ゴルフは「できた方がいい」のか?結論から言います。
結論、ゴルフができると人生の選択肢が確実に広がります。ゴルフじゃなくなってなんだってそうですけど、特にゴルフの場合、ビジネスの場では取引先との関係構築に役立ち、プライベートでは家族や友人との新しいコミュニケーション手段になる。30代の僕自身、5年前にゴルフを始めてから仕事の幅も交友関係も明らかに変わりました。
「でもゴルフって敷居が高そう…」「お金がかかるんじゃ…」そんな不安を抱えている方も多いはず。この記事では、実際にゴルフをやってきた経験から、本当のメリットとデメリット、そして始め方まで包み隠さずお伝えします。
1.ゴルフができた方がいい「ビジネス面」での5つの理由

ビジネスパーソンにとって、ゴルフは単なる趣味以上の価値があります。実際の商談や人間関係の構築において、どのような効果があるのか具体的に見ていきましょう。
接待ゴルフで取引先との距離が縮まる
接待の場としてゴルフが選ばれる理由は、4〜5時間という長時間を自然体で過ごせるから。会議室での1時間よりも、ラウンド中の雑談の方が相手の人となりが見えてきます。
正直な話、僕が初めて接待ゴルフに誘われたとき、スコアは120超え。それでも取引先の部長から「次も一緒に回りましょう」と言ってもらえました。なぜなら、大切なのは技術よりも一緒に楽しむ姿勢とマナーだから。
プレー中に相手のボールを一緒に探したり、ナイスショットを素直に褒めたり。そういった何気ない行動が信頼関係を作っていくんです。
社内の重役とのコミュニケーションチャンス
役員クラスとの接点が少ない若手社員にとって、ゴルフコンペは絶好のチャンス。普段は話せない経営層と18ホール回れば、自然と会話が生まれます。
実際、僕の先輩は社内コンペで役員とラウンドしたことがきっかけで、新規プロジェクトに抜擢されました。「あの時のゴルフで君の人柄が分かった」と後日言われたそうです。
業界内の人脈が自然と広がる
ゴルフ仲間は不思議と業界を超えて広がっていきます。「今度メンバー足りないから来ない?」という一言から、異業種の経営者や専門家と知り合えることも。
僕自身、取引先の方に紹介されたコンペで、今では仕事でもお付き合いしている企業の方と出会いました。LinkedIn で繋がるより、ゴルフ場で一緒にプレーする方が圧倒的に距離が縮まります。
「ゴルフやります」が会話のきっかけになる
名刺交換の後、「休日は何を?」と聞かれて「ゴルフです」と答えるだけで会話が弾みます。
- 「どこのコース行きます?」
- 「ベストスコアは?」
- 「道具は何使ってます?」
共通の話題があると、初対面でも不思議と打ち解けられる。これはゴルフならではの特権です。
ストレス解散と仕事の気分転換になる
デスクワーク中心の仕事だと、運動不足とストレスが溜まりがち。ゴルフは適度な運動量で、プレー中は仕事のことを忘れて集中できます。
月に1〜2回のラウンドが、翌週からの仕事へのモチベーションになる。これは実際にやってみないと分からない感覚かもしれません。
2.ゴルフができた方がいい「プライベート面」での4つの理由

仕事だけでなく、プライベートの充実度もゴルフによって格段に上がります。家族や友人との新しい楽しみ方が見つかるはずです。
夫婦や家族での共通の趣味になる
最近は女性ゴルファーも増えていて、夫婦でゴルフを楽しむカップルが本当に多い。うちも妻がゴルフを始めてから、休日の過ごし方が劇的に変わりました。
「今度どこのコース行く?」という会話が生まれ、旅行先もゴルフ場周辺のリゾートを選ぶように。子供が大きくなれば、家族3〜4人でラウンドするのが今の目標です。
参考:日本ゴルフ場経営者協会 – 女性ゴルファー増加に関する統計
友人グループとの定期的な集まりができる
学生時代の仲間や地元の友達と、月1回のゴルフが定例に。LINEグループで「来月のラウンド予約した!」とメッセージが来るだけでワクワクします。
飲み会だと2〜3時間で終わるけど、ゴルフなら朝から夕方まで一緒。その後の温泉や食事も含めて、最高の1日になります。
旅行先での楽しみ方が増える
北海道、沖縄、軽井沢…どの観光地にも名門ゴルフ場があります。観光とゴルフを組み合わせた旅行プランを立てられるのは、ゴルフができる人の特権。
僕は去年、石川県の「片山津ゴルフ倶楽部」でプレーしてから加賀温泉に泊まるプランを組みました。絶景の中でのラウンドは、今でも忘れられない思い出です。
生涯続けられる趣味として最適
ゴルフは70代、80代でも楽しめる数少ないスポーツ。実際、ラウンド中にお会いする70代のベテランゴルファーの方々は、本当に元気で楽しそう。
若いうちから始めておけば、定年後も続けられる趣味として一生の財産になります。
3.ゴルフができた方がいい「健康面」での3つのメリット

