シャローイングで飛距離は確実に伸びる!
先に結論を言います。シャローイングをマスターすれば、飛距離は間違いなく伸びます。
僕自身、30代でこのスイング理論に出会ってドライバーの飛距離が220ヤードから240ヤードまで伸びました。しかも曲がりが減って、フェアウェイキープ率も上がったんです。接待ゴルフで取引先の部長より20ヤード飛ばせるようになったときの快感は忘れられません(笑)
この記事では、シャローイングがなぜ飛距離アップにつながるのか、具体的な練習方法、よくある失敗パターンまで徹底的に解説します。読み終わる頃には、次のラウンドで試したくてウズウズするはずですよ。
1.シャローイングとは?基本を押さえる
シャローイング(Shallowing)とは、ダウンスイングでクラブを寝かせながら下ろしてくる動きのこと。直訳すると「浅くする」という意味で、クラブの軌道を地面に対して浅い角度にする技術です。
シャロー軌道とスティープ軌道の違い
従来の日本式レッスンでは「上から叩け」「ボールを潰せ」と教わることが多かったですよね。これがスティープ(急角度)な軌道。対してシャローは、クラブを横から払い打つようなイメージです。
スティープ軌道の特徴:
- ボールへの入射角が鋭い
- スピン量が多くなりやすい
- ミスヒット時の曲がりが大きい
- 体への負担が大きい
シャロー軌道の特徴:
- ボールへの入射角が緩やか
- 最適なスピン量でキャリーが出る
- スイートスポットで捉えやすい
- 体の回転を活かせる
千葉県の千葉カントリークラブ 梅郷コースで初めてシャローイングを意識してラウンドしたとき、16番ホール(パー5)でセカンドがグリーンまで届いたんです。いつもなら3打目が必要な距離なのに。同伴者に「何食った?」って聞かれました(笑)
なぜプロゴルファーはシャローを使うのか
PGAツアーの飛ばし屋たちを見てください。ダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイ、マシュー・ウルフ。みんなダウンスイングでクラブが背中側に倒れ込むような動きをしています。
これは偶然ではありません。シャロー軌道こそが効率的にエネルギーをボールに伝える最適解だからです。バイオメカニクス(運動学)的にも証明されているんですよ。
2.シャローイングが飛距離を伸ばす3つの理由

ここからが本題。なぜシャローイングで飛距離が伸びるのか、科学的根拠と実体験を交えて説明します。
理由①:最適なアタックアングルでボールを捉えられる
ドライバーショットでは、ボールをアッパー軌道で捉えるのが理想。シャローイングを使うと、自然とアッパー軌道が作れます。
スティープな軌道だとダウンブローになりやすく、ドライバーでは高さが出ずにキャリーが稼げません。対してシャロー軌道なら、インパクトでクラブヘッドが上昇局面に入るため、理想的な打ち出し角とスピン量が得られるんです。
実際、僕のトラックマンのデータを見ると:
- スティープ時代:打ち出し角9度、バックスピン3200rpm、キャリー210ヤード
- シャロー習得後:打ち出し角12度、バックスピン2400rpm、キャリー235ヤード
25ヤードの差です。これが現実。
理由②:クラブの遠心力を最大限に活かせる
シャローイングでは、ダウンスイングでクラブが背中側に倒れることで、遠心力の発生時間が長くなります。
イメージしてください。ハンマー投げの選手が何回も回転してから投げますよね?あれは遠心力を最大化するためです。ゴルフスイングも同じ。クラブが長い時間回転軌道にいることで、より大きな遠心力が生まれます。
神奈川県の大箱根カントリークラブの練習場で、スローモーション撮影して気づいたんです。シャローにすると、クラブヘッドがインパクトまで「溜まって溜まって」最後に弾け出る感じ。この「溜め」が飛距離の源泉なんですよね。
理由③:身体の回転エネルギーを効率的に伝達
シャロー軌道では、腕だけでなく体全体の回転でボールを飛ばします。
スティープだと手打ちになりがち。腕の筋力だけでボールを飛ばそうとするので、エネルギー効率が悪いんです。シャローなら、下半身→体幹→腕→クラブという運動連鎖がスムーズに流れます。
