今から20年前私がレッスンをスタートしてまもなくジュニア専門に特化したスクールをスタートしました。
毎日どうしたら上達させられるかを考えてましたが、当時は中々上達させられる事が上手く行きませんでした。スイングは綺麗なんだけど、いまいちスコアや結果に結びつかない日々。練習場では上手く打てるのにコースでは上手く打てない。
「その違いは何なのか?」
トッププロと教え子のスイングの違いを毎日のように研究していました。そんな中大きな違いに気づきます。
ジュニアのほとんどがインパクトの時にフェースが上を向いて所謂ハンドレートのインパクトをしているのに対し、トッププロ達は全員ハンドファーストのインパクトをしてました。どうやったらこのハンドファーストインパクトを獲得出来るのか?
色々考えた結果サンドウェッジで低い球を打たせる練習をさせました。するとサンドウェッジだけではなく、ドライバーに至るまで球筋が変わり飛距離もどんどん伸びてきました。
その経験から、練習量の少ないアマチュアでもハンドファーストインパクトを獲得出来れば必ず上手くなるという確信めいた物がありました。変な打ち方でも球は飛んでしまうのがゴルフなので、ミスしたらまともに飛ばなければ良いのにと思っていました。正しいインパクトをせずに間違ったインパクトをしたら、まともに当たらなければ良いのに!
スイング悪ければ空振りしてくれたらもっと上達するのにと思って何かそのような練習器具無いかなぁとずっと考えてました。
その考えが集約され形になったのが100度ウェッジ(ハンドファーストマスター)です。これさえ使えばダウンブローに正しいインパクトが作れるという練習器具をようやく完成させる事ができました。
100度ウェッジで是非長年の悩みを解決してください!きっと全てのプレーヤーに上達を齎してくれるでしょう。
2020年4月22日 三觜喜一ツアープロコーチ
プロが7アイアンで180ヤード以上も飛ぶのは、体力的な差もあるが、それ以上にハンドファーストでロフトを立てて(ディロフトして)当てているから7アイアンが6アイアンのロフトになるので飛距離が出るのです。
三觜ツアープロコーチが手がけた100度ウェッジは、ロストがあり得ない100度設計。アドレスではシャフトを垂直に構えるとフェースが真上を向くウェッジになっています。これがハンドファーストを促し勝手に正しく練習することができてしまうのが最大の特徴です。
なぜなら、ロフトが立つことでインパクトゾーンが長くなり、だから球を押し込めることができます。すると距離も正確性も確保される。これはプロ同様のインパクトの形でありスイングの基礎にもつながります。
あなたが100度ウェッジで練習を始めたとします。ハンドファーストに打てていない場合、まともに当たらないのが最大の特徴です。なぜなら、通常のクラブでもそこそこ打ててしまいハンドファーストができている“つもり”の人がとても多いからです。だから、ハンドファーストに打たないとまともに当たらない練習ギアを造りたかったんです。
100度ウェッジは、トップの位置がどうとか理屈云々ではなくハンドファーストに打たないとまともに当たりませんからハンドファーストで当てたくなる練習ギア。やり続けるうちに、勝手に正しいインパクトを覚えていく仕組みが作られます。分厚いインパクトから組み立てることになるので結果正しいスイング作りにも役立ちます。
中弾道で飛べばOKです。
コメント