グリーンが綺麗で硬くピッチマークも付きにくいところはいいゴルフ場と感じてしまいますし、自分つけた以外のピッチマークを直す人はいいゴルフプレーヤーだとも勝手に思ってしまいます。
ピッチマークを直すことはグリーンの保護に直結しますが、誤った直し方をしてしまうと芝が完全に修復されるまで1ヶ月と時間が必要になってしまうので今回はピッチマークの正確な直し方を動画で紹介しています。
目次
1.ピッチマークとは
ピッチマークとは、ボールがグリーンに着地した時にできる小さなくぼみや跡のことです。ボールマークとも呼ばれます。
ピッチマークは特に、高い弾道のショットやウェッジなどのクラブを使ったアプローチショットの際に出来やすいです。ボールがグリーンに着地した時に、地面が若干沈むことでピッチマークができ、これを放置したままにしてしまうと、他のゴルファーのパットプレーに影響を与える可能性があります。
自分が作ったピッチマークは自分で修正する
自分が作ってしまったピッチマークは自分自身で補修します。当然なマナーです。
他人が作ったピッチマークを見つけたときは修正する
他人が作ったピッチマークをグリーン上で見つけたときは、修正しましょう。ゴルフコースを良好な状態に保つためのプレーヤーのエチケットだと思います。
2.正確なピッチマークの直し方
初心者の方はほぼ知らないのですが、ピッチマークはできてから修正されるまでにかける時間によって芝生が再生される速度が変わってくるんです。
- ピッチマークを15分以内に直すと1日後に芝生が再生
- ピッチマークを1時間後に直すと1週間後に芝生が再生
- ピッチマークを1日後に直すと1ヶ月後に芝生が再生
ピッチマークの修復が早ければ早いほど最適なグリーンを維持することができます。
ピッチマークを正確に治すにはピッチフォークを使います。芝の根を切らないように芝を中央に寄せるのが正しいやり方です。
How to repair a pitch mark. #golf pic.twitter.com/LiOYXnV12N
— Connect Golf (@connectgolf) April 15, 2015
修正に使う芝を完全に持ち上げてしまうと根が切れてしまうので注意してください。
ベテランの方でも芝をブチっとやっちゃう方もいるので気をつけてください〜。
3.ピッチマークに関するルール
ピッチマークに関するルールを知っておきましょう。
ボールが地面に食い込んだ時は救済することができます。
プレーをしていて自分のボール地面に少しでも沈んでいれば救済できるルールがあります。ジェネラルエリア全駅(例外あり)で救済が認められます。
球が自らのピッチマークの中にあり、球の一部が地表面以下にあれば、地面にくい込んだとみなされる(規則16・3)
4.おすすめのピッチフォーク
最後におすすめのピッチフォークを紹介しておきます。
シンプルで折りたたみ可能なピッチフォーク700円ぐらいで購入できるので、無くしても痛手になりません。ピッチフォークによっての良し悪しは折りたたみできるかどうかぐらいであとは好きなブランドを選べば良いと思います。
Amazon発送購入はこちら
まとめ
ピッチマークを直さない人はディボットも直してないんだろうなあと思ってしまいます。偏見と言われてしまうかもしれませんが、リーズナブルなコースに行くとピッチマークが直されていない率が高い気がします。
ちなみにゴルフの試合中継なんかを見ているとグリーンにボールが落ちてもピッチマークがつくことってほとんどないですよね。あれは前日にコースを完璧に仕上げているスタッフさんのおかげなんです。
コメント