最高記録(ベストスコア)と平均記録(アベレージスコア)、スポーツではどちらも大切ですが、ゴルフにおいて自分のベストスコアと、アベレージスコアを分析したことはありますか?
ベストスコアは記憶にあるけどアベレージスコアはあまり気にしないって人も少なくないと思います。
そこで今回は、ベストスコアとアベレージスコアの重要性と分析方法について解説します。
目次
1.スコア自己分析方法
ベストスコアとは
自己ベストスコアとは、ゴルフを始めてから一番いいスコアのことです。
- 生涯ベストスコア
- 年間ベストスコア
- 月間ベストスコア
- 今日のベストスコア
プレー頻度によって期間を限定すれば自分の最高記録を知ることができます。
アベレージスコアとは
アベレージスコアとは、平均スコアのことです。平均スコアなので一定の期間が必要です。
- 半年
- 1年間
- 生涯平均スコア
この数値も生涯平均スコアはもちろん、たとえば5年間や10年間、半年など期間を区切ったアベレージスコアのことを言います。
このスコアを把握するためには、自分のラウンドをすべて記録しないといけません。
がプロは必ずしているのでこれをするしないではプレーの成長に大きな差が出ます。その理由を次項で解説します。
2.ベストスコアとアベレージスコアはどちらが大事か?
ベストスコアとアベレージスコアどちらが大切か?
どっちも大切なのですが、どちらをどう意識するかを理解するだけで上達への近道になるのは間違いありません。
意識するのはアベレージスコア!
上達するためには間違いなく大切なのはアベレージスコアです。
なぜなら、アベレージスコアを上げていくことが自己ベストを更新していくことに直結するからです。
なぜベストスコアだけに注目すると上達しないのか?
例えば、記録的なベストスコアを1度たたき出してもアベレージスコアがすごぶる低いプレーヤーは上級プレーヤーなのでしょうか?
ゴルフは運も関係してくるスポーツなので「運が良かっただけ」の成績にも感じますよね。
ベストスコアを目指してやる気が出ることがある
前半で大叩きするとやる気をなくして投げやりになってしまうプレーヤーこれこそがベストスコアに注目しているプレーヤーにありがちな光景です。
1打でも少なくプレーすることに集中してアベレージスコアを上げていく(下げないように)努力をする人が結果的に自己ベストを更新できる可能性が高いということです。
3.自分のアベレージスコアを出す方法
アベレージスコアを上げていくことがベスト更新につながります。
普段からスコアを記録していないとアベレージスコアが分かりません。
- アベレージスコア=自己ベストスコア+10打±2~3
例えば、自己ベストが79の人は、アベレージスコア89近辺と推察されます。
この計算方法は、シングルやプロなどの超上級者には当てはまらない可能性大ですので注意をしてください。
算出期間によっては調子の良し悪しもあるのであまりにも古い自己ベストはあまり意味がないかもしれませんのでなるべく直近のスコアを参考に定期的にアベレージスコアを出していきましょう!
4.ゴルフのスコアおすすめの管理方法
アベレージスコアの大切さがわかったところで、稀だったスコアを毎度つける習慣をつけていきましょう。
スコア管理方法は2つあります。
- 手書きで記録|まめで自分で計算してスコアを出したい方におすすめ
- アプリで管理|楽にスコアを管理したい方におすすめ
手書き派のメリット
スコアを手書きすると圧倒的に細かいデータを残すことがメリットです。
だから、プロゴルファーは「手書き派」が多いです。
手帳をつけるのが好きだったり、競馬も趣味という方は手書きの方がデータを分析しやすいかもしれません。
- パット数
- OBや池ポチャの数
- バンカーに入った数
- フェアウェイキープしたホール
- ティショットを右に外した/左に外した
アプリではここまで記録できません。
パット数を記録すれば、自動的にパーオン率は計算できます。
ゴルフスコアを管理するおすすめ2つのアプリ
①楽天GORA:無料(会員登録必要)
出典:楽天GORE公式サイト
- スコア
- パット数
- フェアウェイキープしたか否か
- OB数
特徴|得意なホールを推薦してくれるからの予約導線が優秀
スコア推移やパーオン率、ボギーオン率(アマチュアにはとても有効になるデータ)、フェアウェイキープ率はもちろん、PAR3~PAR5でどのホールを得意としているか、3ホールごとに区切って自分はどの部分(例えば朝イチ3ホールはどうなのか、上りの3ホールが苦手なのか、などが一目瞭然に分かります。
年度別、最近1か月や3年間など各期間レベルでのスコア分析もすぐわかるので自分の過去、現状、進化が手に取るように分かりるのもとても便利です。コース毎の分析もできるので自分の得意なコース、苦手コースの把握なども可能です。
②GDOスコア:無料(会員登録必要)
出典:GDO公式サイト
- スコア
- パット数
- フェアウェイキープしたか否か
- ティショット使用クラブ
- 右に外したか左に外したか
- ショートしたかオーバーしたか(ショートホールのみ)
- OB数
- バンカーに入れた数
- ペナルティ数(池ポチャなど)
特徴|分析項目が圧倒的に多いが入力が大変
入力項目が多く(任意選択可能)、分析項目も多いので(左右に外した率やバンカー率、サンドセーブ率なども自動算出)自分の得意分野、苦手分野を知るのに重宝します。
また自分のクラブセッティングも登録可能でクラブセット別でのスコア分析もできます。
加えて、スコア、パット数、FWキープ率、パーオン率の4項目で自分の目標数値を設定でき、その目標に対しての現状数値とGDO登録会員全体との比較も出してくれるので、励みにもなります。
まとめ
より大事なのは長く続けられるか、ということです。
例えばGDOスコアは分析項目は多いのですが、その分ラウンド中に記録する作業が結構大変なので、長続きしない可能性があります。
それでは意味がないので、続けられることが大事だと思うからです。
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