ゴルフはヤード単位なのにグリーンに乗るとメートル単位に変わる謎を解明

ヤード メートル

ルール・マナー

ヤードとメートルが混在している日本のゴルフ場。

日本で、長さをヤード単位で表すのは身近ではなく、長さを表す時はメートルを使います。野球や陸上などの他スポーツでも距離単位はメートル表記。でもなぜかゴルフは、ヤードを使うのです。

し・か・もゴルフでは、グリーンに乗るまではヤードで数えておきながら、グリーンに乗った瞬間メートルやセンチメートルに変わります。

なんで??

同じことを疑問に思っている方もいると思い、ゴルフだけどうしてこんなややこしい距離の数え方になっているのか、調べました。その結果けっこうな驚きの事実が判明しましたので、ぜひ最後まで読んでください。

※調査不足があるかもしれませんので「個人的見解」と言う見方で読んでいただければと思います。

1.ゴルフがヤードで表示する理由

ヤードの主要国はイギリスとアメリカ合衆国で用いられているほか、ゴルフとアメリカンフットボールなど特定のスポーツで用いられている単位です。

日本国内のゴルフ場がなぜヤード表示になっているのかについては、諸説有りますが、信ぴょう性が高い理由は、日本にゴルフ場を広めたのがイギリス人だったからです。

ヤード メートル

日本のゴルフ発祥の地、兵庫県神戸市の六甲山に初めてゴルフ場を作ったが、イギリス人のアーサー・H・グルーム氏だったことから、日本のゴルフ場でヤードが使われているのではないかと言われています。

2.1ヤードは何メートル?

ヤードの単位について知っていきましょう。1ヤードは何メートルなのか?

  • 1ヤード=約0.9144メートル

細かいので、1ヤード(y)は90センチメートル(cm)「グリーンまで残り100ヤードとは残り約90m」だと覚えやすいと思います。

3.なぜグリーン上ではメートルで数えるのか

グリーンに乗るまではヤードで数え、グリーンに乗ったら急にメートル、センチメートルに変わる理由を探ってみました。

明確ではないのですが、おそらくわかりにくかったからだと思います。

「カップまであと2メートル」とか「残り50センチ」と言ったほうがはるかに分かりやすいです。

ヤード単位ですべて距離を考えるならば、短い距離はインチやフィートで数えることになります。そうなるとさらに距離のイメージができず、もうわけわからん!って感じですよね。

4. 海外のゴルフ場の長さ単位事情

ここまで調べると、他の国ではどうなっているのか気になったので調べてみました。

ゴルフ場でヤード表示している国が少数派

ゴルフ場でヤード表示している国は、日本・イギリス・アメリカの3カ国ぐらいで、それ以外はメートル表示。ゴルフが盛んな国で言うとカナダもそうだし、発祥地に近い、フランス、オランダ、イタリアもぜーんぶメートル表示なんです。

マスターズや全英オープンなどでアメリカやイギリスのトーナメント中継は身近ですが、そこでもヤード表示しか見たことないので、世界中のゴルフ場は当然ヤード表示だと思っていたのですが、これが全然違いました。

世界基準でいえばメートル表示が主流だった

世界のゴルフ場はメートル表示が主流という現実にびっくり。ほとんどの国ではメートル表示なのです。

なぜなら、重さを「グラム」長さを「メートル」など、世界共通単位として運用する国際単位系(SI)というものがあり、海外の多くの国はそれに従ってゴルフ場もメートル表示に変更していった経緯があります。

にも関わらず、アメリカとイギリスは依然として、重さは「ポンド」長さは「ヤード」という古い単位が残っているということなのです。日本のゴルフはその影響をもろに受けているって感じです。

世界のゴルフ場の数

世界のゴルフ場の数はアメリカがダントツで多く、次にイギリス、日本の順です。この3カ国で世界全体ゴルフ場数の6割を占めています。ですからゴルフ場の比率としてはヤード表示が大多数ということになります。これも面白い話ですね。

5.日本でもメートル表示していた時代があった

日本でもゴルフ場の距離表示がメートルになっていた時期がありました。

1976年~1984年の8年間で、米英以外の国と同様、当時の通産省(現経産省)から国内の計量単位を統一する目的で、ヤードを禁止していたのです。

ゴルフ場はスコアカードなどの印刷物やコース内看板や距離表示杭などの変更にかなり大変な苦労だったようですが、プレーヤーを中心に不満や苦情が多くあったために、結局定着せずに元に戻りました。

かなり年配の人でないとこの事実を知らないと思いますが、一度、メートル表示のゴルフ場でプレーしてみたいです。

まとめ

ヤードとメートルの話、いかがでしたか?ヤード表示なのが、ほぼ日本とイギリス、アメリカだけというのは意外でした。