【ハンドファーストマスター効果】気持ちいい練習をやめた話

ハンドファーストマスター嫌い

レッスン/スイング

最初に言うと、僕はハンドファーストマスターを見た時、

「これ本当に必要?」
「また矯正器具系かな…」

って思いました。

しかも価格は税込26,950円。

正直、かなり高い。

ぱっと見も地味です。

何より、
“何に効くのか”
が、最初かなり分かりづらいんですよね。

でも実際使ってみると、

「あ、自分って“当てる練習”しかしてなかったんだな…」

という感覚が、かなりリアルにありました。

しかもこの器具、
かなり“令和向きじゃない”です。

今って、

楽しく上達
効率よく改善
気持ちよく振る
飛距離アップ
簡単に再現

みたいな練習が人気じゃないですか。

でもハンドファーストマスターは逆。

地味。
しんどい。
誤魔化せない。

しかも、
フルショットみたいな爽快感もかなり薄い。

だから人によっては、
普通に嫌いな練習だと思います。

実際僕も、

「うわ…またこれやるのか…」

ってなる日ありました。

だってこれ、
“できてない現実”
をかなり静かに見せてくる器具なんですよね。

強制的な命令でもない限り、普通はあまりやりたくないタイプの練習。

でも不思議なのが、嫌なのに、毎回使ってます

なぜかというと、“自分がずっと避けてきた部分”を、一番ハッキリ見せてくるからです。

特に、

動画をかなり見ている
理論は理解している
でも球が弱い
ダフる
トップする
アイアンが薄い
ナイスショットが安定しない

このタイプの人ほど、
かなり刺さると思います。

この記事では、ハンドファーストマスター。通称100度ウェッジの

正直どこが良かったのか
逆に微妙だった部分
本当に価格に見合うのか
どんな人に向いているのか
初心者はどうなのか
なぜ“しんどい練習”なのか

僕自身が迷ったことを含めて、
かなり本音ベースでまとめていきます。
長年ゴルフやってる人ほど、

「あー…自分ここ避けてたわ…」ってなるゴルフトレーニング器具かもしれません。

1. ハンドファーストマスターとは

ゴルフ練習器具

ハンドファーストマスターは、三觜喜一レッスンプロが考案した「100度ウェッジ」です。

ロフトが約100度という、通常のクラブでは考えられない設計になっています。

アドレスではシャフトを垂直に立てて構え、インパクトで初めてハンドファーストの形を作る。

そうしないと、まともに“当たらない”。

つまり、
“誤魔化せない”。

これが、この器具最大の特徴です。

三觜レッスンプロはこう言っています。

「ハンドファーストは、インパクトの絶対条件です。ハンドファーストによって、ロフトが立ち、インパクトゾーンが長くなり、球を押し込める。だから、距離も正確性も確保されるんです。でも、できている”つもり”の人がとても多い

そして、こうも言っています。

「なぜできているつもりかと言えば、通常のクラブではそこそこ打ててしまうから。ハンドファーストに打たないとまともに”当たらない”ものを造りたかった

これ、
かなり本質だと思いました。

普通のクラブって、
多少すくっても、
多少手で合わせても、
そこそこ前へ飛ぶんですよね。

だから、
“できてない”
に気づきにくい。

でもハンドファーストマスターは違う。

かなり露骨に、
ミスを見せてきます。

だから最初、
普通にしんどいです。

でも逆に、
その“しんどさ”が、
長年変わらなかった原因を見せてくる感じもありました。

2.”インパクトからスイングを組み立てる”とは

インパクトからスイング

三觜レッスンプロのレッスン理論を調べると、共通して出てくるキーワードがあります。

「スウィングはインパクトから組み立てる」

トップの位置がどうとか、切り返しがどうとか、そういうことより先に、「インパクトでどんな形になっているか」を最優先に考える。それが三觜理論の大原則です。

プロが7番アイアンで180ヤード以上飛ぶのは、体力の差だけではありません。ハンドファーストでロフトを立てて(ディロフトして)打っているから、7番アイアンが実質6番アイアンのロフトになる。これが飛距離差の本質だ、と三觜レッスンプロは言います。