40代の取引先の方が「最近20ヤード落ちた」って嘆いていたので、シャローイングを教えたら2ヶ月で元に戻りました。筋力が落ちても、効率的なスイングなら飛距離は維持できるんです。
3.シャローイングの具体的な習得方法
理屈はわかった。じゃあどうやって身につけるの?ここから実践編です。
ステップ①:トップでの右肘の使い方を変える
シャローイングの第一歩はトップでの右肘の位置(右打ちの場合)。
従来は「右肘を体に近づけろ」と言われましたが、シャローでは逆。トップで右肘が体から少し離れ、背中側を向くくらいでOKです。
練習方法:
- クラブを持たずに素振り
- トップで右肘が空を向くイメージ
- そのままダウンスイング
- 右肘が体の前を通らず、横を通る感覚を掴む
最初は違和感だらけです。僕も埼玉県の武蔵丘ゴルフコースの練習場で1ヶ月くらい格闘しました。でも、ある日突然「これか!」って瞬間が来るんですよ。
ステップ②:切り返しでクラブを背中側に倒す
シャローイングの核心部分。切り返しで意図的にクラブを寝かせます。
「え、クラブ寝かせたらダメって習ったけど?」その通り。でもシャローイングでは「計画的に」寝かせるんです。ここが重要。
感覚を掴む練習:
- トップで一旦停止
- グリップエンドを右腰(右打ちの場合)に向けて下ろす
- クラブヘッドが背中側に残る感覚
- そこから体を回転させてインパクト
プロギア RS ドライバーで練習すると、クラブの重心位置のおかげでシャロー軌道を作りやすいです。特に初心者におすすめ。
ステップ③:体の回転主導でインパクトへ
ここで多くの人が失敗します。クラブを寝かせた後、手で起こそうとしてしまうんです。
正解は「体の回転に任せる」。下半身を先行させて体を回せば、クラブは自然と理想的なプレーンに戻ります。遠心力って凄いんですよ、本当に。
よくある失敗談: 茨城県の鹿島の杜カントリー倶楽部でのラウンド中、シャローを意識しすぎて手打ちに。結果、チーピン連発で83→95に大崩れ。同伴者に「今日どうした?」って心配されました(笑)
体の回転を意識してから、ようやく安定したんです。
4.練習場とコースでの実践ドリル
自宅や練習場で今日から試せるドリルを紹介します。
自宅でできるシャドースイング
まずはクラブなしで動きを体に覚え込ませましょう。
10分でできるルーティン:
- 鏡の前でアドレス(3回)
- スローモーションでトップまで(5回)
- 切り返しで右肘を背中側に引く動き(10回)
- フルスイングをゆっくり(10回)
- 目を閉じて感覚だけで(5回)
僕は毎朝歯磨きの後にやってます。習慣化すると、体が勝手に覚えるんですよね。
練習場での段階的アプローチ
いきなりドライバーは危険。段階を踏みましょう。
推奨順序:
- **ピッチングウェッジで10球:**ハーフスイングでシャロー軌道の感覚を掴む
- **7番アイアンで20球:**フルスイングに近づける
- **5番ウッドで10球:**ドライバーに近い長さで確認
- **ドライバーで20球:**本番
東京都の東京よみうりカントリークラブの練習場は300ヤード以上あるので、弾道の変化がよく見えます。最初はボールが右に出て「あれ?」となりますが、それが正解。徐々にドロー回転がかかって戻ってきます。
ビデオ撮影で自己チェック
スマホでいいので、必ず後方と正面から撮影してください。
チェックポイント:
- トップで右肘が体から離れているか
- ダウンスイング序盤でクラブが背中側にあるか
- インパクト前にクラブが立ち上がっているか
- フォローで体がしっかり回転しているか
自分のスイングを見るのって恥ずかしいんですよね。でも、これやらないと絶対に上達しません。僕も最初「うわ、こんなスイングしてたのか…」ってショックでした(笑)
5.シャローイングで飛距離が伸びない人の共通点
ここまで読んで「やってみたけど飛ばない」という人へ。よくある間違いを指摘します。
間違い①:手首をこねている
シャローにしようとして、手首で無理やりクラブを寝かせる人が多いです。これは偽物のシャロー。
本物は体の動きで自然とクラブが倒れるもの。手首に力が入ると、インパクトでフェースが開いてスライスか、閉じすぎてチーピンになります。
