笠りつ子プロゴルファーが100度ウェッジを使用してくれました!ありがとうございます!

Ritsuko Ryu Professional golfer

ゴルフスイング

ななななんと!あの熊本の女神笠りつ子プロゴルファーが100度ウェッジ(ハンドファースト マスター)を使用してくださいました!三觜ツアープロコーチのインスタストーリーに掲載され2度見したあと感動で胸がいっぱいです。お二人とも本当にありがとうございました。

今年のJLPGAは昨シーズン惜しくも準優勝ばかりに甘んじていた西郷真央選手がすでに5勝と賞金女王まっしぐらです。先々週は昨年の賞金女王稲見萌寧選手が苦しみながらも今季初優勝を飾りましたね。少し前の宮里藍サントリーレディースでも最後まで優勝争いに食い込み、かなり復調してきたみたいです。後半戦の賞金女王争いが楽しみになってきました!

はじめに.100度ウェッジとは

今回手に取っていただいた100度ウェッジとはなんぞや?という方に、解説します。100度ウェッジ とはゴルフのハンドファーストを練習できるゴルフ練習器具です。またの名をハンドファーストマスターと呼ばれています。

なぜ、100度ウェッジと呼ばれているかというとフェースが真上を向いているのが最大の特徴だからです。

100 degree wedge

100度ウェッジはプロが行うハンドファーストの動きが練習できる

100度ウェッジ

100度のウェッジであることで、要は正しいハンドファーストで打てないと適切なボールが打てません。

ハンドファーストのメリットはたくさんあるのですが、曖昧なショットであることが難点でした。正しく打ててなくともなんとなくいいボールが打ててしまうって現象をどうにか解決できないかと考えた末にフェース面を100度にすることで、インパクト時にハンドファーストで打てていない球はあきらかな失敗した弾道となるように設計されているのです。

三觜ツアープロコーチが長年の経験からカタチにした練習器具が100度ウェッジ

長年ツアープロコーチをしていて、ハンドファーストのメリットとその習得の難しさに悩んでいた三觜ツアープロコーチ。やっとカタチにすることができた100度ウェッジの効果は抜群です。

ジュニアのほとんどがインパクトの時にフェースが上を向いて所謂ハンドレートのインパクトをしているのに対し、トッププロ達は全員ハンドファーストのインパクトをしてました。どうやったらこのハンドファーストインパクトを獲得出来るのか?

色々考えた結果サンドウェッジで低い球を打たせる練習をさせました。するとサンドウェッジだけではなく、ドライバーに至るまで球筋が変わり飛距離もどんどん伸びてきました。


その経験から、練習量の少ないアマチュアでもハンドファーストインパクトを獲得出来れば必ず上手くなるという確信めいた物がありました。変な打ち方でも球は飛んでしまうのがゴルフなので、ミスしたらまともに飛ばなければ良いのにと思っていました。正しいインパクトをせずに間違ったインパクトをしたら、まともに当たらなければ良いのに!


スイング悪ければ空振りしてくれたらもっと上達するのにと思って何かそのような練習器具無いかなぁとずっと考えてました。


その考えが集約され形になったのがハンドファーストマスターです。(三觜ツアープロコーチインタビューより抜粋)
今回、100度ウェッジを笠りつ子プロゴルファーが手に取っていただいて本当に嬉しいです〜。

販売は、ゴルフキャンプ通販ショップで可能です。こちらから

1.ツアー6勝!笠りつ子プロゴルファーのすごさ

黄金世代はじめプラチナ世代、ミレニアム世代などジュニア時代から活躍してきた若手が輝いているJLPGAですが、今回はそんな中で頑張っているベテラン選手の中から、昨年復活の5年ぶりの優勝を遂げ、ツアー6勝を誇る笠りつ子選手を紹介します。

笠りつ子(りゅう りつこ)
生年月日:198711434歳(2022年現在)
出身地:熊本県菊池郡菊陽町
出身校:東海大学第二高校
身長:160cm
体重:58kg
所属:京セラ
世界ランキング 第162位(2022614日現在)

