ゴルフ初心者さんは、まずは打ちっぱなしで練習をはじめていきましょう。打ちっぱなしは、初心者でも気軽に楽しめるところですが、経験者・上級者と共有する場所でもありますので、ある程度利用方法を知っていた方が安心ですよね。
この記事では、打ちっぱなしの一連の流れと練習方法、必要な持ち物についてご紹介します。初めはうまく打てないかもしれませんが、練習を重ねて真っすぐ打てるようになってくれば徐々に楽しくなってきます。
※感染予防をしっかりして体調が悪い方は行くのを控えましょう。
目次
1.打ちっぱなし受付から終了まで一連の流れ
打ちっぱなしへ行った時の受付から帰宅まで流れを説明しておきます。
フロントにて受付をしよう
受付で「初めてです」と伝えてください。利用方法についての解説があります。クラブやシューズをレンタルするのなら、この時受付で借りましょう。
最近ではプリペイドカード式が多いかもしれません。プリペイドカード自動販売機で有料で発行できます。
ゴルフ練習場のプリペイドカード
プリペイドカードを自動販売機にて購入できます。
金額は施設により違いますが大体2000円券、3000円券、5250円券(5,000円)、11000円券(10,000円)、36000円券(30,000円)ぐらいまであると思います。1打席のご利用ごとに1枚のプリペイドカードが必要です。
打席の希望を聞かれることがあるので、初めての時は周りの目が気にならないように端かつ周りが見渡せる場所を選んだ方が無難です。どんな人がそのゴルフ場へ来てどう利用しているのかも見ておいてもいいでしょう。打席ナンバーの入ったカードを手渡されるので打席に向かいます。入場料が発生するところとないところがあります。
ボールを準備
ボール1球にかかる値段は平日や休日、打ちっぱなし場によって差があります。例えば、平日1階1球15円2階14円、土日祝1階18円2階17円となっています。
ボールは専用機械からカゴに数十個のボールを入れるところや、打席の機械から自動でボールが出てきてティーにセットしてくれるところなどがありますがプリペイドカードを差し込んで準備する点は同じです。
ボールを打とう!
いよいよボールを打ちます。最初は、ストレッチをしてしっかりと体をほぐしましょう。ゴルファーのほとんどが肩腕の筋と腰痛の悩みを持っているものです。
肩周りの可動域、そしてスイングを精密に取得するために骨格レベルで姿勢を意識するのをおすすめします。十分に体が解れたらまずは素振り。ウェッジはクラブの長さが最も短いので振りやすく、はじめに使うクラブとしてもおすすめです。
まずは小さいスイングから始めて、空振りしないようにクラブを確実にボールに当てる練習をしましょう。打ちっぱなしでは、どんどんボールを打ちたくなってきますが、できる限り一球一球丁寧に打つようにしましょう。無意識に打っていると意外に習得ならないのがゴルフの難しいところでもあります。「クラブを振り上げる高さ」や「スタンスの位置」など目的を意識するのが大切です。
たまには経験者と一緒に練習しよう!
