ゴルフを始めたばかりの初心者にとって、まずはコースデビューが一つも目標ですよね。練習も楽しいんですが、コース経験がないとまだゴルフを知った気にはなれません。できるだけ、早くコースでラウンドしてみたいですよね。
昔は紹介がなければコースでプレーできないなんて時代もありましたが、最近はひとりで楽しむシングルプレーヤーも増えています。初めからひとりでコースに行くのはさすがに勇気がいるので(とはいえ窓口は広くなりつつあります)初めは知り合いと一緒に行くのがおすすめです。
この記事では、コースデビューの目安と注意することを初心者さん向けにまとめてます。
目次
1.初心者コースデビューの目安
ゴルフの上達は、人によって違うので何日・何回打ちっぱなしに行ったらゴルフコースデビューできるという明確なものはありません。
初心者のコースデビューの目安は「どの程度打てるか」
コースデビューできる目安は、どの程度打てるかを重視しておきましょう。なぜなら、コースは上級者と共有の場ですから、基本であるプレーファスト(素早くプレーする)ことを強く求められるからです。
初心者にとっては大切な一打なんですが、コースではさっさと打って回れることが最低ライン。迷いなくスイングができるまでまず頑張りましょう。まずはスイングの練習を次項の順序で頑張っていきましょう。
スイングの練習は3本のクラブに絞る
コースでは、ドライバーやアイアン、パターなど十数本のクラブを距離に応じて使い分けます。ただし練習では、全てのクラブを使って打つ必要ありません。次項の3つのクラブを練習をしましょう。
- ドライバー
- 7番アイアン
- アプローチウェッジ
の3本に絞って練習しておくのがいいでしょう。実際にこの3本がある程度の距離を打てるようになれば、十分コースデビューが可能です。 パターは?と感じますがパターの重要性はコース経験後の方が得られると考えます。
スイングの目標は大きく曲がらないで前に飛ぶ
ショットがあまりに大きく曲がってしまうと、ボールが隣のコースへ行ったり、他の人に当たりそうになったりして危険なことがあります。それが頻繁に起きさえしなければ、コースデビューの目安です。
初心者は、力を入れて飛ばそうとしてしまいがちなので力を抜いて低い球で転がすくらいの意識でボールを打った方が、結果としていいショットが出るかもしれません。
ボールが頻繁に大きく曲がらないで飛ばすことができる状態になれば、コースデビューしても問題はありません。
ショートコースでラウンドしてみよう
初心者にとってコースデビューはとても緊張します。そのため、コースデビュー前にショートコースでラウンドしてみるのがいいかもしれません。
通常のコースは18ホールありますが、ショートコースは9ホールしかありません。しかも全て短い距離(Par3)です。
そのため、ショートアイアン、ウェッジ、パターだけでラウンドすることが可能です。打ちっぱなしでは練習できないラフ、バンカー、アプローチやパッティングなどを経験しましょう。
2.絶対に失敗しないコースへ行く服装
コースでの服装が行くゴルフクラブによって規定があります。最近は夏場の短パンもOKなところも多くなってきましたが、到着してから「NG」となってしまっては残念でなりません。
どこのゴルフコースでもOKな無難な服装がおすすめです。
ジャケットは念のために持っていきましょう。
ゴルフ場での服装は、男性・女性ともに襟付きのシャツと長いパンツ、ゴルフシューズが基本です。
Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダル、スニーカーなどはNGです。
3.ゴルフコースの持ち物リスト一覧
ゴルフコースで必要な持ち物一覧です。チェックリストで使ってください。
- ゴルフクラブ
- 帽子
- グローブ
- ゴルフシューズ
- ゴルフボール
- ティ
- マーカー
- タオル
- ドリンク
- グリーンフォーク
- サングラス
- 帰りの着替え(インナー・靴下)
- スコアカウンター
特に夏場は熱中症対策として、日焼け止めをしっかり塗って、凍らせた飲み物やちょっとした食べ物(塩飴やグミ)を持っていきましょう。
4.知っておくべき最低限8つのマナー
コースデビュー時に、プレーに時間がかかってしまうのはやむを得ません。同伴プレーヤーや後続の組に迷惑をかけないよう、以下のような最低限のプレーができれば大丈夫です。
- 球がなくならないよう自分の打った球がどこへ行ったかを良く見ておきます。
- 同伴プレーヤーのボールの行方を見てあげて、探す時は一緒に探します。
- プレーファーストを意識して、自分のボールまでクラブを2~3本持っていきます。
- 同伴プレーヤーが打ち始めるときに、球の近くや真後ろに立たないようにします。
- グリーン上では、同伴プレーヤーのパットの線上に立ったり、影を落としたりしないようにします。
- アイアンでショットをした後に出来るコース上の穴(ディボット)を砂で埋めたりして、フェアウェイの保護に努めます。
- グリーンにスパイクマークが付かないように、静かに歩くようにします。
- スコアアプリのダウンロード
5.いよいよコースデビュー!2つの大切なこと
最後にコースデビュー目前に初心者さんにこれだけは大切にして欲しいと思う2つをお伝えします。
はじめの一回だけでも経験者と一緒にラウンドしよう
はじめてのコースは、経験者の方と一緒に行きプレー中のマナーやゴルフ場での振る舞い方などを見て勉強しましょう。
もし自分以外の同伴プレーヤーが全員経験者だったら、緊張するかもしれませんね。コースデビューの時は、自分以外にも初心者の方がいると精神的に楽でプレーも少しは気が楽にはなりますよ。
スコアは気にしないようにしよう
ゴルフ場に無料のスコアカードはあります。
コースデビュー時は、OBが出たりミスショットしたりするのは当然です。スコアを気にするよりも、ゴルフを楽しむこと、周囲に迷惑をかけないことを心がけましょう。自分自身のプレーに余裕が出てきたらスコアを意識できるようになってきますよ。打ちっぱなしでは上手く打てても、コースでは上手くいかないなんてことはよくあります。
本番で「こんなはずじゃないのに」となってもイライラせずに、ミスしたことは忘れて楽しくプレーすることを考えましょう。
コースデビュー楽しみですよね!練習場とは全く違う体験が待っています。ゴルフは楽しい。うまくなればもっと楽しい!初心者さんコースデビューを応援してます!
まとめ
この記事では、コースデビューまでの目安とコースデビュー時の注意点についてご紹介しました。初心者は早くコースデビューしたいですよね。まずは目的を持って練習してみてください。
コースデビュー時にナイスショットできる必要はありません。周囲に迷惑をかけないように最低限のマナーが守れれば大丈夫です。ゴルフで大事なことは楽しむことです。まずはこの記事でご紹介したことを実践しみてください。
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