マナーとは『礼儀』のこと。
ゴルフはなにかと暗黙のマナールールが多いので、迂闊にタブーをおかしてしまうと取り返しのつかない自体に発展してしまいます。
人の振り見て我が振り直せで、マナーの悪いプレーヤーの事例をみていきましょう。
目次
1.ゴルフ初心者が知っておくべき基本マナー10選
これまでゴルフを楽しんできてたまに出会うマナーのない人をまとめました。
前半はあるあるですが、後半はひどすぎて記憶が鮮明に残っています。
①だらしない格好を気にしない
前日から用意をしておくことが必要なこと、それはゴルフ場へ向かう格好です。
だらしない格好で堂々と登場されると『え?その格好大丈夫?』と他のプレイヤーも不安になります。
ゴルフ場によって、格好のルールはそれぞれ違います。
事前に下調べするのも暗黙のルールで、意外に事細かく教えてくれる人は少ないのです。
だらしない格好例
新歓コンペや接待ゴルフには、ゴルフ経験の浅い人の確率が高い、『多分大丈夫でしょ!』と洋服を選んでダメだった時の第一印象は非常にまずくなってしまいます。
明確な答えを見つけにくいゴルフファッションは、微妙なラインの格好は本当に多いです。
例えば、スポーティーに見えるフード付きのパーカーや、ジャケットとしてギリギリセーフなんじゃない?
と感じてしまうブルゾンもNGと思っていた方が安全でしょう。
どのゴルフ場も通用する格好例
例えばそのゴルフ場を好きなプレイヤーにとって、カジュアルすぎる格好で訪れられると『楽しみじゃなかったのかな。。』と悲しくもある。
諸事情でそぐわない格好で到着してしまった!
としてもゴルフ場の売店である程度は揃えることが可能なのです。
余計な出費にはなってしまいますが、ケチらずに適切な格好で過ごす方が気持ちが楽です。
ジャケットを着ているのにシワシワだと残念。
見落としがちなのが、洋服のシワとニオイ・靴の汚れです。ジャケットを着用していてもシワシワでは「だらしない」印象に。
靴だけが汚れている場合もあるので改めてチェックをして見て!
②プレーの進行が遅くなるのを気にしない
ゴルフ場で最大に気にしなければないのが『プレイにかける時間』です。
素振り、ライン読み、クラブ選びに時間をかけすぎないようにしましょう。
- 前が空いているのにまったく急ごうとしない
- 後ろの組みが2打地点にいるのにゆっくりパットラインを読んだりしていて気配りがまったくない
- 打順が回ってきてもクラブに迷っていてアドレスになかなか入らない
- カートから離れたラフにボールがあるのにクラブを持たずにボールを探しに行って、見つけてから戻ってくる無駄な往復
- ルーティンが長すぎるので毎回待ちも長い
- プレーが遅いのをゴルフ場のせいにする
- 打順が来ても素振りの練習している
- カートを降りてからスコアを記入している
ゴルフ場において遅いプレーを平気でしてしまうと人間関係的には致命傷。
初めてのゴルフ場ならば『プレイ時間』にだけは気をつけましょう。
③感情を表に出しすぎ
調子が悪いと明らかにイライラ。口調が荒くなったり、はたやダンマリになってしまう人もいます。
プレイ中の空気がなんとも悪くなってしまいます。
- スコアが悪いことで物にあたる
- まわりが気を使って慰めても「ありがとう」も言わない
- 調子の悪さを何かにつけて言い訳する
- キャディさんにも当たりが強くなって嫌な感じが出る
- 「クソ!」「チクショー!」「っチ」など粗暴な言葉を連発
- がさつな態度
精神のスポーツと言われるゴルフで、感情を表に出しすぎるプレイは最悪のパターン。
感情をコントロールするのもプレイの一環なのを知ればゴルフの楽しみは増えます。
④聞いてないのに教えてくる人
ゴルフのやり方は十人十色。
正解はその人個人が掴んでいくしかないのですが、そのスタイルを良かれと思って自分流のアドバイスを押し付けてくる人がいます。
- 技術面の話になると急に饒舌になる
- 上から目線のアドバイスが多い
- 聞いてもないのにあれやこれやと教え魔は苦手
- 人が打とうとしているのにおしゃべりをやめないし声が大きくて集中をさまたげる
- キャディさんに下ネタを披露している
- 自慢話が多いと疲れる
- ティーショットを打つ人に影が映り込んでいる
一緒に回っているプレイヤーとしては『恥ずかしいからやめて』と思っているが自覚がないと注意もしにくい。
⑤道具を大事にしない
道具の扱いは普段から人格が出てしまうもの。
ゴルフ場は共有物も多いので、大切に扱っていない人を見ると残念な気分になります。
- バンカーの足跡をそのまま
- バンカーのレーキをぽいっと投げる
- クラブをグリーン上に置く
- ピンフラッグをグリーン上に置く
- カップの近くを容赦なく踏む
- クローズになっているサブグリーンを横断する