運動不足解消だけでなく、心身の健康にも多くのメリットがあります。デスクワーク中心の現代人にこそ、ゴルフは最適な運動と言えるでしょう。
1ラウンドで約8〜10kmの有酸素運動
カートを使っても、ティーグラウンドからグリーンまでの移動やボール探しで、かなりの距離を歩きます。1ラウンドで約8,000〜10,000歩は確実に歩くので、運動不足解消には十分。
スマートウォッチで測ったら、消費カロリーは1,200〜1,500kcal。これはジョギング2時間分に相当します。
屋外での運動でリフレッシュ効果
青空の下、広大なフェアウェイを歩く開放感は格別。日光を浴びることでセロトニンも分泌され、自然とストレスが軽減されます。
デスクワークで凝り固まった体をほぐし、新鮮な空気を吸える。これが翌週からの仕事への活力になるんです。
集中力と判断力のトレーニング
ゴルフは「止まっているボールを打つだけ」なのに、風向き、傾斜、距離、クラブ選択…考えることが山ほどあります。この判断と実行のプロセスが、脳のトレーニングに。
プレー中は余計なことを考えず、目の前のショットに集中する。この切り替えが、仕事での集中力向上にも繋がっていると実感しています。
4.ゴルフを始める前に知っておきたいデメリット

メリットばかり語ってきましたが、正直なところデメリットもあります。始める前に知っておくべきリアルな部分もお伝えします。
初期費用が3〜5万円は必要
クラブセット、シューズ、グローブ、ボール…最低限揃えると3〜5万円はかかります。ただし、最近は型落ちモデルや中古品で質の良いものが手に入るので、工夫次第でコストは抑えられます。
おすすめは「ゴルフパートナー」などの中古ショップ。僕も最初はここで2万円のセットを買ってスタートしました。
1ラウンドに6〜8時間かかる
早朝スタートなら朝6時集合、終わるのは午後2〜3時。その後の食事や温泉まで含めると、ほぼ1日が潰れます。
これを「贅沢な時間の使い方」と捉えるか、「時間がもったいない」と感じるかは人それぞれ。僕は前者ですが、家族との時間を優先したい時期は確かに難しいかもしれません。
上達まで時間がかかり挫折しやすい
正直、最初の半年〜1年は全然うまくいきません。僕も練習場で空振りを連発し、「自分には向いてないかも…」と思ったことが何度もあります。
でも、100を切った瞬間の達成感は今でも忘れられない。少しずつ上達する過程を楽しめる人には最高の趣味です。
プレー費用が1回1〜2万円
これが一番のネック。平日なら8,000円程度のコースもありますが、休日は1万5千円〜2万円が相場。月1〜2回でも、年間で20〜30万円はかかります。
ただ、ゴルフ場予約サイトを賢く使えば、この費用を大幅に抑えられます。僕が実際に使っているのは、普段の買い物で貯めたポイントが使える予約サービス。プレー費用の一部をポイントで支払えるので、実質的な出費が減るんです。
例えば、15,000円のラウンドでも3,000ポイント使えば12,000円。さらに予約時にもポイントが貯まるので、次回のラウンドがまたお得に。この「ポイントの循環」が本当に助かっています。
しかも、ゴルフ場の選択肢が豊富で、レッスンや道具のレンタルまでまとめて予約できるのが便利。初心者の頃、クラブを持っていなかった時期も、レンタルセット付きプランで気軽にラウンドできました。
特に普段から楽天市場やその他の楽天サービスを使っている方なら、こういった総合的なゴルフ予約プラットフォームを使わない手はありません。僕の場合、年間で約5〜8万円分のポイントをゴルフに充てているので、実質的なコスト負担がかなり軽くなっています。
5.初心者がゴルフを始める具体的なステップ