父親の影響で9歳からゴルフを開始

ゴルフ練習場経営者の父の影響で9歳からゴルフを始め、その父が師匠であり、同時にコーチを務めていた坂田塾(坂田信弘プロが主宰)に入門しました。

中学2年のとき、九州ジュニア選手権で優勝。坂田塾および東海大二高では、同じ熊本出身の上田桃子選手の1年後輩にあたります。

熊本県は女子プロゴルファーを多く輩出している

2006年プロテストに一発合格してプロ入り。同テストでトップ合格した有村智恵選手とは同級生で同期プロです。熊本出身の女子プロゴルファーはたくさんいるが、同郷の古閑美保選手の妹分的存在である。

2.笠りつ子プロゴルファーの主な戦績

笠りつ子プロゴルファーの戦績をまとめました。

アマチュア時代

前述のように中学2年生時に九州ジュニア選手権優勝
2003年-高校1年で九州女子アマ選手権で当時の最年少優勝

プロ転向後

2006年-プロ転向後2007年は30試合に出場し賞金ランク69位その後いくつかのトーナメントで上位フィニッシュするがなかなかシード権を獲得するまでには至らず

2010年-賞金ランク37位となり初のシード権獲得

2011年-北海道・桂ゴルフ倶楽部で開催されたニトリレディスゴルフトーナメントで待望のツアー初優勝を飾る

この年は日本女子プオープン2位などjトップ10で7回入り賞金ランキング10位
2012年-ヤマハレディースオープン葛城でツアー2勝目
2015年-アクサレディースオープン」でイ・ボミとのプレーオフを制し3勝目を挙げる
2016年-熊本地震により実家が被災約2か月間車やテントでの生活を余儀なくされた中、わずか4カ月後の「NEC軽井沢72トーナメント」でツアー4勝目。大いに熊本県民を勇気づけてくれました!

そしてそれから2週間後のニトリレディスで再びイ・ボミとプレーオフでの5勝目を挙げ、月間2勝、自身初の年間2勝とした。自身初の賞金1億円突破も達成しました。

2018年-賞金ランク52位で8年間守ってきたシードを喪失
2019年-10月のNOBUTA GROUPマスターズGCレディース(3項参照)で暴言事件を受け、ツアー自粛。ただそれまで好調だったため賞金ランク30位でシード復帰を果たした。

2020年-アースモンダミンカップでツアー復帰を果たす
2021年-ヨネックスレディースで5年ぶりとなるツアー6勝目を飾った

3.笠りつ子プロゴルファーのクラブセッティング

最後に笠りつ子のクラブセッティングについてご紹介します。笠りつ子選手は長年ホンマゴルフとのクラブ契約でしたが現在はフリーです。しかし現在もホンマのクラブを中心としたセッティングのようです。注意:プロのセッティングはコースや試合によって頻繁に変わります。

ドライバー  キャロウエイ エピックフラッシュ サブゼロドライバー
フェアウェイウッド ホンマツアーワールド GSフェアウエイウッド(15)
ホンマツアーワールド TW737(21度)
ユーティリテイ ホンマツアーワールド TW737 (25度)
アイアン ホンマツアーワールド TW73Pアイアン(5番~10番PW
ウェッジ 

ホンマツアーワールド TWウエッジブレードタイプ(47度//52度/57度)

パター オデッセイ ストロークラボブラックシリーズ Rラインアロー
ボール タイトリスト プロV1X 

まとめ

熊本出身の女子プロの代表格として山あり谷ありで活躍してきた笠りつ子プロ。熊本地震の時は同期の有村智恵プロや先輩でもある上田桃子プロ、姉貴分の古閑美保プロなどと募金活動やチャリティー活動を精力的にやっていた印象があります。ご存じだった方も今まで知らなかった方も今後の彼女の活躍を見守ってあげてください。いまの彼女をテレビで見ていると以前より明るく、周りに感謝しながらゴルフをやっているのが伝わってくる気がします。

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