ドライバーは、飛距離を出せるクラブですよね。
なかなか飛距離が出せないと悩んでいませんか?
もしかしたらドライバースイングの、正確な目標設定できていないのかもしれません。
ドライバーの飛距離を出すには、基本を知っていることが絶対条件。
- ドライバーのターゲット設定
- ドライバー基本の打ち方
- 飛距離を伸ばすコツ
- おすすめの練習方法
この記事を読めば、ドライバースイングの基本に必要な知識がすべて解ります。基本を固めて、飛距離をしっかり伸ばしていきましょう!
「ボールがなぜ飛ぶのか?」の原理原則も解説してますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.ドライバーのターゲット設定
ドライバースイングの基本の打ち方を見直す前に、ターゲット設定から見直していきましょう。なぜなら、ターゲット設定が誤っていると、正しい打ち方をしても狙った方向へボールを飛ばすこと自体できないからです。
ドライバーは飛距離が出せるクラブだからこそ、ターゲット設定はどのクラブよりも慎重に行いたいですよね。
特に、ドライバーでアウトサイドイン軌道が出てしまう方は、ターゲット設定が間違っていると思ってください。次項でその理由を解説していきます。
①ターゲット設定はアドレスを取る前に行う
ドライバーでアドレスを取る前に、ターゲット設定を行います。
ドライバーの基本を理解していない方は、アドレス体勢をとった後にターゲット設定の調節をしている方もいますが、これではアドレスが崩れスイングにも影響がでてしまいます。
- ×アドレス→ターゲット設定
- ○ターゲット設定→アドレス
しっかりターゲット設定をしてからの方が的確なアドレスになりスイングエラーを減らすことが出来ます。
ドライバースイングは特に、この順序で行っていきましょう!
②アウトサイドイン軌道を直すコツ
ドライバーでアウトサイドイン軌道に陥ってしまう方は、ターゲット設定がズレてしまっている典型です。
自分では、ターゲット設定が「あっている」と思っているので、直すことが極めて難しい悩みだと思います。アウトサイドイン軌道を直すためにも次項の、ターゲット設定を行なって修正していきましょう。
③近くにあるマットや目印を頼らない
ここからは、ドライバーのターゲット設定のコツを教えます。これは練習場で行ってください。
まず、練習場のマットや、目印となるものを取っ払ってください。なぜなら、それらが既に曲がっている可能性があるからです。
視界に入っていると、既に曲がって敷かれているマットや、置物を少なからず目安としてアドレスをとってしまうものです。
マットや目印をまっすぐに直す。もしくは、できれば取っ払ってください!コースにマットはないですからね。
例えば、ティーグランドを目安に構えたとしても、そのティーグランドの方向が正しいかどうかは定かではありません。ティーグランドが曲がってるゴルフ場は実際あります。
なので自分の近くにあるものを頼ってアドレスを取る癖をやめていきましょう。
④自分の構えが合っているか確認する
練習場のネットなどにヤードの目標があると思います。例えば、160を狙い構えていきましょう。
- マットがある状態で構えた場所
- マットがない状態で構えた場所
構えた場所や構え方がそれぞれ違った場合、コースでも目標に対して正確に構えられていない可能性があることがわかります。
自分の状況を理解した上で、目標に対して真っ直ぐ構える方法を次項で解説していきます。
⑤ターゲットラインを決める
ターゲットラインとは、狙っている目標のことで、ボールの延長線と捉えるとわかりやすいです。
狙っている目標に向けてボールの位置を決めていきましょう。
⑥スタンスラインを決める
スタンスラインとは、ボールに対して取るスタンスのことで、具体的には姿勢・足の位置・クラブフェースの向きですが、この中でも、自分が構えた時の足の位置を見てください。
目標に対して、物理的に平行にある物を目安にすることで、ずれを防ぐことができます。
ターゲットラインとスタンスライン。この2つのラインは常に平行です!
この2つのラインを目標設定で利用し、練習場で正しく目標設定できるまで練習をしてください。
さまざまな環境にあるコースで、目標に対して真っ直ぐに構えられる様になっていくと思います。
この目標設定をして、アドレスをとりドライバーを打っていきましょう。
2.【基本】ドライバーの打ち方
ドライバーショットの基本の打ち方から見直していきましょう。
基本がずれていると、どんなに有効な練習方法を知っていても結果に結びつかないからです。ドライバーは特に基本が大切です。
ドライバーのショットは、”クラブが下から上に向かい、上がり際にボールにアッパー軌道で当たる”これが基本です。
なぜなら、アッパー軌道で打つことで、飛距離を最大化し安定したショットをすることが出来るからです。
具体的には、アッパー軌道で打つことで、高い打ち出し角度と低スピンにより、着地後にボールのランが増えます。キャリーとランのバランスが良くなり総合的に飛距離を増加させるのが狙いです。
だから、ティーを高めにセットしてアッパー軌道で打ちやすくしているわけです。
まずは、ご自身が、この基本の打ち方、アッパー軌道が出来ているか?を一緒に確認していきましょう。
>>>【ドライバーが飛ばない】飛距離を出すコツとヘッドスピードが遅くても飛ばせる方法
3.飛距離を伸ばす2つのコツ
ドライバーの飛距離を出すコツはたくさんありますが、今回は目標設定に関するコツをお伝えできればと思います。
ドライバーの飛距離を出すコツは2つあります。
- アドレス姿勢の左肩の位置
- アドレス姿勢の頭の位置
それぞれ解説をしていきます。
アドレス姿勢の左肩は視界にない
ドライバーの目標設定をして、アドレスをとったときに、視界に左肩が見えている場合、ターゲットラインに対してスタンスラインが平行に構えられていません。
アドレス姿勢で頭を上げない
アドレス姿勢をとって目標を見る時、頭を上げて確認する方もいますが、これだと目標設置がずれてしまいます。あくまで打つ時の頭の位置で目線だけで目標を確認すると、ずれることがありません。
ぜひ参考にしてください!
4.飛距離を伸ばすおすすめの練習方法
ドライバーの飛距離をプロのように伸ばすおすすめの練習方法は、ディロフトで打つことです。
ディロフトとは、フェースを立てて打つことです。ドライバーでディロフトで打つとボールが高く打ち上がり、遠くに飛ぶようなショットが可能になります。
プロが7アイアンで180ヤード以上も飛ぶのは、体力的な差もあるが、それ以上にハンドファーストでロフトを立てて(ディロフトして)当てているからです。
7アイアンが6アイアンのロフトになるわけなので飛距離が出せるのです。
ディロフトが練習できる、練習器具として”ハンドファーストマスター”がおすすめです。又の名を100度ウェッジと言われ、ロフトが約100度に設計されているのが特徴です。
ハンドファーストマスターで練習をすることで、プロのディロフトを習得でき飛距離アップを目指すことできます。
価格は高いのがネックですが、ディロフトを練習できる唯一の練習器具です!ぜひ参考にしてくだい。
まとめ
ゴルフのドライバーでは、正確な目標設定が不可欠です。ターゲットライン、スタンスラインの正しい取り方を練習場・コースでもぜひ試してみてください。練習と経験を重ねることでより一層ドライバーのスイングをマスターすることができます。
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