「やってみたいけど、何から始めればいいの?」という方向けに、実際に僕が辿った道のりをベースにステップを紹介します。
STEP1:打ちっぱなし練習場で基礎を学ぶ
まずは練習場で基本のスイングを身につけましょう。最初は7番アイアンだけで十分。ボールに当たる感覚を掴むことが最優先です。
おすすめ練習場(首都圏):
週1回、1時間程度の練習を1〜2ヶ月続ければ、コースデビューの準備は整います。
STEP2:初心者向けレッスンに参加する
独学で変な癖がつく前に、プロのレッスンを受けるのが上達の近道。グループレッスンなら1回3,000〜5,000円程度で受けられます。
おすすめレッスンスクール:
- ライザップゴルフ(短期集中型)
- サンクチュアリゴルフ(初心者・女性向け)
僕は最初の3ヶ月だけグループレッスンに通い、基礎を固めました。これが後々すごく役立ちました。
STEP3:最低限の道具を揃える
初心者が最初に揃えるべきもの:
- ゴルフクラブセット(中古で2〜3万円)
- おすすめ:キャロウェイ WARBIRD セット
- ゴルフシューズ(5,000〜10,000円)
- おすすめ:アディダス コードカオス
- グローブ(1,000円程度)
- おすすめ:フットジョイ WeatherSof
- ボール・ティー(2,000円程度)
- 初心者は格安ボールで十分
ウェアは最初は動きやすい服装でOK。徐々に揃えていけば問題ありません。
STEP4:ショートコースでコースデビュー
いきなり18ホールは大変なので、まずは9ホールのショートコースがおすすめ。プレッシャーも少なく、基本的なコースマナーも学べます。
おすすめショートコース(関東):
友人や家族と気軽に回れる環境で、まずはゴルフの楽しさを体感しましょう。
STEP5:初ラウンドは経験者と一緒に
本格的なコースデビューは、必ず経験者と一緒に。ペース配分やマナー、トラブル時の対処法など、教えてもらいながら回れます。
僕の初ラウンドはスコア135。それでも「よく頑張った!」と先輩に褒められ、ゴルフが好きになりました。完璧を目指さず、楽しむことが何より大切です。
6.ゴルフができた方がいい人・向いている人の特徴

すべての人にゴルフが必要とは言いません。でも、こんな人には本当におすすめしたいです。
ビジネスで人脈を広げたい人
営業職や経営者、フリーランスで仕事の幅を広げたい方には、ゴルフは最強のツール。自然な形で信頼関係を築けます。
長く続けられる趣味が欲しい人
「定年後も楽しめる趣味」を今から探している30〜40代には特におすすめ。早く始めるほど、上達も早く長く楽しめます。
家族や友人との時間を大切にしたい人
一緒にラウンドすることで、会話が生まれ関係性が深まる。これはゴルフならではの魅力です。
適度な運動でリフレッシュしたい人
激しすぎず、でもしっかり体を動かせる。運動不足解消とストレス発散を両立できます。
よくある質問|ゴルフができた方がいいのか迷っている方へ
最後に、よく聞かれる質問に答えます。
Q:運動神経がないとゴルフは無理?
A:全く問題ありません。 ゴルフは他のスポーツと違い、止まっているボールを打つスポーツ。運動神経より、練習量と正しいフォームの方が重要です。
僕自身、学生時代は体育の成績が2でしたが、今では100切りを達成しています。
Q:お金がかかりすぎて続けられない?
A:工夫次第で月1万円以内も可能。 平日の早朝や薄暮プレーなら5,000〜7,000円、練習場も打ち放題なら1,500円程度。
さらに、ポイントが貯まる・使える予約サービスを活用すれば、実質的な負担はもっと減らせます。僕は普段の買い物で貯めたポイントをゴルフ代に充てているので、月2回ラウンドしても財布へのダメージは最小限。予約のたびにポイントも貯まるので、続けるほどお得になる好循環が生まれています。
ゴルフ場の選択肢が多く、レッスンや道具レンタルまで一括で予約できる総合プラットフォームを使えば、初心者でも安心して計画的にゴルフライフを楽しめますよ。
Q:女性や高齢者でも始められる?
A:むしろ今、女性ゴルファーが急増中。 ドレスコードも緩和され、おしゃれなウェアも増えました。60代、70代から始める方も珍しくありません。
Q:接待ゴルフって本当に必要?
A:業界による。 IT系やベンチャー企業では減少傾向ですが、メーカーや建設、金融業界ではまだまだ現役。でも「仕事のため」より「純粋に楽しむ」姿勢の方が大切です。
Q:スコアが悪いと恥ずかしい?
A:初心者だと伝えれば、みんな優しくフォローしてくれます。 むしろ下手でも一生懸命な姿勢の方が好印象。僕も最初のスコアは135でしたが、誰も馬鹿にしませんでした。
まとめ:ゴルフができた方がいい理由は「人生が豊かになる」から
ゴルフができると、確実に人生の選択肢が増えます。
- ビジネスでの信頼関係構築
- 家族や友人との新しいコミュニケーション
- 健康的な趣味として一生続けられる
- 旅行やイベントの楽しみ方が広がる
デメリットとして費用や時間はかかりますが、それ以上の価値があると断言できます。特に費用面は、ポイントが使える予約システムを活用することで、想像以上に負担を減らせます。普段の生活で貯めたポイントをゴルフに回せば、趣味として十分に続けられる範囲に収まるはずです。
「いつか始めたい」と思っているなら、今が始め時。1年後、あの時始めて良かったと思える日が必ず来ます。まずは近くの練習場で、7番アイアンを握ってみることから始めてみませんか?
ゴルフは完璧を目指すスポーツではなく、仲間と楽しみながら少しずつ上達していく過程を楽しむもの。あなたもゴルフのある人生、始めてみませんか?





コメント