接待(せったい)——客をもてなすこと。湯茶・食事などを出してふるまうこと。(引用:Google翻訳)
ゴルフこそ、その人の性格が出る遊びはないと思います!だからこそ接待に有効なのです。
今回はゴルフにおける接待方法について解説していきます。
かくゆう筆者は大手製造メーカーに長年勤務ゴルフ歴も25年と接待ゴルフをしまくった人間です。ゴルフ好きが接待するのは問題ないと思うのですが、ゴルフがあまり得意ではないという方に役立つ内容です。
今回は、ビジネスを成功に導くゴルフで接待する時のポイントを解説します。
接待だからと、わざと負けるとかミスする人もいるかもしれませんが、今の時代それは逆効果だと思います。
大切なことは自分も楽しむことです!楽しめるように事前にポイントをチェックしていきましょう。
目次
1.ゴルフでの接待とは
ただラウンドを一緒に回るだけでは接待ゴルフとして成立しません。
接待ゴルフにつながる機会は次項のような時なので逃さないようにチェックしておきましょう。
- 取引先のコンペに参加する
- 大きな商談(契約)を決めるタイミングでのラウンドを設定する
- お世話になっているお客様へ感謝の気持ちを込めたラウンド
接待ゴルフでは2つのケースがあります。
- 普段からお付き合いがある方を接待する場合
- 面識がほとんどない方を接待する場合
特に大変なのがあまり面識がないお客様と初めて接待ゴルフをする場合です。
どのようなことを想定しておくことが大切か次で解説していきます。
2.あまり面識がない相手との接待ゴルフを成功に導く方法
あまり面識がなく、性格やゴルフのレベルなどの情報がない方を接待する場合、一番重要なのが事前のリサーチです。
事前準備なしに接待が成功することはまずありません。
方法1.相手の情報を事前に入手する
リサーチ① 相手の性格とゴルフのレベル
性格やゴルフのレベルなどの情報がない方を接待する場合、一番重要なのが事前のリサーチです。
- ハンディキャップ
- 平均スコア
- エンジョイ派なのかアスリート派なのか
接待相手の同僚や部下などよくご存じの方から伺っておきましょう。
ゴルフのレベル(ハンデキャップや平均スコア)はもちろん、エンジョイ派なのかアスリート系なのか、最低でもこの3つはリサーチ必須です。
リサーチ②ゴルフ以外のプロフィール
- ゴルフ以外の趣味
- 好きな食べ物
- 家族構成
- 健康状況
相手がゴルフ以外にもどのようなことに興味があるのか、相手の好きな食べ物、家族構成までもリサーチできれば十分です。
最近は体型に意識が高い方も多いので、情報収拾しておけば会話のアプローチとして便利です。
方法2.自分自身のゴルフマナーの再点検をする
当然と言えば当然なんですが、接待をしようとする自分のゴルフの腕前、知識、マナーを再点検しましょう。
少なくとも、ほぼほぼ100は切れるというレベルは必須条件だと思います。
基本的エチケット、マナーを知っていないことで、接待相手に逆に気を遣わせてしまい、スロープレーやマナー違反などで不快感を与えてしまうことになりかねないからです。これでは接待以前の問題になってしまいます。
方法3.提案せずに共感に徹する
まだあまり面識のない相手なので、仕事の話を進めるということよりも親交を深めることに要点をおくことが大切です。
仕事の話をあえてせずに、相手の話を聞き出すことが大切です相手が7割から8割会話の中心にいるといいですね。相手が話しやすい空間を作ることが大切です。
3.最高にイケてる接待ゴルフ!成功させる10つの法則
では具体的に接待ゴルフを楽しく、成功させるためのポイントを解説します。
①ゴルフ場選び
実際のコース選びをする際に事前リサーチ内容が役に立ちます。
エンジョイ派におすすめのゴルフ場
ゴルフはエンジョイ派で楽しく回りたいという相手ではフラットでフェアウエイが広い、ハザードが少ないなど好スコアが期待できるコースを選んだほうがいいでしょう。
