飛距離を伸ばすための要素はいくつかありますが、まずボール初速が大事と言われています。
ボール初速に影響を与える最大の要素が、スイングスピードです。ヘッドスピードといったほうが分かりやすいでしょうか。皆さんは自分のヘッドスピードがいくつか知っていますか?
一般アマチュアやプロのヘッドスピードの平均はいくつぐらいなのか、知りたくて調べてみました。
目次
1.ヘッドスピード(スイングスピード)とは
ヘッドスピードとは、インパクトゾーンでクラブヘッドがどれだけの速さで動いたかを示す数値で、単位は日本では「m/s」で表されます。同じ意味合いでスイングスピードと言われることもあります。
一般的にドライバーのヘッドスピードが使われ、ドライバーの飛距離目安はヘッドスピードの5.5倍と言われています。
ヘッドスピードだけが飛距離を決めるわけではありませんが、この数値が速いほど飛ぶことは間違いありません。もし自分のヘッドスピード(スイングスピード)がわからない、知らない人がいたら、簡単なので一度次の方法で調べることをオススメします。
2.ヘッドスピードの計測方法
ヘッドスピードを知る方法は意外と簡単です。下記に方法のどれかでやってみてください。
①大型ゴルフショップで測る
GOLF5や二木ゴルフなどの大型ゴルフショップでは無料でヘッドスピードを測ってくれます。
②打ちっぱなし練習場で測る
ゴルフ練習場には、「REC CHECK」などの機器がある打席がありますので、そこで測れますし、インドア練習場などでもシミュレーションゴルフでヘッドスピードが図れます。
③簡易計測器で自分で測る
プロギアやユピテルなどから発売されている置くだけで計測できる機器もあります。いまではかなり安価になりましたので個人的に持っている人も大勢います。友達に借りる、のもアリでしょう。
④本格的にスイング分析をする
「トラックマン」や「スカイトラック」などを設置している練習場やスクールでヘッドスピードはもちろん、
入射角やミート率などスイング分析をすることもできます。
3.ヘッドスピードの平均値
ではゴルファーのドライバーヘッドスピードの平均値はどれぐらいなのでしょうか?自分が平均以上なのか以下なのか気になりますね。
ご参考ですが下記がだいたい平均値と言われています。
男子ツアープロ | 47m/s以上 |
女子ツアープロ | 40m/s~44m/s |
一般男子ハードヒッター | 45m/s~50m/s |
一般男子 | 40m/s~45m/s |
一般男子シニア | 37m/s~42m/s |
一般女子 | 30m/s~37m/s |
ジュニア | 30m/s~50m/s |
(注・ジュニアと言っても小学生から高校生までいるので、ヘッドスピード平均値は広くなります)
4.ヘッドスピードを上げるために鍛えるべき筋肉
最後にヘッドスピードを上げるために鍛えるべき筋肉を紹介しておきます。ただし、筋トレをすれば必ずヘッドスピードが上がるわけではない、ということも付け加えます。
①腹筋
腹筋を鍛えることはゴルフにはとても大事です。ヘッドスピードを上げるためだけでなく、きれいなアドレス、軸のブレない、バランスの取れたスイングのためには腹筋強化は必要不可欠です。
②背筋
強く速いスイングをするためには背筋力が非常に重要です。合わせて肩甲骨回りの柔軟性も同時に鍛えるといいと言われています。
③お尻と股関節周りの筋肉
下半身の筋肉の強化も、どっしりと安定したアドレス、安定したスイングに生かすためには重要です。特に股関節周りの筋肉はテイクバックでしっかり右に体重を乗せ、インパクトからフィニッシュにかけて今度は左半身で体重を受け止めて軸をしっかりさせるために必要です。
まとめ
飛距離を伸ばすためには絶対必要な要素である、スイングスピード(ヘッドスピード)を上げることはゴルファーにとっての1丁目1番地です。しっかり体幹、筋肉を鍛えてスピードアップを目指しましょう。
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