そして正しいハンドファーストとは何か。

三觜レッスンプロが示すのは、「手元だけ前に出す形」ではなく、ダウンスウィングで腕とクラブが”L字”を作り、フォローで”I字”になる動き。さらに左ひじ下を旋回させ、左手首をボウイング(弓状に曲げる)動作を入れることで、初めて正しいハンドファーストインパクトが完成するとされています。

フォローで”逆L字”になるとボールを押し込めない。これがアマチュアに多いパターンです。

3. フルショット練習って、気持ちいい。でも…

スイングの練習

これ、多くの人に心当たりがあると思うんですが、練習場へ行くと結局フルショットばっかりしませんか?

僕も完全にそうでした。

ドライバーを打つ。アイアンを打つ。たまに良い球が出る。

すると、「今日ちょっと良いかも」となる。

でもラウンドへ行くと、ダフる・トップする・アイアンが飛ばない・なんか球が弱い、これがまた出る。

で、また動画を見る。かなりループでした。

「インパクト」って、ほぼ練習してなかった

今振り返ると、僕は”スイング全体”ばかり気にしていたんですよね。

テークバック、トップ、切り返し、軌道。

でも「インパクトそのもの」は、ほぼ練習したことがなかった。

ハンドファーストマスターは、そこを強制的に向き合わせてくる器具だと思いました。

フェース面にはサンドブラスト加工が施されていて、打痕が残ります。正しいハンドファーストで打てていれば、フェース下部にきれいなアーチ型の痕がつく。ボールを「すくい打ち」していれば、白いラインの上に痕がつく。自分のミスが可視化されるわけです。

4.「高いし地味」クラスにいる“地味だけど仕事できる人”

練習器具の中でもピッコロさんみたいな

ハンドファーストマスターって、

派手なエースタイプじゃないんですよね。

むしろ、最初は「地味だな…」って感じる。

でも、長くゴルフやってる人ほど、

「あれ…こいつかなり優秀じゃない?」

って後から効いてくるタイプ。

クラスにいる“地味だけど仕事できる人”みたいな器具でした。

使ってすぐ「すげえ!」とはならない

これも重要なポイントで、ハンドファーストマスターは使った瞬間に「飛距離20y伸びました!」みたいな器具じゃないです。

だから最初は分かりづらい。

「これ合ってる?」「何を感じればいいの?」となりやすい。

でも逆に言うと、”派手に誤魔化していない”感じもありました。

練習の目安としては、まず7時〜5時の小さな振り幅から始め、最終的に肩から肩の振り幅で40ヤードをボールを浮かせて打てるようになることが一つのゴールです。通常のSWで80ヤード打てる人なら、その半分が目安とされています。

