ゴルフボールの直径は国際的なゴルフ協会によって定められているので、自由に大きさを変えることができません。
ゴルフボールの大きさが規定のものに反していた場合罰則になってしまいます。
また、このゴルフボールの直径にラインを書き込むプレイヤーが増えてきました。
もともとタイガーウッズをはじめ、松山英樹プロ、上田桃子プロなど多くのトッププロもしているというライン入れ。
やはり需要はそれなりにあるようで、ここ2〜3年は、はじめからラインが書いてあるボールが販売されているのを見かけます。今回は、ゴルフボールにラインを引くメリットについて解説しますのでぜひ試してほしいです。
確実にラウンドで2打や3打は変わってくると思いますので、その2打・3打が大きいと思うか、たいしたことないと思うかはそれぞれですがたいした手間ではないのでおすすめします。
1.ゴルフボールの直径は?
ゴルフボールの直径は、約43ミリメートル(1.68インチ)です。
ちなみにゴルフカップの直径は、約10.8センチメートル(4.25インチ)です。
これは国際的なゴルフ協会のR&A及びUSGAによって基準が定められています。
この基準はゴルフボールの製造のボールサイズ・重量・形状・反発特性も同時に関係し、重さは最低でも45.93グラム(1.62オンス)以上でなければならないと定められています。
この基準に違反したゴルフボールで試合をした場合、違反となり罰則が科せられることになります。罰則は試合や競技の形式によって異なるのでその都度確認をしてください。
2打のペナルティー
ゴルフボールが規定に合致していない場合、通常は2打のペナルティーストロークが加算されます。この罰則は、ホールのプレー中に発生します。
ホール終了後の罰則
ホールが終了した後に非公式のボールが使用されていたことが発覚した場合、通常はそのホールでのプレーにおいて2打のペナルティーが加算されます。
また、誤ったボールを使用したホールごとに2打のペナルティーが課せられることがあります。
失格
ゴルフボールの使用が特に重大なものと見なされると、プレーヤーは失格となることがあります。これは、故意な違反や反復した違反などがある場合に起こります。
2.ゴルフボールの直径にラインを引く6つのメリット
ゴルフボールの直径にラインを入れたことはありますか?
最近はゴルフボール自体にプリントされているものも増えてきました。
ゴルフボールの直径にラインを入れる最大のメリットはパターをするときに方向性を出せる、目標に対して正しいアドレスを取れる、ということです。
それぞれのメリットを解説していきます。
メリット①パターするときの方向性を出せる
グリーンで目標に向かって真っすぐ打てない人、正しいアドレスをできない人、よく迷う人などにとって、ラインを引くことはかなり役立ちます。
グリーン上ではカップの手前から、そして横や後方からもラインを見つけますが、見方によってスライスなのかフックなのか逆に見えることもしばしばあります。
またカップに向かって方向を決めてボールを置いても、実際パターを構えたら方向性がよくわからなくなった、ということも起こりえます。
これは、低い位置から見たラインが、実際に立ってパターを構えた上の位置から見たラインと違って見えることがあるからで、パターを構えた時に混乱することはよくあることです。
そのためにもラインを書いたボールが役に立ち、そういう場合は絶対にボールのライン方向を信じて打つほうが正解です。
メリット②ボールの回転の可視化
パター練習の際に、ボールの転がり方(ラインの見え方)を見ることでしっかりヒット出来ているのか知ることもできます。
ゴルフボールが転がる時、書かれたラインによって回転の軌跡がはっきり見ることができるので、どのように回転しているのかが分かります。
まっすぐ打てることができれば、ラインがまっすぐきれいに見えながら転がりますが、しっかりヒット出来ていない時はラインがぐにゃぐにゃ曲がって転がりますので一目瞭然で分かります。
メリット③初心者さんがまっすぐアドレスできない時
初心者などショットでもまっすぐアドレスできない人にとってはティーショットの時にも目標に対してラインを向けることで方向性が良くなることが期待できます。
ティーショットだけは、自分の意志でボールを置くことができるのでこのメリットを使わない手はありません。
メリット④アドレスでのフェースの向きを確認する
アドレスの時にクラブを構えていると、フェースの向きがついつい動いてしまいがちになります。
ゴルフボールに縦線に加えて横線を書きます。
横線とフェースが平行になるように意識することで、目標に向かってスクエアで打つことができ、ブレを防いでストロークの精度を上げることができます。
メリット⑤グリーンの傾斜の状態チェック
ゴルフボールが転がる時のラインの傾きを見ることで、傾斜の状態を確認することができます。
傾斜の状態を把握することで、カップまでのラインの読みに役立ちます。
メリット⑥自分のボールの確認
転がったゴルフボールが同行者と同じ方向へ転がってしまった時、すぐに自分のゴルフボールだと分かればいいのですが、同じようなゴルフボールだと識別するのに苦労します。
ゴルフボールには、ブランドやモデル、数字が書かれており、それで識別がある程度できますが、ラインに加えて識別マークを書いておけば、よりはっきりと早く自分のゴルフボールだと識別することができます。
