【ゴルフスイング】今日からはじめるあなたへ!初心者講座 基礎中の基礎編

Golf swing basic

ゴルフスイング

ゴルフは野球やテニスと違って止まってるボールを打つだけなので一見簡単そうに思えるんですが、止まっているボールをいつも同じように打つのがどれだけ難しいことか。はじめはボールにすら当たらず空振りしてしまいます。

何事も基本が大事ということで、今回は本当に基礎中の基礎!今日から始める初心者さんも必ず上級者へ行くことができるおすすめの練習方法を紹介します。

最善手ではありますが、ゴルフスイングの基礎編として役立ててください。

1.アドレス

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正しいスイングのためにまずはアドレスから行っていきます。

うまくボールを打つにはまずいい構え=アドレスをすることが前提です。最初が肝心ですが、最初はこれがなかなかうまく行きません。

以下の順序でしっかりマスターしましょう。ちなみに初心者はPWとか9Iぐらいの短いアイアンでスイングを作っていくことをおすすめします。間違ってもドライバーからやってはいけません。

  1. まず両足を肩幅よりやや狭めに開きます
  2. ボールを両足の真ん中に置きます
  3. 背骨を意識して約20度ぐらいの角度のイメージで前傾します
    この時腰から前傾するようにして背中を丸めて頭だけ下げないように注意  します
  4. 膝を軽く曲げます
  5. 両足の向き、腰の向き、肩の向き、すべてが目標方向へ向いているか確認します

これでアドレスの完成です。

2.グリップ

アドレスを理解したら次はクラブと身体の唯一の接点であるグリップです。

グリップの握り方には6つほど種類があります。

  • フック(ストロンググリップ)
  • スクエアグリップ
  • ウイークグリップ
  • インターロッキング
  • オーバーラッピング
  • ベースボール、テンフィンガー

いろいろな握り方がありますが、最初は自分が一番しっくりくる、一体感を感じられるグリップを選べばいいです。先ほどの順序で作ったアドレスから両手をだら~んと落とした位置で握るのが理想です。

ここで注意することは強く握りすぎないこと。初心者は「ギュッ」と強く握ってしまいがちですが、一番強く握る力を10とすると3~4ぐらいで十分です。

グリップの握り方によって弾道も変わってくるので大事な基礎部分です。

グリップの握り方6種類の解説

グリップを手のひらのどこに沿わせるか、フィンガー/パーム/セミフィンガーの3種類を試してみましょう。

  • スクエアグリップ|中心からやや右側
  • フックグリップ(ストロンググリップ)|中心から右側
  • ウィークグリップ|ほぼ中心

基本的にはグリップのロゴを基準に位置を決めていきます。

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現在一番ポピュラーな握り方がオーバーラッピンググリップです。右手の小指を左手の人差し指と中指の間に乗せる形で握ります。初心者はまずこの握り方で試してみましょう。

オーバーラッピングの特徴

・初心者の方はまずこの握り方がおすすめ
・左手手動のスイングがしやすい
・右が効きすぎるのを防ぐ
・精度が上がるので必然的にミスショットしにくい。

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両手の一体感が得られ、しっかり握った感があります。アームローテーションがしやすく、手の小さい人や腕力に自信がない方におすすめの握り方です。

インターロッキングの特徴

・絡めた右手小指を痛めることがあるので気を付ける
・右手が効きすぎるがゆえ「手打ち」になりやすいので注意
・手が小さい方や腕力がない方に適切

ベースボールグリップは、野球のバットを握る形なのでベースボールグリップと呼ばれています。指を絡めたり、重ねたりせず、10本の指すべてで握るので、別名テンフィンガーグリップとも呼ばれます。

単純明快なので握り方は簡単ですが、ボールへのアプローチが難しく難易度が高い握り方ではあります。

ベースボールグリップの特徴

・ヘッドを走らせやすく飛距離が出やすいのが一番のメリット
・体と左右の手の動きがバラバラになりやすいので難易度が高い握り方

グリップを手のひらのどこに沿わせるか決める

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グリップを手のひらのどこに沿わせるか、フィンガー/パーム/セミフィンガーの3種類を試してみましょう。

  • フィンガー|主に指で支える握り方
  • パーム|主に手の平で支える握り方
  • セミフィンガー|フィンガーとパームの中間の握り方

左手でグリップを握るときの親指の位置を決める

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  • ロングサム|親指全体で支える
  • ショートサム|親指の先で支える
  • ノーマルサム|普通に握りしめる

左手でグリップを握るときの親指の位置にも意味があります。弾道へ大きく影響します。

3.ボールの位置

ボール位置はクラブの長さによって変える必要があります。アドレス練習では、両足の真ん中にボールを置くとしましたが、それはPWや9Iでの位置です。

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クラブが長くなりにつれてボールは左足に寄せます。スタンス幅もつれて多少広くなっていきます。

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ただ、最適なボールの位置は人によって微妙に違ってくるので、上達するには練習でボールを半個ずつぐらい上下左右に動かして適正な位置を見つけることも重要となってきます。

4.テイクバックからトップへ

アドレスとグリップが完成したらいよいよスイングの始動です。

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アドレスからクラブを振り上げていく動きをテイクバックといい、グリップの位置が一番上まで来た時点、切り返す位置をトップといいます。

テイクバックは、腕の力だけで振り上げようとせず、腰を回して行きましょう。右足の内側と股関節(右打ちの場合)で体重を受け止める意識でしっかり捻転します。

またコックは手のひら側ではなく、親指側に折る(コック)意識ですので間違わないようにしましょう。

5.トップからダウンスイング(切り返し)インパクト

トップまでクラブが来たらここからダウンスイング(切り返し)~インパクトとなります。ここがゴルフスイングで一番重要かつ一番難しい部分です。

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初心者はボールにクラブヘッドをちゃんと当てたい意識が強すぎて、手からボールへ向かいがちです。でもそれは間違い、失敗のもとです。

下半身から動かしていくようにして、イメージとしては左ひざ→左腰→胸→腕→クラブヘッドの順番で動いていくようにします。時間にして一瞬の動きなので難しいのですが、ボールに当てに行く、打ちに行く、という意識を捨てたほうが上手くいくと思います。

さらに言うと、腕を速く、強く振るより、クラブヘッドを速く動かすイメージで振るほうが上手く行きます。そのためにもグリップは強く握らないほうがいいのです。

6.フォロースルーからフィニッシュ

ゴルフスイングは「フィニッシュが決まったときはきれいなスイングができた証拠」と言われます。

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ボールを打った後の動作ですが、これもとても大切です。
ボールをインパクトした後にしっかり左足に体重を乗せていき、胸が目標方向を

向き、グリップの位置が左耳の横までしっかり収まるようになればきっといいショットになるでしょう。

まとめ

ゴルフは基本がとても大事です。そのためには初心者は最初の半年でもいいのでゴルフスクールで基本中の基本からティーチングプロに習うことをおすすめします。私はゴルフ初めて約30年、自己流でやってきましたが、最初にしっかりプロに教えてもらっていればもっと上達も早かっただろうし、上手くなっていたかもしれない、かなり遠回りしたな、とかなり後悔しています。

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