ドラゴンボールのピッコロさん。スラムダンクの木暮くん。みたいな感じです。

5. 「ハンドファースト=手を前に出す形を作る」じゃなかった

インパクト

ハンドファーストとは「左手を前へ出す形」だったんですよね。

でも実際は違った。

「押せている人」が結果的にハンドファーストになる

ハンドファーストマスターを使って感じたのは、”形を作る”ではなく、”押せていると結果的にそうなる”に近い感覚。

逆に、手だけ前へ出そうとすると明らかにおかしくなる。

  • 左が止まる
  • 手だけ突っ込む
  • フェースが開く
  • 余計当たらない

これがハッキリ分かります。

だから逆に「形だけ真似していたんだな…」と気づかされました。

三觜プロが言う「インパクトから組み立てる」というのは、形のコピーではなく、”圧力をかける感覚”を体に覚え込ませることなんだと思います。

6. フルショット練習勢ほど、一回これを触った方がいいかもしれない

練習器具の中でもピッコロ

僕自身、練習量はそこそこある方です。結局、”当て感”だけが育っていた。

だから多少タイミングが合えば打てる。でも調子が悪くなると一気に崩れる。

ハンドファーストマスターは、「当てる」より「どう圧力をかけるか」へ意識が向く器具です。

だから最初はかなり違和感がありました。

でも逆に「今までここを避けていたんだな…」という感覚もありました。

仕事終わり、いつもの練習場へ行く

平日の夜。

仕事を終えて、少し疲れた状態で練習場へ行く。

駐車場からバッグを降ろして、打席へ向かう。

いつもの流れです。

ボールを借りて、まず軽くウェッジ。

身体はまだ硬い。でも多くの人って、数球打つとすぐフルショットしたくなるんですよね。

僕も完全にそうでした。

「今日はドライバー調子いいかな」
「アイアン飛ぶかな」

って確認したくなる。

でも、ハンドファーストマスターをバッグへ入れるようになってから、最初の数分がかなり変わりました。

いきなり打つと、“いつもの当て感”が出る

最初に普通のSWを持って打つと、結局いつもの感覚で打ててしまうんです。

多少ダフっても、
多少すくっても、

ボールって前へ飛ぶ。

だから気づきづらい。

「まあ今日はこんなもんか」

で終わる。

でもハンドファーストマスターを持つと、かなり誤魔化しが効かない。

“当てにいく動き”がかなり露骨に出る

最初は本当に違和感あります。

「え、こんな当たらない?」

ってなる。

特に普段、

  • 手で合わせる
  • すくう
  • タイミングで拾う

感覚が強い人ほど、かなり難しいと思います。

僕も最初、
「これ無理じゃない?」
って正直思いました。

でも数球打つうちに、

「あ、自分、ボールを押してないんだ」

っていう感覚がかなり出てくる。

打痕がリアルすぎる

これ、かなり嫌でも現実見せられます。

フェースのどこへ当たったかがかなりハッキリ残る。

特に、

「自分ではハンドファーストできてるつもり」

だった人ほど衝撃あると思います。

実際僕も、
「結構できてる方じゃない?」
と思ってました。

でも見ると、

白ラインの上ばかり。

つまり、
“拾いにいってる”。

これ、動画見てるだけだと気づかなかった部分でした。

練習場で“静かに苦しむ感じ”がある

これ、かなり独特なんですが、

ハンドファーストマスターって、
振ってて派手な快感がないんです。

むしろ、

「うわ、できてない」
「またすくった」
「左止まった」

っていう、

“静かな反省会”

がずっと続く感じ。

でも逆に、
長年ゴルフやってる人ほど、

「あー…これ避けてきたわ…」

ってなると思います。

フルショット練習では得られない疲労感

面白かったのがこれ。

フルショット練習って、
腕とか肩が疲れるんですよね。

でもハンドファーストマスターって、
下半身とか左脇腹周りが疲れる感覚がある。

つまり、
今まで使ってなかった場所を使わされる。

ここはかなり新鮮でした。

7. 買った方がいい人買わない方がいい人

うねり棒 高い

これはかなりハッキリ分かれると思います。

ハンドファーストマスターが合う人

  • 動画をめちゃくちゃ見ている
  • 理論は理解している
  • でも球が弱い
  • ダフリ・トップを繰り返す
  • 手打ち感がある
  • アイアンが「薄い」
  • 当て感頼りになっている

このタイプにはかなり刺さると思います。

特に「ナイスショットが出る日もある。でも安定しない」という人との相性が良い。

ハンドファーストマスターが合わない人

逆に、

  • とにかく飛ばしたい
  • 気持ちよく振りたい
  • 地味練が嫌い
  • 即効性が欲しい
  • すぐ結果が欲しい

だと、かなり地味に感じると思います。

正直、”楽しい器具”ではないです。むしろ「うわ、ここ苦手だったわ…」を突きつけてくるタイプ。

8. ゴルフ初心者はとのマッチ度は?