アスリート系におすすめのゴルフ場
アスリート系でゴルフにかなり精通されている相手の場合、トーナメントコースや有名な名門コースを予約すれば喜んでもらえる可能性が高まります。
②当日の朝
当日の朝は接待相手が早く来ることも想定してクラブハウスには2時間前には着いて相手を待ちましょう。
相手のスコアカードホルダーを先にチェックイン
お客様がわざわざチェックインする手間を省けるので、相手のスコアカードホルダーを先にチェックインしてもらっておければなおベターです。
相手の車が到着したら挨拶へ
クラブハウスの玄関に接待相手の車が到着した際にすぐ挨拶できればベストです。
③プレー中の服装
服装は友人と行くときより少し抑えめの色合いやデザインのウエアやシューズにしたほうが無難です。
④プレースタイル
原則、キャディ付きにしたほうがいいです。
キャディさんがいると自分もやることが減るので助かりますが、そのコースにもよりますので、事前リサーチでの接待相手のゴルフレベルなどを考慮して決めましょう。
⑤プレー中の掛け声・会話
なんでもかんでも「ナイスショット」「ナイスタッチ」というのはNG。
声かけは丁寧に
これは自分自身のゴルフレベルを上げないと難しいのですが、その人を見て合わせることが大切です。
一つコツとしては、打った瞬間に声掛けせずに、ボールが落ちた地点を確認してから声をかけるようにしたほうがいいです。
ゴルフ以外の会話をするほうが無難
プレー中はこちらからは仕事の話はせず、相手のプレーに対し「あそこは惜しかったですね」とか、事前リサーチした相手が興味のある話題をふったり、プライベートな話をすることが有効です。
アスリート系にはプレーへの真剣度が高い方が◎
アスリート系の相手だと、あまり余計な会話はNGかもしれませんのでご注意を。
⑥グリーン上での注意点
相手のラインを踏むことは厳禁。またグリーン上では特に静かに相手のプレーを見守りましょう。
自分のライン読みは素早く簡潔に。スロープレーが一番嫌われます。
⑦6インチリプレース(ローカルルール)
通常6インチリプレースでプレーすることが多いですが、これも相手を見ながらスタート前にしっかりと確認することが大切です。
特にアスリート系の人はリプレースを嫌がる人が多いので注意です。
グリーン上でもあまり露骨なオッケー(コンシード)はやめましょう。逆効果になる場合があります。
⑧プレーファストを最優先
慌ててはいけませんが、とにかくゴルフの基本「プレーファスト」最優先してプレーしましょう。
特に素振りを3度も4度もやる人や動作の遅い人は自分ではその意識がないので知らず知らずのうちに相手をイライラさせている場合がありますので注意が必要です。
もし相手がスロープレーの人だった場合は、ひたすら我慢です。
⑨お風呂後の時間が重要
お風呂のあとは、レストランに集合し、今日のプレーの話や御礼、今後の話を含めて楽しく会話できればしめたものです。
⑩お土産を準備
高額なものでなくてもかまわないので必ずお土産を帰り際にお渡しします。
ここで役立つのも事前リサーチでの相手の好物や家族構成です。
ゴルフ場内の売店でお土産を購入する人がいますが、感心しません。やはり事前に有名デパートや自社の製品をプレゼンするチャンスです。
まとめ
接待といっても、ゴルフ好きであれば相手の事前リサーチ以外何も特別なことは必要ないというのが信念です。
変な気をまわしてもゴルフ好きであればあるほどそういうのはすべて見破られてしまいます。
「プレーファストで気を遣いながらも精一杯全力で自分もゴルフを楽しむ」これが一番大切です。
ゴルフ場で1日一緒に過ごせば、相手の人となりや性格もほぼ分かりますし、今後もお付き合いできる人かどうかも分かるので活用していきましょう!
コメント