自分のゴルフボールだと誤って他のプレイヤーのゴルフボールを打ってしまうと、ペナルティを受けることになります。識別マークを書いておけば、それを防ぐことができます。
3.もともとラインが入っているゴルフボール3選
初めからラインが入っているボールを買うと便利です。
いちいちラインを引くのが面倒くさい、という人には、ここ数年いろんなモデルが出てきた、ライン付きボールを買うことをお勧めします。
そのいくつかおすすめをご紹介します。
①キャロウェイ|クロムソフトXトリプルトラック
2020 キャロウェイ クロムソフト X トリプルトラック ゴルフボール 1ダース (12球入り) ホワイト
公式サイト
Amazon価格:5800円(1ダース)
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ブルーとレッドの鮮やかな3本線が入っていて、とても見やすく構えやすいボールです。
オデッセイの同じ3本線のパターと組み合わせるとさらに効果が発揮できるかもしれません。
↑オデッセイトリプルトラックパターにラインが入ってます。
キャロウェイではこのシリーズ以外にも安価モデルでも同様のライン入りボールが多くラインナップされているので予算によって選びやすいです。
②ダンロップ|スリクソンTRI-STAR(トライスター)
ダンロップ(DUNLOP) ゴルフボール スリクソン TRI-STAR 2020年モデル
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↑ナビゲーターラインとしてこのようになります
これはキャロウェイほどしっかりしたラインではありませんが、「アライメント機能付きナビゲートライン」という線が入っています。控えめのラインが好みの方にはこちらがおすすめです。
③テーラーメイド|TP5 PIX(ピックス)
テーラーメイド(TAYLOR MADE) TP5 PIX(ティーピーファイブ ピックス)
公式サイト
Amazon価格:7850円
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これはプロゴルファーの「リッキー・ファウラー」がデザイン監修したボールでトッププロや上級者に人気のボールです。
ラインが引いてあるわけではないのですが「クリアパスアライメント」と呼ばれるデザインにより視覚的に正しいアライメントを取ることができ、ボールが転がると線状に見える、という画期的なデザインのボールです。
オレンジとブラックのコントラストもきれいで気持ちよくラウンドできるかもしれません。
まだあまり使ってる人も見ないので、人とは違うボールを使ってみたい人にはイチオシ、のボールです。
4.おすすめのラインマーカー3選
ラインの入れ方は縦線1本のみや横線や補助線を入れたりします。他にも太くしたり、細くしたり、色を変えたり工夫して、自分の好みに合わせカスタマイズします。
ゴルフボールにラインを自分でうまく入れようとするのは、結構難しいです。
そこで市販されているラインマーカーを使ってみましょう。使いやすくリーズナブルなラインマーカーをご紹介します。
ゴルフボールに3本ラインが引ける
VISUALIZE TRI-LINE オリジナル3本線 ゴルフボールマーカーセット
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ゴルフボールを固定して、3本の線を容易に書くことができます。識別マークも書けるラインマーカーも付いた2個セットとなっていて、自分の好みに合わせて書けるラインマーカーです。
正確性が高く自動でラインを引ける
Check Go Pro チェックゴープロ 自動で線引き ゴルフ マーカー ボールラインマーカー 簡単に線が引ける
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ゴルフボールに正確な重心ラインを引くことができます。
実はボールの重心がはずれていることも多く、 正確にボールを転がしても、必ずまっすぐ転がるわけでもありません。
『チェックゴープロ』はボールを高速回転(毎分10000回転)させボールの回転軸を探しだし、最適なボールラインを見つけ出します。 最適なボールラインはドライバーの飛距離を伸ばし、パッティングの正確性が向上します。
単3電池2本が必要になります。
直径ラインと横線も引ける
SAPLIZE セープライズ ゴルフボールマーカー・ライナー
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基本の縦・横線に加えて、斜線も書ける2個セットです。
バッグにグリップしておけるので、必要なときにすぐ使えます。
まとめ
ライン引きは、目標へ到達するための道しるべの一つとして役割を担っています。
トッププロは線を1本だけ引いている人も多いですが、アマチュアはできれば3本ぐらい引いたほうが、より分かりやすく、構えやすいと思います。
スコアアップを目指すなら、簡単にラインが入れられるラインメーカーの力も借りて、トッププロもしているライン入れにチャレンジしてみる価値は大いにありそうです。
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