改正健康増進法を受けて、ゴルフ施設の喫煙事情についてまとめてみました!愛煙家の皆さんはとても気になりますよね。
健康増進法の改正により、飲食店など、多数の人が利用する施設は、2020年4月1日から原則屋内禁煙に、喫煙可能な場所には20歳未満の方は立入禁止となります。それに伴いゴルフ関連施設も対策を実施している訳です。
これは感覚ですが、私も含めゴルファーの喫煙率は年配者を中心に高めだと思います。どのような環境に変わったのかゴルフ場へ行く前にチェックしておきましょう!
現在は新型ウィルス(COVIDー19)の影響もあり、外出を控えている人がたくさんいると思います。安心してゴルフ場を利用できるその日に備えてこちらの情報を役立てていただけたらうれしいです。
目次
1.ゴルフ関連施設の喫煙事情
私がよく行っているゴルフ場に早速聞いてみたところ次項返答をいただけました。
施設内・屋根のある屋外は全て禁煙
ゴルフ場・インドア練習場・クラブハウスの屋内施設はすべて全面禁煙。屋外の練習場もクラブハウスと打席をすべて全面禁煙。となっていました。
『喫煙室を設置することはできる屋外練習場の打席は屋外でないの?』と思うのですが「屋根があり側壁がおおむね半分以上覆っている施設は屋内とみなされる」のです。
喫煙室は条件を満たさないと設置できない
喫煙所は、法に定められた厳格な条件を満たさないと使用が認められません。条件を満たせないこれまであった喫煙所が撤去されています。
これまであった、エレベーター前や出口のすぐそばにあったものも撤去されていることでしょう。
屋根がない場所は対象外
河川敷にあるような屋根もない練習場は、改正健康増進法の適用外ですが、運営会社のポリシーとして、ティーイングエリアとカート内のみ喫煙可として、コース内は禁煙のところがほとんどだと思います。
2.ゴルフ関連施設の対策例
ゴルフ施設によって多少の誤差があるようなので、具体的なゴルフ施設で調べてみました。
ゴルフ場はすでに禁煙
ほとんどのゴルフ場のレストランやクラブハウス内はすでに禁煙となっていて、ハウス内のショップでたばこの販売を止めているので大きな影響はないように思います。私がよく行く、アコーディアゴルフのコースでもかなり以前からクラブハウス内は禁煙です。
アコーディアゴルフでは屋外(といってもティーイングエリアとカート内のみ喫煙可能)については以前と同様の対応で変更はないようです。
埼玉県の高坂カントリークラブは、この機会にカートに設置の灰皿も撤去し、携帯灰皿の利用も禁止して一部の喫煙室以外の屋外もすべて禁煙にするようですので対策はゴルフ場によってまちまち。ですが元々禁煙のところが多いのでそう大きな変化はなさそうです。
小中規模のゴルフ練習場は変化がおおきい
影響が大きいのは中小のゴルフ練習場です。4月1日から館内、全打席禁煙をHPで知らせているところが多くみられます。
埼玉県の騎西グリーンゴルフでは、とりあえず全面禁煙として、今後喫煙室(喫煙ブース)を設ける予定、としています。全国的にとりあえずこういう対応をしているところが多いと思います。
千葉県印西市にあるアリスゴルフガーデンは、これまであった喫煙所が密閉式でないことから4月以降館内全面禁煙にしたところもあります。
人気の高いロッテ葛西やリンクス新川崎は、以前からクラブハウス内を禁煙とし、喫煙室を設置しているところも多いので大きな影響はないでしょう。
年々ゴルファーでも喫煙者は減っており、この際全面禁煙にする傾向も大いにあります。
嫌煙家はこういう練習場を好んで利用してくれるかもしれません。代わって愛煙家のゴルファーは別の練習場に行ってしまうリスクもありますし、経営者の判断は難しいですね。
練習場でチェックインを済ませ、打席にキャデイバックを置いた瞬間、打席でたばこを吸い始める、喫煙所に向かう人はよく見かけますし、携帯灰皿を所有して人目のないところで喫煙する人はいるでしょう。
最後に今回の改正健康増進法を改めておさらいして終わりにします。
3.電子タバコは?
法律上はVAPEなどの電子タバコは健康増進法改正の適用外ですが、注意書きに同時に禁止しているところがほとんどです。(電子タバコも含むと追記されている場合が多いです)
ゴルフ施設に限らずですが、禁煙している場所で電子タバコならOKというところは皆無でしょう。
4.改正健康増進法とは
改正健康増進法の目的は、多数の人が集まる場所での望まない受動喫煙をなくす、というものです。
ゴルフ関連施設に関していうと、屋内(クラブハウスなど)では今後全面禁煙とするか、換気設備のある喫煙室を設置するしかなくなった、ということです。
補足ですが、病院や学校など公共施設は建物内だけでなく敷地内もすべて禁煙となります。
まとめ
愛煙家ゴルファーには厳しい流れになっているなあ、という印象です。ハーフでの食事中にレストランでお酒とともにたばこを楽しむことができなくなりました。
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