見分け方: インパクト後、左手首(右打ちの場合)が手のひら側に折れていたらNG。フラットか、むしろ甲側に曲がるのが正解です。
間違い②:体重移動ができていない
上半身だけシャローにしても意味ありません。下半身の動きが超重要。
切り返しで左足に踏み込む→左腰を後ろに引く→体が回転する、この流れがあって初めてシャローが機能します。
栃木県の那須小川ゴルフクラブで、プロのレッスンを受けたとき言われました。「上半身じゃなくて、下半身から動かしなさい」って。目からウロコでしたね。
間違い③:タイミングを無視している
シャローイングはタイミング命です。
切り返しの0.1秒が勝負。早すぎるとクラブが寝すぎて下から煽る形になり、遅いとスティープに戻ります。
これは練習量でしか解決できません。週1回の練習で3ヶ月、週2回なら1.5ヶ月が目安。僕は週2ペースで2ヶ月かかりました。
6.おすすめの練習器具とクラブ
シャローイング習得を加速させる道具を紹介します。
スイング練習器具
1. エリートグリップ ワンスピード
重さの異なる3本のスティックで素振り。シャロー軌道だと美しい音が鳴るので、正しい動きがわかりやすいです。
価格:約12,000円 僕の評価:★★★★★
自宅で毎日10分振るだけで、1ヶ月後には体が勝手にシャローを覚えてました。音が鳴る瞬間、脳汁出ます(笑)
2. ツアープロスインガー(通称:うねり棒)

三觜喜一プロコーチが開発したうねり棒は、シャロースイングでインパクトの精度向上やシャフトのしなりで飛距離増加を実現する練習器具です Golfcamp。正直、最初は「なんだこの曲がった棒…」って思いました。でも使ってみたら、シャロー軌道を体に染み込ませるのに最適だったんです。
価格:約12,000円 僕の評価:★★★★★
90cm(36インチ)の長さで室内でスイング練習が可能 Golfcampなのが最大の魅力。棒が曲がってるから、スティープに振ると体に当たって痛い(笑)。自然とシャローな軌道を探すようになるんですよね。しかもコンパクトで持ち運びやすいから、ラウンド前の練習場でもサッと取り出せます。値段も手頃だし、シャローイング初心者には一番おすすめかもしれません。
3. スーパースピードゴルフ
ヘッドスピードアップに特化した練習器具。シャロー軌道だと効率的にスピードが上がります。
価格:約30,000円(3本セット) 僕の評価:★★★★☆
正直高いです。でも、本気で飛距離を伸ばしたいなら投資価値あり。僕は3ヶ月でヘッドスピードが42→45m/sになりました。
シャローイング向けドライバー
1. テーラーメイド ステルス2 ドライバー
低重心設計でシャロー軌道と相性抜群。ミスヒットにも強いので、練習段階でも使いやすいです。
価格:約70,000円 推奨:初級〜中級者
2. キャロウェイ パラダイム ドライバー
AI設計のフェース面が、シャローで入ってもスピン量を最適化してくれます。
価格:約75,000円 推奨:中級〜上級者
群馬県の太田双葉カントリークラブで試打会があって、両方試しました。ステルス2の方が寛容性高くて、パラダイムの方が操作性がある印象です。
7.コースマネジメントへの応用
シャローイングを習得したら、コースでどう活かすか。戦略的な使い方を解説します。
ティーショットでの活用法
シャロー軌道はフェアウェイキープ率が上がります。これを活かさない手はありません。
パー4のティーショットで:
- 左ドッグレッグ:通常のドローでOK
- 右ドッグレッグ:少しオープンスタンスでフェード
- 真っ直ぐ:ティーアップを高めにしてハイドロー
シャローだとボールが左右に大きく曲がりにくいので、攻めのマネジメントができます。山梨県の富士桜カントリー倶楽部で、ドライバー14回中12回フェアウェイキープできたときは、自分でも驚きました。
セカンドショットでの応用
アイアンもシャローで打つと、風に強い球が打てます。
特にユーティリティやロングアイアンで顕著。スティープだとボールが上がりすぎて風の影響を受けやすいですが、シャローなら低めの弾道で距離をコントロールできます。