ゴルフ初心者がインパクトから練習するってあまり聞いたことがないですよね。インパクトって経験者のスキルのような気がしますがそんなことはないんです。それは本当に刷り込み。そんな気がするだけです。

初心者にとってのメリット

初心者はボールに当てようとする過程で、すくい打ち・手で合わせる・体が止まるといった癖が染みつきやすいです。

最初から「押す感覚」「体で当てる感覚」を知れることには、大きな意味があります。

ただし初心者には難しい部分もある

“正解感”が最初はわかりにくいです。

「振って楽しい!」「すぐ結果が出る!」を期待するとズレます。

初心者でも意味はあると思いますが、「感覚を育てる器具」として考えた方がいい。数回使って結果が出なくても、それは普通のことです。

9.損をしたくないコスパについて

とはいえ使わなくなったりしたら勿体無いですよね。

税込26,950円。

安くはないです。

むしろ、
ゴルフ器具としてはかなり悩む価格帯。

僕も相当迷いました。

でも「練習の質」が変わる感じはある

これ、単純な飛距離器具じゃないんですよね。

だから、

「1回使って飛んだ!」

みたいな分かりやすさはない。

でも逆に、

“今までの2時間練習って、結構当て感練習だったんだな…”

って気づかされる。

これがかなり大きかった。

タイパはかなり良いと思った

意外だったのがここ。

これ、長時間やる器具じゃないんです。

10分〜15分でもかなり濃い。

むしろ、
ずっとやると頭疲れる。

だから、

  • 練習前
  • ラウンド前
  • 崩れた時

に戻る器具としてかなり優秀でした。

「球数で解決しようとしてた人」ほど刺さる

これ、本当にあると思います。

社会人ゴルファーって、

限られた時間で練習しますよね。

仕事終わり。
土日の数時間。
早朝練習。

その中で、

「もっと球打てば良くなる」

って考えやすい。

僕も完全にそうでした。

でもハンドファーストマスター使うと、

“何球打ったか”
より、

“どう当たったか”

へ意識が変わる。

ここはかなり大きかったです。

「高い」より「避けてきた課題と向き合う器具」感

結局これなんだと思います。

単純に価格だけ見れば高い。

でも、
長年ゴルフやってる人ほど、

「自分のインパクトって実は曖昧だった」

に気づかされる。

だから、
単なる練習器具というより、

“避けてきた部分と向き合う器具”

に近い感覚でした。

10. 結論、効果について

ストレッチ

ハンドファーストマスターは「振れば即上手くなる」タイプではないため、効果については難しい質問です。個人的には、インパクトへの意識はかなり変わりました。

特に、

  • 当てにいく感覚
  • 手で合わせる感覚
  • 球を拾いに行く感覚

ここは自覚できるようになった。

だから「動画を見ても身体が変わらない」という人には、かなり面白い器具だと思います。

逆に”派手な成果”だけを期待すると、ちょっと違うかもしれません。

まとめ

正直、
フルショット練習の方が楽しいです。

これは間違いないと思います。

ナイスショットが出る。
飛ぶ。
気持ちいい。
ストレス発散にもなる。

仕事終わりの練習場で、
ドライバーが気持ちよく飛ぶと、
「今日ちょっと良いかも」
ってなりますよね。

僕もずっとそうでした。

でもハンドファーストマスターは、
その真逆です。

地味。
しんどい。
爽快感が薄い。

しかも、
かなり誤魔化しが効かない。

だから人によっては、
普通に嫌いだと思います。

実際、
「楽しくゴルフしたい」
「気持ちよく振りたい」
という人には、
かなり苦痛な器具かもしれません。

でも逆に、
長年ゴルフをやってきた人ほど、

「あー…自分ここ避けてきたわ…」

となる器具でもあると思いました。

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