- クラブハウスに入る時靴の汚れを気にしない
残念ゴルファーの特徴は、経験が多いゴルファーほど知っているので本人は無意識でも気づかれてしまいます。
⑥スタート時間になっても出てこない
ビジターと言えるんですが「ちょっと遅刻」が許されると思っている人がいます。
スタート時間の10分前にはスタートホール付近にいるのがマナーです。
ちなみに競技では5分以内の遅刻で2打罰、それ以上であれば競技失格となります。
呼び出ししてもらったり、後続の組みにカートで待機させたり。なんてことになったらもう2度と誘われることはないでしょう。
⑦グリーンのボールマークを直さない
グリーンに穴があきっぱなし。ゴルフ大好きな人から見たらもう怒りを通り越して悲しい。
一緒にプレーしている人達も疑ってしまうレベルのマナーのなさ。
グリーンはみんなのものですよ?ボールマークはきっちりなおしましょうね。
⑧グリーンの上にバッグをたてないで
グリーン上の芝の上にバッグを立てて置いたり、カートでグリーンに入るなんて、絶句しかない。
⑨ショット準備中のシャッター音
ラウンドにスマホを持ち込むことはNGではありません。
しかしショットの準備中やショットの瞬間にスマホのシャッター音を鳴らすのはマナー違反。
スマホへの理解が寛容になっているとはいえ、集中している場面では気遣いがマナー。
⑩バンカーショットの後砂はそのまま放置
バンカーショットの後は次のプレーヤーの為に砂をならしておくのがマナー。
そのまま放置してプレーを続けないで。
酔っ払ってプレーしている人・ちゃんと練習してる?
なんてのもまだまだ出てくるのですが、経験の浅いゴルファーが最低限知っておいてほしい嫌われるプレイヤーの特徴をまとめました。
ドキッとした内容があれば改善していきましょう。
2.ゴルフプレーで率先してやるべきマナー
ゴルフは一人で気軽にプレーするのもいいですが4人・3人・2人で行うのも最高に楽しいスポーツですよね。
ゴルフマナーを向上できる好印象プレイヤーになる条件をまとめました。
明るい挨拶
ゴルフの朝は早いです。シンプルですが挨拶はとっても大切、笑顔で明るく挨拶すると良好なスタートをきれます。
眠かったり、現地集合までにはだるいのはみんな同じなので挨拶一つでみんなのテンションも変わるもの。
特に寒さが厳しい真冬ゴルフでは気持ちが入ります。
プレーファースト
ゴルフ経験に差があっても『プレイの速さ』を意識した行動がかえま見えると好印象。
ゴルフ場のプレイでは自分たちの前後に他のプライヤーがいます。同伴者や後ろの組みに迷惑をかけないよう心がけ前の組みについて行くようにしましょう。
特に冬場かつ日が沈む時間帯のプレーはより重視されます。
日が沈むとボールが見えなくなっちゃいます。
同伴者のプレーはしっかり見る
プレイベートの話をフェアウェイでずっとしていたり、プレーをまったく見ていないのは気遣いにかける。
ミスショットをした人には励ますよりもスマートにボールの場所を教えるぐらいで。
聞かれていないのに教えない
持論を押し付ける人は嫌われやすいのでその人のスタイルを尊重してください。
だけど、言いたい気持ちもわかります。そんな時はTwitterで呟いて解消ぐらいに留めておきましょう。
ゴルフ場をきれいに使用する
ゴルフ場は基本共有スペース、トイレや食事をするところもきれいに使いましょう。
特に気をつけたいのは、ゴルフシューズの砂を落とす水回り、次に使い人のことを考えてあげましょう。最近はレンタルクラブをきちんと揃えているところも多いです。
キャディさんへの気遣いがある
キャディさんは年上の人も年下もいます。
地方に行くとアルバイトの学生さんも多いし、会社主催のコンパだと熟練のキャディさんがいたりして、聞くと的確なアドバイスをしてくれる場合も。
キャディさんだからと言って馴れ馴れしかったり・ぞんざいな扱いをすると人格を疑われます。
身だしなみがきちんとしている
オシャレより、きちんとした身なりを意識しましょう。
プレーも散々で格好も間違っていているよりは、プレーはまだまだ下手だけど格好だけはうまそうに見える方が次回も誘ってもらえる確率は断然高いはず!
プレイする雰囲気はプレイヤーたった一人でも大きく変わります。
言葉のチョイスを優しくしたり、みんながわかる話題を提供したりと、にじみ出る人間力も鍛えられるのがゴルフ場ならでは。
人間関係が苦手だった人も『ゴルフを始めてから人を誘えるようになった』なんて人はいます。
ゴルフが生涯スポーツと言われるのはこう言ったマナーを重んじていることも一理あるのではないでしょうか。
まとめ
また一緒に行こうと誘ってもらえるようにマナーを守って最高にプレイを楽しみましょう!
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