接待ゴルフで強風の中、5番UTでグリーンに乗せたとき、上司が「おっ、やるな」って言ってくれました。ビジネスチャンスは意外なところに転がってます(笑)
8.レベル別・シャローイング習得ロードマップ
あなたのレベルに合わせた具体的な計画を提示します。
初心者(スコア100以上)の場合
目標:3ヶ月でシャロー軌道の基礎を作る
- 1ヶ月目:毎日自宅で素振り10分+週1回の練習場
- 2ヶ月目:週1回の練習場+月1回のラウンド
- 3ヶ月目:週1回の練習場+月2回のラウンド
焦らないこと。最初の1ヶ月は飛距離より「動きの定着」を優先してください。スコアは一時的に悪化するかもしれませんが、3ヶ月後には必ず成果が出ます。
中級者(スコア90前後)の場合
目標:2ヶ月でシャロー軌道をマスター
- 1ヶ月目:週2回の練習場(各100球)+ビデオ分析
- 2ヶ月目:週1回の練習場+週末ラウンド
あなたはすでに基本ができています。シャローイングという「新しいツール」を追加するだけ。僕と同じレベルなら、2ヶ月で20ヤードは伸びます。
上級者(スコア80台)の場合
目標:1ヶ月で微調整を完了
- 週2回の練習+プロの単発レッスン1回
- トラックマンなどの計測器で数値確認
あなたに必要なのは「感覚の微調整」だけ。プロのアドバイスを1回受ければ、すぐに自分のものにできるはずです。
静岡県の三島ゴルフ倶楽部には評判のいいティーチングプロがいます。1時間のレッスンで的確なアドバイスをもらえますよ。
9.よくある質問と回答
読者から実際に受けた質問をまとめました。
Q1:シャローイングはアイアンでも使えますか?
A:はい、むしろアイアンこそシャローを使うべきです。
特にロングアイアンやユーティリティでは、シャロー軌道の方が確実に打てます。ショートアイアンは少しスティープでもOKですが、基本はシャローです。
Q2:体が硬くてもできますか?
A:できます。むしろ硬い人向きです。
シャローイングは柔軟性より「正しい動きの順序」が大事。体が硬いなら、下半身主導の動きを徹底すれば大丈夫。60代の先輩もマスターしてましたから。
Q3:女性でも効果ありますか?
A:めちゃくちゃあります。
奥さんに教えたら、150ヤードが170ヤードまで伸びました。女性こそ効率的なスイングが必要なので、シャローイングは最適です。
千葉県の木更津ゴルフクラブで夫婦ゴルフしたとき、妻のドライバーが僕の3番ウッドと同じくらい飛んでビックリしました(笑)
Q4:既存のスイングを壊したくないのですが…
A:段階的に取り入れれば大丈夫です。
いきなり全部変える必要はありません。まずドライバーだけ、次にユーティリティ、というように少しずつ。僕も最初はドライバー専用の技術として始めました。
Q5:どのくらいで飛距離が伸びますか?
A:個人差がありますが、2〜3ヶ月が目安です。
僕の場合:
- 1ヶ月目:5ヤード増(誤差範囲?)
- 2ヶ月目:15ヤード増(お、来た!)
- 3ヶ月目:20ヤード増(確信に変わる)
根気強く続ければ、必ず結果は出ます。
まとめ:シャローイングは飛距離アップの最終兵器
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
シャローイングで飛距離が伸びる理由、具体的な習得方法、よくある失敗、実践的なドリル、おすすめ道具まで、すべて詰め込みました。この記事の内容を実践すれば、あなたも必ず飛距離アップできます。
今日から始められること:
- 自宅で鏡の前でシャドースイング(10分)
- 次の練習場でビデオ撮影
- ピッチングウェッジから段階的に練習
3ヶ月後、あなたは20ヤード飛距離が伸びて、同伴者から「何か変えた?」って聞かれるはずです。接待ゴルフでも、家族旅行のゴルフでも、仲間とのラウンドでも、シャローイングはあなたのゴルフを確実に変えてくれます。
神奈川県のレイクウッドゴルフクラブでも、栃木県の日光カンツリー倶楽部でも、どこのコースでも通用する技術。それがシャローイングです。
さあ、次の週末は練習場へ。新しいゴルフライフが待ってますよ!
P.S. この記事が役に立ったら、ゴルフ仲間にもシェアしてあげてください。みんなで飛距離アップして、もっとゴルフを楽しみましょう!





Thank you!!1