もし身近に経験者の方がいるのであれば、一緒に打ちっぱなしに行くことをおすすめします。自分の体型や同じような運動経験の持ち主だとよりいいです。ゴルフは人によりけりプレースタイルが違う人からのアドバイスも受けると思いますが情報は多い方がいいのでありがたく聞きましょう。
身近に経験者がいない場合は、軽いレッスンを受けるのもおすすめです。スイングの基礎だけでもレッスンで学ぶとゴルフの考え方を知れます。初心者状態でレッスンを受ける受けないでは上達が大きく違います。ただ奥深く学んでいくとレッスンコーチは自分と気が合う人や学びたいと思える人を選ぶべきです。
まずは100球打ってみよう
ゴルフ初心者にとっては、上述したように一球一球目的を意識しながら、丁寧に打つようにした方がいいです。このため、まずは100球程度を目安としてみるのが良いでしょう。徐々に慣れてきたら球数を増やしてみましょう。
後片付け
当たり前のことを言うと、練習が終わったら、次に使う人が気持ちよくプレーできる状態にしておくのがエチケットです。
本当によ〜く見るのは飲み終わったドリンクのゴミ放置です。ゴミなどは捨てて、カゴは元の位置に戻しておきましょう。おしぼりは無料で設置されています。今はコロナ対策でアルコール除菌や使い捨てウェットティッシュの設置もあると思います。
2.打ちっぱなしに最低限持っていく物
まずは練習場で必ず使うものを確認しましょう。練習場で販売しているものもありますが種類が少ないという点があります。
グローブ
ゴルフはじめたてはよくグローブを持っていくのを忘れます。行く先々で売ってはいるのですが、毎回購入しているとばかにならないものです。それにグローブひとつ自分の好みというものも意外にあるものです。
グローブは、ゴルフバックのなかに保管しておきましょう。グローブをしないとクラブをしっかり握ることができませんし、練習になりません。安定したショットを打つためにはグローブは不可欠です。ゴルフショップに行けば試着できるところが多いので、必ず自分の手にあったサイズを選んでおきましょう。
クラブは2〜3本でOK【レンタル推奨】
打ちっぱなしでフルセットを持ってきている人はもちろんいますが、正直全てのクラブを使ってい人はほとんどいません。はじめはレンタルでもいいぐらいです。
初めての打ちっぱなしではクラブは2~3本程度(ウェッジ/7番アイアン/ドライバーその他打ってみたいクラブ)で十分です。初心者さんにおすすめなのは、ウェッジなどの短いクラブから打ち始めることです。レンタルクラブでもOKです。1本あたり数百円で借りられます。
服装は自由だが靴だけは注意
コースでラウンドする時は、服装の決まりがありますが、打ちっぱなしは何を着て行ってもOKです。スイングするのに動きやすい格好がいいですね。スポーツウェアやジャージなどが一番適しています。
ゴルフの練習は、そんなに動かないように見えますが、思った以上に汗をかきます。タオルなども持っていくといいでしょう。履いていくシューズも特に決まりはありません。スニーカーなど運動しやすいものを履くのが良いです。ゴルフシューズを持っていくのが一番ですが、クラブと同じようにレンタルシューズもあります。
運動に適していない革靴・ヒールの高いものなどは練習場で禁止しているところもあります。普段着がフォーマルな靴が多い方は車やゴルフバックにゴルフシューズを入れておくのをおすすめします。
3.打ちっぱなし特有の注意した方がいい7つのこと
打ちっぱなしならゴルフ特有のルールはないと思いきや、あります。打ちっぱなしで練習する時は、以下のように周りに迷惑をかけないようにしましょう。ほとんどゴルフコースのルールとも通づるものがあります。
- 友人との会話や携帯電話などで大きな声を出さない
- 打席以外の通路などで素振りをしない。
- グラウンドに立ち入らない(チョロしたボールを取りにいかない)
- おしぼりでクラブを拭いたりしない(おしぼりは手を拭くのみ)
- 教え魔に気を付ける
- 音楽や動画をながす(イヤホンならばOK)
- 通り道やドアを塞ぐ
「知らない人がいきなり教えてくる」ゴルフ練習場ではよくある話です。練習場は時間で料金が発生しているので、長くなりそうな場合は上手に断りましょう。
はじめはあっという間に終わってしまうと思います、短期的というよりは長期的に通ってスイングになれていきましょう。
最後に、忘れ物に注意しましょう。練習場にスマホとグローブなんか忘れがちです。なので元々物をたくさん持ち込まないことがいいです。近所のゴルフ場は長く通うことになるので悪いイメージにならないようにするのをおすすめします。
まとめ
この記事では初心者でも安心して練習できるよう、打ちっぱなしの一連の流れや必要な持ち物についてご紹介しました。せっかく打ちっぱなしに来たからには、楽しみながら練習したいですよね。念願のコースデビュー目指して練習に励んでみましょう!
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