているのが気がかりですが。
世界で一番稼いでいるタイガー・ウッズの生涯獲得賞金2019年マスターズ優勝時点で130億円を超えています!!!!
日本のプロゴルファーの生涯獲得賞金額ランキングは次の通りです。
男子賞金獲得ランキング
- 尾崎将司|約26億8千万(2,688,836,653円 )
- 片山晋呉|約21億9千万(2,198,894,448円 )
- 中島常幸|約16億6千万(1,664,953,541円 )
- 谷口徹|約16億1千万(1,654,006,356円 )
- 尾崎直道|約15億4千万(1,545,609,713円)
参考:jgto.org
女子賞金獲得ランキング
- 不動裕理|約13億6千万(1,363,555,382円)
- 李知姫|約11億8千万(1,188,713,813円)
- 全美貞|約11億1千万(1,137,236,199円)
- アン・ソンジュ|約10億6千万(1,068,804,451円)
- 横峯さくら|10億4千万(1,044,111,888円)
参考:lpga.or
4.ついに今年日本で開催されるアメリカPGAツアー開催!
今年ついについに日本に米国PGAのスターがこぞってやってきます。
2019年10月24日~27日に千葉の習志野カントリークラブで開催される、「ZOZOチャンピオンシップ」がそれです。
画像出典:corp.zozo.com
まだ出場選手は確定していないものの、今年のマスターズ王者タイガー・ウッズやローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、そして祖父が日本人のリッキー・ファウラーなどそうそうたる顔ぶれが来日するかもしれません。もちろん、PGA参戦中の松山英樹、小平智の日本人プロは出場するでしょう。
賞金総額は約11億円、優勝賞金はなんと約2億円という米国PGAツアー全体でも高額な部類に入るビッグトーナメントです。そんな大会が目の前で見られるなんて今からとても楽しみです。
ゴルフ好きにとってその週は仕事どころではありませんね。
このトーナメント、実はJGTO所属プロが優勝した場合、賞金ランキングに算入される金額は半額になるという特例まで作ってしまったんです。だって、日本ではこの大会勝つだけでぶっちぎりの賞金王になってしまいますから・・・・。楽しみすぎる!
まとめ
プロゴルファーの賞金の話いかがでしたか?賞金がリアルにわかると夢が広がりますよね!国内ゴルフを少しでも盛り上げたい!
コメント